向日葵さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

4.0

心に傷を負った人間に対して、
妖怪たちが助けてくれるのはよくある話。

災いと共に、伝統や民俗文化が表現されていてとても面白い作品でした。受け継がれているもの、目に見える、そして見えない生き物たちと
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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`生きる意味など考えるな。
大切なのは生きているということだ。´

`恐れは心を殺す小さな死´

ブロンド(2022年製作の映画)

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「愛って妄想から生まれるものでしょ?」

男.親、そして週刊誌。取り囲むものからの干渉に振り回され、「愛している」の言葉を誰よりも重く求める彼女には誰よりも軽い愛しているが次から次へと訪れる。

無垢
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

受け継がれていくということは、少しずつ...少しずつ...形を変えて想いを繋いでいくということ。とても誇りに思うし、胸が熱くなるものがあります。

LOU ルー(2022年製作の映画)

3.5

なぜ私を守るのか、
なぜ私に冷たいのか、
なぜ私を捨てたのか、
なぜ私を殺すのか。

隣人、そして家族。
行き場のない感情に向き合う事の苦しさが
生々しい傷付け合いによって繰り広げられる。

終始とて
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

4.0

「やられたままで良いと思ってんの?」
主人公の落ち込んでる時間が一瞬足りともない感じ、最強に強い感じがイケてる‪‪‪‪🥊

世界観までファンキーなかわいいさ。
ミニゴシップガールの世界にミニクル
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ感動したし、本っ当に良かったと思った作品だったのでレビュー評価がイマイチで心から驚いています。

様々な環境下で必死に生きてきた大人になった私たちにとって、過去を振り返った時、"昔住んでい
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

美しかった綺麗だった。
そしてとてつもなく残酷だった。

作者に対して、こんなストーリーを作れる事、尊敬すると共に苦しくないのだろうかしんどくないだろうかと同情してしまう。

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.5

自分の歩む道を信じていれば、好きと言う道を信じていれば、どんな状況に置いても必ずなるべくした道へ辿り着く。そして出会い歩み始める。

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女性ばかりどうして責任と選択を迫られるのだろうか‥と少し
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.5

スケールに臨場感、恐竜がすぐそこにいるッ!という迫力が素晴らしい。必ず映画館での鑑賞をオススメする。まさにジェラシック ×現代 の世界にかけた融合を体験出来る。

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歴代のジェラシックパークが大
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レスキュードッグ・ルビー(2022年製作の映画)

4.0

言葉が通じないもの同士の友情や愛情、そして段々と目に見えてくる信頼関係…感動が無いわけが無い。特に犬は、古くから人間にとってこれ以上ない最高の相棒であり、本当に凄いんですよ…。

私たちがどれだけ助け
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.8

名言が多く、メッセージ性に長ける。
精神疾患(統合失調症)認知のためにも、普通であることに囚われがちな人に見て欲しい。目に見えない病を抱えて生きること。がとても分かりやすく伝えられている。


"普通
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

3.8

この作品のあらすじのような文章が描けるようになりたい。人間であると言うことの重みを緊迫感と重圧感と共に学ぶことになる。

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

4.0

怖かったら「怖い」という。
自信がなかったら「自信がないんだ」と伝える。

ドラえもんはいつも本来の仲間の在り方と素直さの重要性を学ぶ。
そこからたくさんの人間らしい暖かさを感じることができるから大好
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ロイヤル・セブンティーン(2003年製作の映画)

3.8

「何も考えないで観れる」とレビューを書いている方がいらっしゃいましたが、その通りだなと感じました😂!

基本的に予想通りに物語が進むので、
作業しながら観ても、可愛いアマンダの破天荒さと明るさと、何と
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パープル・ハート(2022年製作の映画)

3.8

主人公キャシーは「愛に振り回されない方が賢い」という考え方を持つ人であり、意外と女性でも多いと思います。私もその一人であるため改めて「愛」について考えるきっかけになりました。そしてソフィアの歌声も沢山>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

良いと言うのは聞いていた為、自分の無自覚な潜在意識に振り回されぬよう、意識してみていたのにも関わらずボロ泣き。

不確かな愛という想い。
そして見えない言葉を表現しながら、
ここまで突き刺さる作品は、
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キングダム(2019年製作の映画)

