Takashiさんの映画レビュー・感想・評価

Takashi

Takashi

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

3.9

馬券歴30年以上の競馬ファンです。

歴代の名馬を美少女キャラに変えるという発想には、特に昔からの競馬好きには賛否両論あると思いますが、自分は肯定派です。
ハイセイコー、オグリキャップ、ダビスタ、武豊
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.2

フリークライマーの女性2人が高さ600m(スカイツリーと同じくらいの高さ!)の廃電波塔のてっぺんに取り残されて…という話。

とにかく高所恐怖症の自分にとって「見るんじゃなかった」映画でした。
ずっと
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

とにかく圧倒的なビジュアルで2時間半を全く飽きることなく観賞。

登場するマシンや武器、そしてそれを使ったアクションが狂気。
どうやったらこんなアイディアを思いつくんだろう。

「怒りのデスロード」で
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.2

あるきっかけからヴィーガンの肉を売ることになった肉屋の夫婦のブラックコメディサイコホラー。
ちょっとふざけすぎだと思う。

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

冒頭から「音」に注目させる演出のお陰で、終始ドラマの後ろで聴こえる「音」が気になる。
アカデミー賞の音響賞を取ったのも納得。
是非劇場の音響で見てほしいけど、配信等で見る場合はヘッドホン必須です。
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.9

前作できれいにまとまって完結したと思っていたので、今回の続編にはちょっと不安がありました。

ストーリーは前作から3百年後の設定。
前作までの主人公シーザー亡き後、猿たちはいくつかの部族に分かれて相互
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.2

ハリウッドが本気出して作ったおバカ怪獣映画(褒めてます)

タイトルはゴジラが先に来てますが、コングが主役です。

ストーリーは怪獣ヤンキー物みたいな感じ。

とにかく虫歯になったりガントレット付けた
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

3時間という長さは感じさせない濃い内容でしたが、いかんせん話が分かりづらい。
というか登場人物の多さと説明不足と時系列の入れ替えとで、近年のぬるい映画ばかり見てる脳ではなかなか理解が追い付かない感じで
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.9

初代「ゴーストバスターズ」からの正史としては4作目になりますが、大まかなストーリーは、なんらかの事情で蘇らせてしまった大ボスをあれやこれやして何とかするといういつものアレ。

これに今流行りの疑似家族
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

スターウォーズの世界観で繰り広げられるアラビアのロレンス。

もっとも、スターウォーズがDUNEにインスパイヤされているということなのでスターウォーズ感があふれるのは当たり前か。

とにかくティモシー
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.5

人類vsミュータントの戦争が泥沼化している未来から、その戦争のきっかけになった出来事を阻止しようとウルヴァリン(ローガン)が過去に送り込まれる、という話です。

あれ?ターミネーターかなw

いわゆる
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ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

3.3

先日の米アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を取った作品。

LAの学校で使用されている楽器を修理している工房(職人)と、その楽器を使用している学生のインタビューを収めたドキュメンタリー。

それ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.8

事前情報は何も入れていなかったけど、ポスターに「規格外のダークヒーロー爆誕」とあったのでリュック・ベッソンがヒーロー映画?とちょっと楽しみでした。

内容は犬を愛する男の壮絶な人生を描いたもので、犬が
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.8

前日譚というかX-MEN結成を描いた作品。

若きプロフェッサーXがミュータント達を集め、のちにライバルとなるマグニートーと共闘したりしなかったりで、元ナチスのミュータントであるショウと対峙するという
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.4

何かやらかして無一文で地元に戻ってきて元妻の家に転がり込んできた元ポルノ男優の話。

とにかくサイテーとしか言いようのない男で、こんなのが近くにいたら迷惑でしかないんだけど、どこか憎めないところもあっ
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.6

とにかくガイ・リッチーらしくユーモアが有りテンポが良くて軽快。
言い換えれば軽薄で深みが無いとも言えますが、それがこの監督の良さなのでそこは許して欲しい。
そう、私はガイ・リッチーのファンなのです。
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

スピルバーグ版は30数年前に見たきりなので、だいぶ内容はうろ覚え。
それでも黒人女性の悲哀を描いた素晴らしい作品だとは思いましたが、エンタメ作品ばかり作ってきたスピルバーグが賞狙いで作ったとか、そもそ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

父である王を殺され母を奪われた王子が、成長し敵を討つというまさにシェイクスピア的な極めてシンプルな話。

なんですが、これに北欧神話の神々や呪術師などのファンタジー要素を叙情的な映像と組み合わせ、さら
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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.0

