バイロン・ハワードらしい卒なくまとまった作品。彼の監督作ってディズニー映画としては良いけど、個人的には物足りない。
ディズニーリバイバル以降、ようやくラテンアメリカをフィーチャーした長編作品(ピクサ>>続きを読む
ここ数年のディズニー短編の中では凡作だと思う。久々のセルルックで絵的にはそれなりの仕上がりだが、セッティングが基本地味な浜辺なので、あまり有り難みも感じず。キャラクターデザインも特別凝った感じなし。ス>>続きを読む
ジェームズ・ワンの80'sホラーグレイテスト・ヒッツ映画。
これ、ジェームズ・ワンが相棒リー・ワネルの『アップグレード』観て、「ワイも人体乗っ取りアクションやりてえ!」ってなって作ったんじゃね?映画>>続きを読む
丁度いい面白さの映画だけ撮るトミー・ウィルコラの新作だぞ。
夫は妻を、妻は夫を殺害しようと計画中。休暇中の別荘で実行を試みるも、そこに脱走して来た殺人囚が合流してしまい、なし崩し的に血みどろグッチャ>>続きを読む
ラライン好きなのに観てなかった。エマが無茶苦茶過ぎて笑う。
いつも撮影と音楽が良いラライン組。撮影は常連セルヒオ・アームストロングで音楽はニコラス・ジャー。大体この辺の座組で基準点超えて来るから安心>>続きを読む
ボクシングそのものを描く珍しいボクシング映画。
市井のボクサーとボクシングジムについての身も蓋もないリアルを描くのが面白い。吉田恵輔自身がボクシングをやっているので実感持って描けている。監督が殺陣指>>続きを読む
ジェームズ・ワンがどちらかと言えばアクション畑なの表明出来た作品。
『狼よさらば』のブライアン・ガーフィールド原作で、どれもこれも似たような話ばっかだなと呆れつつ、一定の面白さがある「街のダニ共死刑>>続きを読む
『遊星からの物体X FC』でハリウッドにうんざりした監督が地元帰って撮った戦争映画。
スヘルデの戦い自体は西部戦線の中でも結構重要な戦いみたいだけど、英題にある様に「忘れられた戦い」だったみたい。主>>続きを読む
何だかんだクロエ・ジャオの中では一番好き。上手く行ったザック・スナイダー的ヒーロー映画という印象。
MCUとしてはいよいよバランス取り難しくなって来てる感は否めないが、ファイギが良いなら良いか。クロ>>続きを読む
クロエ・ジャオのサウスダコタ三部作の初まり。やはりデビュー作観ると作家性がよく分かる
サウスダコタ州のパインリッジ・インディアン居留地に住むラコタ族の兄妹に、ほぼ本人役を演じさせる方式。国内ですら知>>続きを読む
リドスコ集大成過ぎる。これ遺作だったら完璧な終わり方だけど、まだバリバリ働くみたい。
ある強姦事件の顛末を三つの「真実」を提示して語る『羅生門』形式。差異の演出がとても繊細で、あの時目が合ったかどう>>続きを読む
90年代ニューシネマ・リバイバルの中で一番寿命長いのこれだと思う。
リドリー・スコットとしては、同世代の作家たちがニューシネマ時代体験したのに自分は乗り遅れた感があったのかな。俺がやったらもっとスゴ>>続きを読む
80'sカルト映画、アメリカ人がめっちゃ好きなやつ、くらいの印象しかないまま観た。
冒頭で宣言される通り、1963年という舞台設定が「古き良きアメリカ」のラストイヤーである事が重要。『アメリカン・グ>>続きを読む
グラディエーター世代なので断片的には100回くらい観てるけど、ちゃんと観たの初めて。変な映画。
需要ゼロだった「剣とサンダル」映画をこれ一本でリバイバルさせた功績というか影響力は改めてスゴいと思う。>>続きを読む
前作までのフォーマットをハズして来たのが吉と出たかは不明だが、何だかんだ面白い。
オバケに困った家族とオカルト夫婦の心温まる交流を丁寧に描いていたジェームズ・ワンの前2作とはテイストを変え、今回はオ>>続きを読む
小説の映画化を越えて、佐藤泰志の為に作られた映画だと思う。
佐藤泰志原作で初の短篇映画化。原作自体の要素が少ないからこそ、映画として作る上で複合的な作品になって行く。一番は佐藤泰志本人の物語、そこに>>続きを読む
公開時に「死霊館ユニバース」じゃないと思ってて見逃してた。
『死霊館』のスピンオフというかスピンオフのスピンオフ。本編に登場した悪霊の単独映画化というルールからも外れ、今回は『アナベル』1作目に出て>>続きを読む
ギギたんカワユスえちえち過ぎワロタの巻。
超絶作画でガンダム!って言える程ガンダム出て来ないので普通に超絶作画で観るポリティカル・サスペンス映画。人物の挙動が凄い描き込まれててガンダムとかどうでも良>>続きを読む
