もはやMI。最後の決戦がサモアだったのは素晴らしいチョイス。
個人のスタンスにより評価は分かれる。最初裸でコンテナにコートを取りに行く徹底ぶりは素晴らしかった。
学校では戦争を知識として教わってきたけど、自分は戦争について何も知らないなと思った。
膠着した塹壕戦の中、14.5kmを駆け抜けるということがどういうことか、少しだけ理解できた。
構図や絵で伏線やメッセージを伝えていて、とてもかっこよかった。
今年度間違いなくベストの一本。
ポップでコメディタッチだけど、すごくいろんな感情が揺さぶられる映画だった。
主人公も、スカレットヨハンソンもエルサも素晴らしかったし、グレンツェンドルフ大尉の勇気と彼>>続きを読む
ちょっと泣きそうになった。東京砂漠を生き抜くには、こういう温かい何かが必要。
制度に任せずに、隣人を助ける、理不尽には怒りもするけど、
すごく真っ当で、人間らしい。
映画好きな人が、撮りたい思いを尽くして撮った映画って感じがする。
設定と全体のストーリーのバランス感覚の甘さもあるし、演技の拙さはありつつ、もがいてる部分が色々伝わったし、
そういう部分こそ、青春ロー>>続きを読む
安定して面白い。
でも映画のスケール感ではなかったと思う。
役者がみんなスターになりすぎたのかしら。
この映画を見て良かったと思う人はいないと思う。
誰もが目を覆いたくなる(けど、見ずにはいられない)
自分はいるのに、あたかもいないかのような扱いを受ける。
自分が見ている風景や信じていたものが、本当>>続きを読む
離婚劇を観て、こんなにも夫婦・家族を思いやるっていいなあ、と思ったのは初めての経験。
スカーレットヨハンソンがラストに相手を呼び止めて、靴紐を結んであげるシーンで思わずうるっときてしまった。
スカー>>続きを読む
音楽映画であり恋愛映画でもあり、ロードムービーでもある、いろんな顔のある映画。
主人公たちのアンビバレントで煮詰まった関係が、ものすごく効果的に描かれていたと思う。
お勧めできるかというと、好き好>>続きを読む
探偵はバーにいるシリーズをアメリカ風にした感じ。
結果として変わらないとわかってても、誰かのために動くことはあるのだ。
個人的には邦画の今年ベスト。
コンクールを競い合う、それぞれのコンクール参加者同士が、お互いの音楽に触れながら、成長する物語。
コンクール参加者の演奏以外にも、自然が奏でる音までが演奏者を導いていて>>続きを読む
伊坂幸太郎の原作映画を見終わった時って、同じ感覚になるよね。
違う人が撮ってるのに。
程よい生活者感があってよかった。三浦春馬はまだ若いのもいけるんだなあ。
この映画を見て、まだ自分は愛に飢えたことはないなと安心した。
これどうやって撮ってるんだろうと思うシーンがあって、ライブシーンにもいろんな表し方があるなあ、と思った。
バトルは楽しいし、ルフィと仲間の信頼も感じられてワンピースぽい。
ただ共闘というのであれば、それぞれが持っている能力や特徴を活かした意味のある連携にして欲しかった。
とりあえず今いるこいつらで同時に必>>続きを読む
映像の綺麗さだけでなく、動物の動きまでしっかりトレースされている。
正確には野生と動きは違うと思うけど、"自然"に思えるだけでもうすごい映画。
シンバかわええ。
ミュージカルであり、姉弟の絆の物語であり、ファミリームービーであり、
ひたむきな上白石萌音を応援したくなってしまう、アイドルムービーでもある。
荒削りながら上白石萌音の才能光る映画。
新海誠(とRADWIMPS)最新作。
アニメーションの絵で見せる演出と、音楽の店舗で一気に失踪した感じ。
ただ雨が降ってる絵、晴れた絵をここまでファンタジー魅せられるのは素晴らしいと思う。
まだ大人>>続きを読む
ストーリーを知っているはずなのに完成されすぎて鳥肌が。
小さな頃の自分に会えるとしたら、ジャスミンのように気高く、ジーニーのように友達思いで、アラジンのように誠実に生きろと言うと思う。
あと、魔法の絨>>続きを読む
前半の日常生活シークエンスと、後半の黄泉の国シークエンスに分かれる。
後半は映像的にはほとんど千と千尋の神隠しの実写版で、話はオルフェウスなのが気になりはしたし、
いい人がした善行が帰ってくるところ>>続きを読む
執着を客観視させられる嫌悪と、出演者の人間らしさへの愛着と、ごちゃ混ぜになった変な読後感。
主人公が執着している自分をどんどん客観視していくように、周りの登場人物へ視点が移っていくのはよかった。
きっ>>続きを読む
やりたいことはなんとなくわかるけど、コメディータッチにもシリアスにも振り切れない感じがイマイチ。
ちょっと色々軽すぎたな、という印象。