時計じかけの拓ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

時計じかけの拓ちゃん

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鬼火(1963年製作の映画)

4.0

アル中の主人公アランが自殺を決意して自殺をするまでの2日間を描く。
今まで観てきた映画の中でもっとも憂鬱な映画かもしれません。
なので楽しい映画を観たい方にはお薦めしません。
逆に落ち込んでる時には寄
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.5

いたずら好きなザジが母親の恋人に会うために一緒にパリへやってきて叔父さんに預かってもらい、そこからザジを中心に怒涛のパリ巡りが始まります。
コマ送り・ジャンプカットが多様されてて凄く早く展開していきま
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.9

暇な時軽く観てほのぼの笑う。
そんな映画です
キョンシーはやっぱりピョンピョン跳ねて進まなきゃね。
基本的にホラーコメディ映画ですが全く怖くなく実はカンフーを取り入れたアクション要素も見所の一つです。
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

やはり名作は名作ですな
あの序盤のフレンチトーストを使った演出で最後はセリフを言わずとも父と子の成長が分かります。
この映画が上映された頃アメリカでは離婚問題と子供の親権が問題になっていた背景があるみ
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.1

加瀬亮主演の韓国映画
恋人に会うためにソウルまでやってきた加瀬亮さん扮する森さんの現地で会う人々との交流を描いたほのぼの映画
森さん「韓国の人はひどいと一括りにはしない例えばあなたのように素晴らしい人
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

2.4

ゴダール作品は勝手にしやがれと気狂いピエロに続いて3作品目です。
気狂いピエロが良かったんで少し期待してたんですがこれはいまいち合わず。
と言うのも無駄なセリフが多い気がするんですよ。
音楽はモーツァ
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サムライ(1967年製作の映画)

4.8

アランドロンが最高に格好良くて痺れます。
ジェフが住んでる部屋の一室には檻の中にいる小鳥がいますがこれはジェフ自身を表していると思います。
サムライ精神を感じさせるドロン扮する殺し屋の雰囲気そしてラス
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.5

この作品は色んな意味で黒澤監督の集大成的な作品だと思います。
この作品を最後に三船敏郎とはタッグを組みませんでしたしこれ以降は白黒は確か撮ってないと思います。(監督が映画会社と喧嘩してどうのこうのとか
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.9

北野武監督の処女作
処女作にはその人の持ってるものが全て出ると言うけど正にその通り
静寂の中の突然の物凄いバイオレンス描写はこの頃から出てますね
映画として上手くまとめてあって純粋に面白いです
世界の
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

1.8

ジムジャームッシュ監督のヴァンパイア映画
これは自分には合いませんでしたね
ジャームッシュ監督の映画が合わないのかヴァンパイア映画が合わないのか分かりませんが雰囲気も苦手でしたね

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.8

最初は退屈かなと思いましたが後半に怒涛の展開でいつの間にか画面から目が離せませんでした。
主人公の悲しくも切な良い物語になんとも言えない気分になりました。
この監督は私が生きる肌も大好きなので僕と相性
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ブルックリン(2015年製作の映画)

5.0

今年初の満点映画でした。
この映画ほぼ全てのシーンでワンポイントに緑色が使われていますがこの緑色はアイルランドの象徴らしいのです。
そして後半に進むにつれて徐々に緑が目立たなくなる。
それは彼女が徐々
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.9

発想は良かった。
が、期待してたよりは残念な出来になっていた。
なんだこれ!?と理解に苦しむ場面がちらほら見受けられたからだと思われる。
だがとてもユニークな作品なので変わった映画が観たい方はお薦めし
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ベルフラワー(2011年製作の映画)

1.0

これはひどかった
B級好きも嫌悪しそうな作品
悪い意味で全てが下品です。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.5

リンチらしくない作品の代表作
お爺さんがお爺さんに会いに行くとゆう娯楽性無さそうな作品ですが主役の爺さんの振る舞いと言うかセリフと言うか何て言えばいいのか分かりませんがとにかく最高です。
寝る前とかに
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私の男(2013年製作の映画)

1.0

ごめんなさい凄く気持ち悪かったです。
個人的には嫌いです。
セックスシーンで上から謎の赤い液体がポタポタ落ちてきた所で爆笑しました。

わたし出すわ(2009年製作の映画)

