ヨンカタさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭2022にて

序盤はゲイ当事者じゃない人が思い描くようなゲイ像のオンパレードで、鈴木亮平さんの珍しい演技が見られる見世物映画止まりかと思ったけど、後半の「エゴ」の意味が一層二層深まって
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永峰中村飯塚(2021年製作の映画)

3.5

詰め込んでて少し説教臭いけど、ところどころの言葉が確実に自分の深いところにチクっときた、、
スカッシュじゃなくてテニス、ラリーが大事。

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

TIFFにて

駄菓子屋のおばちゃんのせいでめっっちゃイライラして、このまま子どもたちがヤンチャして終わりだったらどうしよ思いながら観てた。けどニシノくんがカメラ構えた瞬間一気に引き込まれて、それ以降
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

TIFF2022にて。

円満別れか喧嘩別れか選べるゴトウと、その選択を奪われたマナミの対比構造がかなりしんどくてかなりツボだった、、、
恋愛の悩みをその重さで比較するのはナンセンスかもしれないけど、
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作!!!って感じた。
見た目だけだと絶対に二郎さんの方が良いじゃんって観客に思わせるような、パクさん二郎さんのキャスティングがやらしすぎ。
パクさんの方が敬太と妙子に対して真正面に向き合ってるのか?
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親密さ(2012年製作の映画)

3.0

「ことばには限界がある」ってセリフがあったけど、一種の「ことばの限界」を見せつけられた気がする、
んで長い。演劇が苦手だから後半は結構寝た。劇団による劇の内と外でそれぞれ『親密さ』とは何かを描いている
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適切な距離(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストを結果オーライと片付けて良いモノなのか、、、
母の日記とユウジの演劇、さてはしていること本質的に同じ?
「反対」になれないユウジと「反対」そのもののレイジのツーショットシーンは、影と反射の使い方
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美しい術(2009年製作の映画)

2.5

冒頭のツカミめちゃくちゃ好きなのにその後は山場なく、じーーーっくりゆーーーっくり地味に、、、
フレーム外への興味・関心を煽るような撮り方は面白かった、そわそわする感覚、ただ物語自体は微妙。

よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.0

アイコとトビサカの、敬語とタメ口の混ざり具合がたまらなかった。近くなったり離れたり、信じたり疑ったりする感じが良い!
安川監督と奥田監督のトークショー付き上映で、作中のトビサカ監督は映画監督からどう観
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.0

奈緒さんがめっちゃ良かった!!!いまにも壊れそういや壊れてるけどっていう表情すごい。
永野芽郁さん頑張ってたけどやっぱ違和感しかなかった、、
物語は起承転結のうち起と結といらんくだりしかなかった印象、
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

良くも悪くもなく?可もなく不可もなく?後に残るものがほとんどないテレビドラマみたいな映画!冒頭の一連のくだりのテンポの良さは気持ちよかった!

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.5

ひとりで遠慮なく思いっきり大号泣、マスクがびしゃびしゃ、レイトショーでもっかい観たい、!

百花(2022年製作の映画)

2.0

あらすじが物語の9割を説明してて、残りの1割は終盤数分で終わり!
カメラ揺らして動揺と迷いを表現してても、誰かの目線?ってくらいのやりすぎ感、、、他の演出もあざとすぎて入り込めなかった。
寝起きで男の
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さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

久々に雰囲気が好きすぎて涙流した!
観てる間ずっとしあわせな気持ち、
まだ続いてほしい〜〜ってずっと。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.5

ぱくり、、、?
ひとりの最強設定ゴリ押しが観る側を舐めてるとしか思えない
役者さん達の良さを物語が轢き殺してる

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ぜっっっっっっっったいにIMAX GTで観るべき、
トンデモ迫力と目新しさで終盤ずっと上手く呼吸できなかったハラハラ、最高の映画体験…

グリーンバレット(2022年製作の映画)

