このレビューはネタバレを含みます
俳優の演技というのは、台本や演出がある以上リアルになり得ない。
ドラマや映画の演技はそれをリアルに見せる技術が少なからず含まれている。
そのためそういった演技に慣れていると、この作品のようなセリフの節>>続きを読む
余白が多く、説明は少ない。日本ではあまりうけなそう。個人的には解釈に幅が生まれて好きだった。
鑑賞時の年齢によって、見え方が違うのだろうと感じた。
ソフィーの大人と子供の狭間で感じる様々な疎外感。>>続きを読む
それほど大きな事件が起きるわけではないけど、抑揚はあるし、普段日常系の作品を観ない人にも見てほしいなあ
ファビアンめっちゃ可愛い。
最後の聖書の件、きっとこの物語全体に当てはめて考えられるんだろうなぁと思いつつも、あまり聖書を詳しくないので理解しきれなかった、悔しい
なにか良いことをした人は良い人の>>続きを読む
単なるタイムリープ伏線回収みたいな映画がこんな広まり方するのかと思っていたが、やはりその中に核心的なテーマを持っていた。
幸せは人それぞれと良く言うが、本当にその通りだと思った。
お金や権力などを>>続きを読む
死にたくても死ねない人と
生きたくても生きられない人
どちらが辛いのだろうか
そんな話ではないけれど、序盤を見ながらそう感じた。
愛した人を残して先立つことと
愛した人に先立たれること
どちらが辛>>続きを読む
単なるサスペンスホラーではない。
「ホラーだから」という理由で見ていない人にもぜひ見てほしいと感じた。自分もあまり得意ではないが最後まで見ることが出来た。
お手本のようなミスリードの誘い方
この年頃にしかない、独特な孤独感のような感情を思い出した。
人は大人になるにつれて世の中の道理を学んでいって、子供よりも多くの知識と経験を得る。しかしそれは、こういった感情を忘れていくということでもあ>>続きを読む
デンゼル・ワシントンがかっこいい。
最初の戦闘シーンはちょっと早いというか無理やり感があったけど、作中でそこに言及してくれたのですっきりした。
女の子がもう少し人質のようなポジションで絡んできたら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うまく捉えきれずにずるずる進んでしまった感じ。
転校して虐められる、いじめられっ子が才能で見返す、といったよくある設定でも、描写や言葉が新鮮だったのはすごいと思ったが、これを良いと評価するには自分に>>続きを読む
商業映画では、人物に確立されたキャラクターが求められがちだが、これくらいの人物像の鮮明度の方が見応えがあると感じた。
「こういうキャラクターです!」と作品側が提示するのではなく、「こういうキャラクター>>続きを読む
カップルは見ない方が良いと聞いていたけど、自分は見てよかったと思う。
恋愛の悪い部分だけ取り除けたら、恋人の悪い部分だけ見えないようにできたら、
と思ったりしたけど、
それも含めて恋愛になるし、それ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
戦争や争いが無くならない理由。
2人が窓の泥を何度取ろうとしてもすぐに雨と泥に蓋をされているシーンは、この世の問題がひとつ解決したところでまた新たな問題がどんどん増えていくという暗示なのかと考えた>>続きを読む
英語もハンガリー語もわからないけど、すごく演技にリアリティを感じた。
フィルムを無駄遣い出来ないが故の入念なリハーサルの後に、あの演技が出来るのはすごいと思う。
友達でも恋人でも愛人でも家族でもな>>続きを読む