2.5

長澤まさみと大沢たかおの再現率に世界観がズバ抜けていて際立って見えてしまった。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

母に勧められ鑑賞しました。

スポーツもそうだけど音楽や芸術って、
無条件に人に繋がりをもたらしてくれる。

この作品は『音楽』であり、
歌うことで気持ちを表現し、
一人ひとりが輝きを取り戻している。
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.8

地位に名誉、そして美しさをも持ち合わせるEMMA。

皆が、EMMAを讃える中で、本人が自分を持ち続けるのは簡単な事ではないはず。
周りに求められることよりも自分が信じるもの事を大事に口にする芯のある
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

同じ毎日の繰り返しでもあなたさえいれば
楽しいと思える人と出会いたくなる。
アップテンポパワフルムービー🥂𓈒𓏸︎︎︎︎

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.5

現実世界にそっと寄り添ってくれるゆるキャンが好きです。

映画広告のサブタイトルに「寂しいも楽しい。楽しいも寂しい」って書いてあるんです。

人間関係で悩みがちな現代社会で、わたしは私のままで良い。や
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

「幸せになりたい」
という誰もが抱えるシンデレラのような純粋な想いが、過去の複雑な経験から、周りの意見を見下し、ああ言うふうにはなってはいけないと常に自分の軌道を保ちながら
「幸せにならなければいけな
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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

4.5

缶詰狩の実態何も知らなかった為衝撃を受けました。20年後には絶滅が推定されているライオン。殺すために育て、打って笑う人間にゾッとします。

人間とライオンの友情。
ライオン問わず、動物を飼ったことのあ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

人間の狂気は車と共に凶器となる。

胸くそでイライラが止まらない…
警察は無能だし、人前で堂々と人を殺しているのに周りはほとんど対応していないし、サイコパス煽り運転男(ラッセル・クロウ)に都合よく作ら
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

是枝監督は観客の感性次第でメッセージの量が大きく大きく変わる。こちらの解釈で映画の価値が大きく変わる。

是枝監督は「そして父になる」⇒「ベイビーブローカー」の伝えたい流れをこの一直線ににあると述べて
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明日の食卓(2021年製作の映画)

4.5

母と息子。

世界一大切で愛おしい子供のため、必死になる親。とそんな人間としての幸せを自分のために犠牲にしてまで頑張る親の元で育つ子供の3パターンの愛のカタチ。

父親のサポートがない中でお互いが、
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

カツセマサヒコ節

現代で生きる若者
期待しただけ損。と思ってしまう世の中でも、ついどこかで期待してしまうんよね。未熟な未来が楽しみな人間だもの。残酷だよねぇ

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

法に触れなければ...
人間の道徳を反し相手を傷つけても良いのか。
性犯罪が軽視されている現実と向き合う。力は簡単に心を殺すという事を改めて知るきっかけになる作品。傷つけた方は忘れるが傷つけられた人間
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鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成(2022年製作の映画)

3.0

試写会にて観させて頂きました。

原作は触り程度…
この作品は2部制であり1部は鑑賞していない者のレビューになりますので参考までに。

4年前の実写が原作に基づいているのかいないのか関係なくただストー
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら007初見‥
有名なBGMに高まってた新参者です。
これから前作スペクターを観ますがある程度内容は掴めました。復習してから観たらまた感じ方が違うのだと思います。

「time」という
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.5

Filmarks試写会にて鑑賞させていただきました。

まず、"未来のことを考えられる"って
当たり前のようでとても幸せなんだよね。と。

主人公ルーク含め兄弟の様子を見ていると
未来に期待する前に今
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前科者(2022年製作の映画)

4.3

『人を殺してはいけません』

ドラマからのファンで試写会に当選したものの体調を崩し観られなかったので今回観れてとても嬉しい。

冒頭の意味は教わらなくても知っている。
皆が知っていて当たり前のことだと
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星の子(2020年製作の映画)

4.5

親子関係や家族について、周りに上手く相談出来ない心の悩みを抱えた事のある人間は響くものがあるだろう。

大森監督の描く、親子の間での矛盾する不器用な愛が大きくなり、孤立する家族の在り方を表現する作品が
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