3.2

お金をさまざまな人にあげて行くお話。
その中で幸せになった人もいれば不幸になった人もいた。
使う人次第って事ですよ。
んでこの映画はそれが言いたいんじゃないんですよ。
一番言いたい事はラストに全て集約
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高地戦(2011年製作の映画)

4.1

これは戦争映画の傑作の一つですな
南北の朝鮮戦争を扱っていますが
全く知識が無くても観たら分かるような作りになってますからお薦めします
凄いです。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

思い入れのある大好きな作品です。
ビビっと来たのを今でも覚えています。
人にはオススメしにくいけど個人的にキューブリック作品の中でベストだと思います。

ミスト(2007年製作の映画)

3.1

この映画はオチが一番の見所です。
バッドエンド映画の中でも有名な作品ですね。

レインマン(1988年製作の映画)

3.9

アカデミー賞も納得の出来ですよ。
ダスティンホフマン演じる自閉症のキャラは実在するモデルの方がいます。
昔テレビで観ました。これはやっぱりトム・クルーズ演じる主人公の嫁だったかな?が最高なんですよ!
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アメリ(2001年製作の映画)

3.9

この映画アンチも割と見かけますがやっぱり映像とか構成が上手くて面白いですよ。
お洒落なだけだとすぐにつまらなく感じますけどこれは物語もしっかりしてて面白いです。
初めて見たフランス映画だったような気も
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

これも面白かった覚えがあります。
桐島とか言う学年又はクラスに一人はいそうな格好良くて成績も良くて何でも出来ちゃう奴が全編に取り上げられるんですがこの桐島君話題には上がるものの一向に出てきません(笑)
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.7

映画を観始めた初期頃に観た
結構壮絶で面白いミステリー作品だったのを覚えている。
原作はまだ観ていないがリメイクとしては成功してます。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

ちょっと期待しすぎたかな
期待は越えなかったけど悪くはなかったです。
でももうちょいジョーカーが見たかったです。
ハーレイクイーンとジョーカーの絡みだけを切り取った映画も観たいです。
知るか!って話で
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.2

なかなか面白い映画ですね。
序盤はゆっくりと淡々と進んでいきますが隣人の嫁の旦那が帰ってきて以降中盤から後半にかけて畳み掛けるように物語が進展します。
早すぎて一度では完璧に理解できないかもしれません
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.5

アイデア勝負のホラー映画
性行為をしてソレを移す
移さないと何者かが姿を変えてゆっくりと迫ってくる。
ドキドキさせられるシーンは結構ありましたがラストが弱いかな。
でも設定は良いです。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.0

リンチらしくないリンチ作品
リンチらしくない作品はこれを含めいくつかありますがこれはそれが悪い方向に出てると感じました。
リンチ版愛の逃避行と言った所でしょうか。
パルムドールを受賞してはいますがこれ
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.9

この映画の良さを説明するのは難しいけど僕は好きだった。
少しイカれた孤独なおっさんが貪欲に石油業で儲けて行く。その過程その先に待ち受けているものとは?
この映画は鑑賞中よりも鑑賞後にあれでもないこれで
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哀しき獣(2010年製作の映画)

4.0

同じくナホンジン監督の二作目
チェイサーでのバイオレンス描写もかなりのものがありましたが今回は更にその上を行くバイオレンス描写が何度もあります。
逃走劇も前回より更にパワーアップしている。
映画全体と
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

ナホンジン監督の長編処女作
韓国で実際に起こった事件をベースにしてます。
韓国ノワールはやはり凄いと言わざるをえないです、こういう映画を観ると。
バイオレンス描写の迫力が半端ないです。生々しくて。
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.2

邦画にもこんなぶっとんだ映画があったんですね。
こういうのをアングラって言うんですか?この映画を調べたらよく出てくる単語です。
見たこともないような映像の連続でその物語とも相まってトリップしたような感
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

日本vs俺
衝動、破壊衝動、言葉では説明しづらい内なる衝動が主人公を介してビシビシ伝わってきます。
規模も今の邦画とは規格外です。
名作です。

男と女(1966年製作の映画)

5.0

クロードルルーシュ監督の名を世界に知らしめた傑作。
とにかく映像・シーンが美しいです。
今まで結構映画観てきましたけど一二を争うぐらい美しいショットの連続です。
個人的には凄く好きでもしかしたら10本
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