itagakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

思い出した昔と、思い出す現在、両方の日常を丁寧に表現されていて、だからこそ昔と今の対比が浮かび上がってくるのだと思う。とてもよかった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

それぞれのキャラクターに掘り下げがあって意外に引き込まれる。
コマ送りで写真を撮りながら1人でこれを作るなんて、執念だなあ。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

3.9

時を超えるリモコンスペクタクル。
90分間ドタバタの展開なんだけども、
終わって思い返してみたら、結局何も起こってないやんっていう、このくだらなさが最高。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

2人の子供が子供なりにいろいろ感じ取りながら"友達"になっていく。
親子関係も人間関係の一つなんだなと改めて思いました。
クレープ焼くシーンが可愛かった。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

全シリーズと今シリーズ最大の違いは、恐竜を手のつけられない自然としてみるか、恐ろしくもあるが共生を模索すべき相手としてみるか。
メッセージを現代的に再構成して、かつ迫力があって面白い。
恐竜の映像はも
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.6

歴史スペクタクル映画。
清野さんのアクションと、王騎将軍の問答はとても良かった。
個人的にはこの戦いは、中華を舞台にした戦のスケールを表現することに注力して、蚩尤の背景はもっと後の方が良かったのではな
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

ハートフルないい映画だった。
親父というのはいいこと言いたがりなとこある。

浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

嫌な奴がいない映画。
その家族だけで共有されてきた物語なのに、見ているうちに自分の家族を思い出す不思議。

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

恋愛にとどまらず人の成長や姉妹の関係性まで描いてあって、思わずいい映画だった。
鼻水流すシーンは、泣くシーンとして今年度多分ベスト。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

男性から見た女性像だなぁというのと、関西弁のセリフが浮いて聞こえてしまって入り込めなかった。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.7

常に糸電話で聞いてるかのような音で、聞いちゃいけない話を聞いてるようだった。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

砂漠の映像美とサンドワーム怖さは十分すごかった。
ただストーリーが遅々として進まず、セリフも説明的。特に、主人公が予知能力を持っていて、重要シーン(未来)が随所で語られる結果、観客からすると知っている
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

クライマックスの持って行き方が素晴らしかった。
家族の強さと人の可能性を描くのに、これ以上、足すことも引くことも何も必要ないと思う。
兄貴、めちゃええやつ。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.7

ちょっと"ワル"なことがかっこよく見えて背伸びしてしまう感覚とか、昔を思い出して苦虫噛み潰したくなる気持ちもある。
だれしもが通ったであろう、子どもから一歩大人に近づいていく姿には共感。
くだらないけ
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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.7

残していった人たちへの敬意もあって好感持てました。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

子ども視点から描くことで地域紛争ではなく、小さなコミュニティの日常の話として愛おしい物語になっている。
あんなに好きだった街の風景が変わってしまった感覚、好きだけど離れざるを得ない気持ち、離れられず離
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

雑誌を模したオムニバス形式の洒落た映画。
アンニュイ・シュール・ブラゼって言う街の名前が最高。
あんなに自分の取材記事はかけるのだから、もう少し、追悼記事書いてあげて...
乗れない部分もあるので、万
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

緊迫感のあるドラマと魅せる構成。
なのだけど、これだけ大きなネタなら、もう少し慎重に色々な角度から記事の裏取り進めるのではないかと思う。(誤報です、と相手に言われて覆されないレベルの)
真実味、本当に
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

会話劇だけど、呼吸や表情、周りの小道具等からその人がどんな人生だったかが読み取れて、いい映画だなと思いました。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.7

一言で言うと、クロサギ的な内容。
これまで協力してきたコンフィデンスマン同士のバトルが観られるのか、と序盤ワクワク。
特に、松重さんには最初から最後まで騙されたし、最後にジェシーとスターの活躍も見られ
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.7

エイリアンズ、改めて聞くとやっぱりいいな。

全体的にぬめっとしたというか、間伸びした感じはあるけど、
明け方の眠いんだけどまだ覚めてほしくない怠さみたいなものが、映画の1つのテーマでもあるので、これ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

これまでのキングスマンと違って、泥臭くて葛藤の見える作り。
子どもを戦争には連れてかないが戦いには巻き込むんかい!とかツッコミはあるけど、それも葛藤ゆえか。

大きな歴史の流れの中であくまでも歴史の裏
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

見終わって、今はいない大切な人を偲んでおりました。
ドライブと岡田将生との会話が、主人公にとっての本読みの機能を果たしていて、そのことが見ているこちら側にも静かに伝わっている。
ドライブマイカーという
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

ものすごく勉強になった。
こうした日頃語られなかった物語を伝えることも、映画の1つの側面だし面白さだと思う。
映画をきっかけに少しでも救いのある世の中になってもらいたいものです。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

雰囲気は良かった。福山雅治と石田ゆり子だから、自分の世界とは違う遠い出来事として作品と距離を保ってみれたのは良かった。
主人公がギターを弾けなくなったことと、回復したことの掘り下げがもう少し欲しかった
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

鬱の主人公やストーカー気質の仲里依紗だけでなく、純然たるいい人の顔おした店長ですら何か不気味さを残していて、演技のバランスがすごいなと思いました。簡単な役どころが一つも見当たらない。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

アメリカの田舎のヤンキーだったのに、今やアベンジャーズ。
今回は、過去を深ぼる展開になっていて、随所に昔のシリーズに見られたようなカーレースシーンがあって、懐かしかった。

ハラハラとコメディとファミ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.7

面白かった。
友情、努力、勝利のジャンプのような映画なので何も気にせず見れるのがいい。特にドラケン。この映画では一人勝ち。
インテリヤクザっぽい2人の役所は重要そうなのに、いなくても話が成り立ちうると
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

音楽とUの中の映像はとても素晴らしく、特に主人公の歌声は映画館の設備の良さもあって、息遣いまで感じられとても引き込まれる。
現実世界側の描き方で登場人物が動いているのに風景の動きがほとんどなかったり、
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.8

素直に面白かった。戦闘シーンの夜戦の感じも、戦いに巻き込まれた人たちの描き方もこれまでの作品とは全く違うクオリティ。
原則論に固執する主人公の純粋さが若くも危うくもある。タクシーの運転手にも嗜められ、
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

歌姫も説得力のある圧倒的な実力だったけど、それよりも、その直後のサーカスのみんなの「隠されるものじゃない、これが私だ」という渇望と叫びの部分が力強くてとても素晴らしかった。
主人公が周りに助けられてば
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

原作綿矢りさと監督ならではの等身大の自意識の描き方が良かった。

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

緊迫した冒頭から巴と出会って少しずつ緩んでいく心情と、その裏側で高まる幕末の緊張感が良いバランスで描かれていたので、最後まで集中して見れた。
表面的に冷たい人間の、温かい部分を少しずつ出していくような
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