itagakiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

認知症の当人から見た戸惑いと怖さ。どこまで正しく再現できているかわからないけど、この映画を見る前と後では少なくとも認知症への印象が変わったし、相手を理解しようと思った。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

確かに映画としている部分、いらない部分の取捨選択やバランス感はあるけども、原作の流れはむしろしっかり過ぎるほど辿られている。
多くの人が指摘する通り、そんなにひどくないと思う。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

ノンフィクションをノンフィクションなキャストと作っている稀有な作品。
単なる生活スタイルではなく、一つの死生観、世界観をもつものとして描かれていて、行政でいうところの路上生活者では括れない意味がある。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

遂に完結。
これを作った人たちはネジがやっぱり飛んでるなと思いました。(主に映像的な意味)
ちゃんと元の雰囲気を残しつつ、レイやカヲルくん、主人公が親代わりになってくれたものも、あたらしい世界で彼らな
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.8

舞台挨拶の中継からしっかり鑑賞。
殺陣のスピード感、躍動感はシリーズトップ。
やや惜しいのは、薫に対して巴の影が強いので、もう少し薫らしい明るさが出たらいいのにという部分と、巴の人柄が初見の人はわから
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.4

悲しいのに強くてあたたかいとても良い映画でした。主人公の凪沙のボールの拾い方、歩き方ひとつとっても、彼女がどれほど女性として女性らしく生きてきたのかということがわかるし、仕草、触れ方ひとつとっても2人>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

あの子は、あの人と、自分にも相手にもレッテルをつけて、つけられたレッテルに縛られて生きるのをやめてはじめて1人の人としての魅力を放つ生き方ができる。
もちろん、そのレッテルの中に生きることを覚悟する生
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

こういう誰でもある物語の語り方が上手いなと思った。
私にとっては昔を少し思い出す映画でも、例えば20代、10代の時に見てたらどう思うんだろうか。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

Queenに対する敬意と愛がある映画でとても良かった。彼らが世界中で愛されてる理由がわかった。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.6

コメディとして面白かったし、何度か声を出して笑ってしまった。
全体的にコメディタッチが続いて、だらっとしてしまっていたので、もう少し緊張感があったら良かったと思う。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

普通を普通な感じで映してかつ尊いものだと気付かせるのは、素敵なことだと思います。
星の王子様を思い出しました。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

ポケモンをリアルにすると可愛く無くなるのではないかと心配だったけど、バランス保ってたので、よかった。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

泣いた。こうやって、人の想いは繋がれていくのだなと思う。
惜しむらくは、敵の魅力がもうイマイチ。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

驚きの最後というよりは、気持ちの良い方にラスト向かってくれたので爽やかな気分になることができた作品。

ヒロインの関水渚さんが素晴らしい。他のキャラクターが全て裏の計算がある役所な中で、一人だけ裏表の
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

14歳の少女のフィルター越しに、どう見えているのか、解像度を合わせて出来事を映してる。主人公の物語により入り込んでいける作りになっていると思います。

ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.7

あくまでも、人類の危機の時代を生きた者として語られる彼女の固い信念は、一方で大変な葛藤の中にあったものと信じたい。

説教臭くならず、ちゃんと人間ドラマとして成立していたので好感が持てました。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.9

皮肉的でロマンティック。
風変わりな主人公に母親が秘密を明かすシーンとかとてもよかった。
映画が終わったら雨が降っていて、映画の余韻に浸りながら街を歩いてた。雨の時期にこの映画を当ててきた映画興行師の
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劇場(2020年製作の映画)

3.7

松岡茉優がいじらしすぎて余計に主人公への嫌悪がただただ増していき、最後にちょっと盛り返したけど、そこに至るまでの失点が多すぎて、やや不快感が優ってしまった。

こういうのの主人公は、何をやっても憎めな
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.6

みんなスターだからか、登場人物が損をしない。もう少しハラハラさせてもらいたかった。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

誰からお金を取るかビジネスモデルの描き方として参考になった。

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

映画館で観ることができて幸せ。
23年経ってなお、森と共に生きる方法は見つからないけど、生きねば。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

白黒版を鑑賞。白黒の方が、質感と没入感があって引き込まれた。
好きなジャンルでは全くないけど、今見といてよかった。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.5

精神分析的な作品。終始暗澹たるトーンで、上手くいってるシーンでも、いってないシーンでも、常にああ、誰か死ぬんだろうな、と思いながら鑑賞。

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.7

一回ちゃんと我々の予想を裏切ってくれたところが、ちゃんと映画だった。
心に余裕がなくなった時にまたみよう。