4.5

シネ・リーブル梅田で舞台挨拶付き上映鑑賞、前作あまりハマらなかったけど今作はめちゃくちゃ笑った、観応え抜群、
35点、65点の反省会特に好き、演出かっこよすぎなシーンたくさん、構成整えられてて観た後ス
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カランコエの花(2016年製作の映画)

2.5

LGBTを扱う作品にしては珍しく割とサクッと観れた、
LGBT作品でありがちな「誰が悪いとかではなく皆苦労」って展開がこの作品にはなくて、明らかに過ち犯す人が出てくるのが良い、
ただ所々安直、40分に
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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

死ぬ選択を早く迫られたジョニーの顔が頭から離れない…

転がるビー玉(2019年製作の映画)

3.0

渋谷と若者が揃えばもう作品完成、
超イケイケ版『何者』みたいな。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

5.0

雰囲気だいすき満点💯💯💯
池脇千鶴さん演じるジョゼの可愛らしさが出ちゃうシーンがどれもたまらないのと、所々ピュアさと強さが伺えて素直で正直なのが愛おしかった。
ジョゼの目に映る景色がフィルムで切り取ら
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

2.0

ゆるさがなんだか嫌いなゆるさだった、『ベイビーわるきゅーれ』『黄龍の村』は好きなのに、、、
物語がほぼないのとブレブレのカメラだからかもしれない。そもそもモキュメンタリーテイストがハマらなかったのかも
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

4.0

同監督の『サマーフィルムにのって』もそうだったけど、悪役とか社会的に悪な問題が出てこなくて、ただただ勇気づけられて活力が溢れてくるような作品でめっちゃすき

「なんでもすぐ飛び込む〇〇が羨ましかった」
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミマがアイドルか女優かで葛藤してる中、「ミマはアイドルだと信じる」ルミがアイドルのミマに扮して出てきて、「望まない仕事ばかり受けて限界だった+多重人格がキーのドラマに出てた」ミマにとっては、それが自分>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.5

社会的弱者と性が組み合わさると映像にとんでもない迫力とおぞましさが出る、、、

コワイモノミタサな人以外には決して勧めようとは思わないけど、観た人同士で恐ろしかったねーって話したくなる作品、脳裏に焼き
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.5

序盤すっごいお洒落な映像と音楽、作品の主題になる事件のあとは、それまでの雰囲気どこ飛んでいったんだってくらいどんんんよりしていって、何が事実で何が思い込みなのか分からなくなっていって、、、
観終わった
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星の子(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ずーっと何か起こりそうだけど結局何も起こらない、はっきりしない展開、深そうで深そうに観せたいだけのようなシーン、全部が全部林ちひろの人格を表してるのならまだ納得いくけど好きじゃない

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.5

あー痛い!痛い痛い痛い!キモ!最低!っての繰り返し繰り返し、スカッと台湾!
田山涼成さんのそっくりさんと渡辺直美さんのそっくりさんの交わりが特殊すぎて笑えた、一生分どころか四生分くらいの血みどろ観た気
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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

3.0

音と色がすっごい印象的、砂と滝!
聴覚と視覚と触覚と、第六感がテーマの構成がおもしろかった。
映画館と他とじゃ観応えが全く違うと思う。
ただ後半がかなりクドい、もういいよ!ってなる

スウィートビターキャンディ(2022年製作の映画)

1.0

展開のきっかけがフィーリングでしかなかった、違和感だらけで好きじゃない

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

2.5

イタイ描写と痛い描写で人のイヤ〜な部分マシマシ不快感モリモリ吉田監督ワールド、けどキャラの行動動機がよくわからないし色々ハッキリしないからドラマとしてもスリラーとしても中途半端に思えた

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

2.5

千尋と斗吾のやりとり、妙に不穏な雰囲気で満ちてて惹き込まれたけど特にその後はハマらなかった。
染谷将太さんが魅力的!

永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

2.5

あまり入り込めず!
エンドクレジットに今泉力哉監督の名前が、、、気づかなかった