「見えざる手」ってのは経済用語で、個人の利益を追求すると結果として見えざる手によって社会全体の利益に分配されるとかいう理論のことだと思うんですが、それをエイリアンに支配された地球の下層に住む人々に当て>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

乗客に元パイロットや地上で事件を追う刑事の妻がいたり、犯人が近所に住んでいたりという御都合主義も見られますが、それが気にならないくらいのスリリングな展開でラストまで一気見。

日本人としてモヤモヤする
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

人間側に寝返るエイプが出てきたり、エイプが人間の子供を保護したりと関係は複雑になり、単純な人類vsエイプになっていないばかりか、完全な悪役と思われる人物にもそれ相応の理由があったり。

更に世紀末のマ
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.9

監督が変わっての続編で、前作から10年ほど経過した世界を描きます。
ちなみに前作の登場「人物」は出てきません。

内容は知性を持ったエイプと人間の対立を描くわけですが、平和的な共存もできるはずなのに一
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.9

猿の惑星のリブートというか前日譚。
面白いと聞いていたんだけど、なかなか見る機会がなかったが、今年シリーズ4作目が公開されるというので、これを機会にやっと観賞。

なるほどこれは面白い。
ただのチンパ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

まず原作が最高でアニメの出来も良いのでわざわざ実写化する必要がないよね。
そこをあえて実写化するならどこに期待するかというと、実写ならではのリアル感と身体を使ったアクションかな?
と思ってました。
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

ギャレス・エドワーズ監督のSF大作。

「ローグ・ワン」の後、コンパクトな作品を作りたいとか言ってった気がするが、結局大作を作っちゃったんだね。

内容はAIと人間の対立による争いを描いたSFアクショ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.3

AI搭載人形ロボットの暴走を描くホラー映画。

TikTok等で「ミーガンダンス」がバズりましたが、内容はしっかりとホラー(というかサイコスリラーかな?)でした。

ストーリーはサイコパスと化したミー
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

火・水・土・風のエレメント(元素?)が暮らす街で、火と水という相反するエレメントの恋を描くディズニー(ピクサー)アニメ。

明らかに移民と多様性という問題を正面から描いている今どきのストーリーも素晴ら
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355(2022年製作の映画)

3.2

ジェシカ・チャステイン(アメリカ)、ルピタ・ニョンゴ(イギリス)、ダイアン・クルーガー(ドイツ)、ペネロペ・クルス(コロンビア)、ファン・ビンビン(中国)という5か国の女性スパイがいろいろあってチーム>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

5歳で迷子になりオーストラリアの夫婦に引き取られたインドの子供が、25年経ってから本当の家を探し出すという実話ベースの物語。
5歳の子供が数ヶ月間でも一人で生き抜いたとか、引き取った夫妻が素晴らしいと
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

監督が「パディントン」シリーズのポール・キング。
なので、全体の雰囲気はティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」よりも「パディントン」に近いです。
自分はどちらも大好き(パディントン2は傑作
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.8

スタジオコロリド制作映画の3作目。
「ペンギンハイウェイ」は原作が好きだったので甘めの評価をしたけど色眼鏡抜きだともう一歩足りない感じ。
その次の「泣きたい私は猫をかぶる」でも悪くは無いけど特筆すべき
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

埼玉県民なので見てきました。

前作が大ヒットしたおかげでずいぶんと予算が付いたようで、だいぶ豪華になってました。

そもそもその前作が我々埼玉県民や関東人に受けるのはわかりますが、これって関西人とか
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

PG12なんである程度は想像してたけど、思った以上に大人向けでした。
鬼太郎誕生というより目玉おやじ誕生って感じですが、水木の戦争体験を絡めて日本の憂いを描くという、良くわかってるなぁという脚本が見事
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

普通に面白い猫映画。

しかしいまいち盛り上がっていないような気がする。
やっぱり手を広げすぎてるというか、映画だけじゃなくディズニープラスのドラマシリーズを見てないとついていけないからかな。

この
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.3

動物たちが集まる北極百貨店で働くコンシェルジュの成長物語。

なぜ客が動物で百貨店の従業員が人間なのかは本編中で説明されます。

個性あふれる動物かわいいとサラッと観てじわっと感動するも良し、教訓めい
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

当たりハズレで言えば圧倒的にハズレが多く『原作レイパー』の異名を持つ山崎貴。
ドラえもんやドラクエといったマンモスコンテンツをめちゃくちゃにしてくれただけにゴジラも…という不安を抱えながらの観賞。
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