ネイチャードキュメンタリー『砂の惑星』としては100点(IMAXフルサイズに限り)。
まず、ビジュアル一点突破で『砂の惑星』を映画化するというのは正解だと思う。壮大で緻密に作り込まれた世界観、複雑な>>続きを読む
007引退興行としては過去イチでまともな幕引き迎えたが、そもそも15年に及ぶダニエル・クレイグ版ボンドって成功だったのだろうかとは考えてしまう。
とっくに忘れていたが当初はダニー・ボイルが監督する筈>>続きを読む
期待値も高くなかった分、普通に楽しめたので良かった。
アジア系ヒーローをさっさと出さないと、という使命感から企画が進んでる感じで、監督の人選とか凄ぇ適当だなって気はする。監督も何分の一かはアジア系の>>続きを読む
『ウエストワールド』観てないからリサ・ジョイの特徴までは断言出来ないが、やっぱTVドラマの人なんだろうな。
気候変動による水没都市のデザインやアイディアは全く新しいものではないけど、金掛けて正面から>>続きを読む
子供おっかない系映画の古典。ヘイズ・コードで結末変わってるがこれはこれで面白い。
お利口さんで明るく元気な娘がサイコパスの人殺しでした、という怖い話。原作小説からブロードウェイ・ミュージカル版を経て>>続きを読む
代表的な「失敗作」とされてるけど、ディノ・デ・ラウレンティスのSF映画ってどれもこの程度だろ。
ほとんど実績ないけど才能あるっぽいからデヴィッド・リンチにSF大作を撮らせちゃおう、って試みは別に悪く>>続きを読む
結局お前らのせいでこんな戦争になっちゃったんじゃないか、という気がしなくもない。
アムロとシャアの口を借りて発せられる富野台詞の心地よさこそが『機動戦士ガンダム』なんだな。人類の未来、と話は大きくし>>続きを読む
やっぱ『SKY MISSION』で終わっとけば良かったのでは。
ジャスティン・リンが復帰、ということで自動的にハンも復活。ただ、このメンツが帰って来ても既に綻びが露呈しているシリーズを劇的に復活させ>>続きを読む
久々にアンジーがかっこいい映画観た気がする。
森林消防隊員の女が殺し屋に追われる子供を助ける、って筋から想定した構成より前段が長くて、それがしっかりテーマに沿ってて如何にもテイラー・シェリダンという>>続きを読む
色んなSF取り込んでメタ的な皮肉も利かした上で、めちゃんこ可愛い映画になってて最高。
オンラインゲームのモブキャラが自我を持って云々というと内容に関しては大体想定出来るんだが、その規定演技の中で最高>>続きを読む
今回もシャマランがシャマランやってて最高。終わってみれば凄ぇどうでもいいが。
時間がめっちゃ速く進む!という一発ネタで一本作るのが素晴らしい。自分の金出してまで作る渾身の作品が毎回こんなノリなのも。>>続きを読む
主人公がアルピー平子に似てるなーと思った。
ようやっと本格的にリン=マニュエル・ミランダの仕事に触れられた感じ。『ハミルトン』はサントラ聴いてたし、トニー賞でのパフォーマンスくらいは観てたけど、ディ>>続きを読む
3時間飽きさせない演出力は確かだと思う。腕はある、理屈は通る、ただマジックはない。
3時間観終わった後に充実感は少なかった。理屈が映画内で完結しているので理解するだけでこちらの役割が終わってしまう。>>続きを読む
レイプ・リベンジ映画の枠を利用しながら、そのジャンル自体への批評も込めたビターな作り。
このジャンルが持ち合わせるポルノ性に対し、フェミニズムの視点で繊細に作られている。省略演出によってあらゆる暴力>>続きを読む
イーストウッドといいライカートといい、真のアメリカ映画作家はウェルマンを参照しがち。「迷子のアメリカ」を的確に描いた寓話。
西部劇の型を意図的に外して新しい角度から描くライカートの手腕がまずカッコ良>>続きを読む
そもそも誰が観たかったんだ、この続編は。
1作目のヒールキャラを子供と絡ませてベビーターンさせる2作目って『ターミネーター2』のそれなんだが、あれは再プログラムしたロボットなので筋が通るけど(俺は嫌>>続きを読む
やっぱジェームズ・ガンはディズニーなんかと仕事してちゃもったいないよ。
「ジェームズ・ガンの超大作」が観れたのは、ホントの意味で今回が初かと。今思えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はテイスト>>続きを読む
『キングコング対ゴジラ』が猪木アリ戦なら、今度はパッキャオ対メイウェザーか?…とか思ってたらローガン・ポール乱入!みたいな。
前回対戦時に両者リングアウトだったから今回こそは決着着けるんだろうなと。>>続きを読む