Takaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

フォーカス(2015年製作の映画)

4.0

天才詐欺師とかが主人公の映画って、どうしても構えてしまって気楽に観られないんだよね (笑)
読める部分と読み切れない部分のバランスは良く、脚本にかなり気を遣っているようで、好感は持った。
ただ、まぁ、
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.6

閉鎖されていたテーマパークの清掃を請け負った極めて無口な謎のタフガイと、パークのアニマトロニクスに宿った悪魔たちとの一夜のクールな闘い。

良く言えば、孤高のさすらいのヒーローが訪れた町で悪を正して去
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.7

チタニウム製で自律型AIを搭載した次世代チャッキー高級版。
良くも悪くも意外性の欠片も無い安定性。
予告編のキモいダンスがたっぷり観られるかと思ったのに肩透かし。
次回作はホームアシスタントが暴走する
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

というわけでリメイク版。

ストーリーとしては、原作や89年版から変化を付けていて、飽きずに観られた。
ゲイジじゃなくてエリーなのかい!という驚き。
その方が異質の者として蘇った人間の不気味さが強調さ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

愛はマルチバースを救う!

些かしつこくて悪ふざけが過ぎるのが難点。
ちょっと下品も混じってるし。
とはいえ「これ、要るか?」と思った多くのカットやシーンが後に活かされていて驚く。
(だからといって、
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ペット・セメタリー2(1992年製作の映画)

1.9

というわけで、続編。
つまらなそうだな、と思いながら観たが、予想以上につまらんかった。
脚本がダメ過ぎて話にならない。
多分、やっつけ仕事。
『ターミネーター2』で一躍時の人となった エドワード・ファ
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.2

前作で凄腕ヒットマン・ダリウス (サミュエル・L・ジャクソン) を警護する羽目に陥ったAAAの警護人ブライス (ライアン・レイノルズ) だが、今回は突然襲撃者を引き連れてきたダリウスの妻ソニア (サル>>続きを読む

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.2

重要な任務の途中で死亡した民間軍事会社の凄腕兵士。
重要な情報を聞き出す為に、独自開発された蘇生措置で蘇るが、それは24時間だけの事だった…

という #イーサン・ホーク の無双アクション。
凄腕の割
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「○○○したら死ぬ」系の、何かを視たら死ぬ映画。
役者さんたちは熱演していて見応えあり。
けど、まぁ、

椅子に縛り付けてモニターを見るシーンでは、何で全員で出て行かなきゃならないの? そのままモニタ
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売られた女 セックスの代償(2021年製作の映画)

2.6

タイトルはアレだが、売春で生計を立てる女性と、娘を売り飛ばした狂気の銭ゲバ母親の愛憎を描いた、エロティック・スリラー。

出来はともかく、主人公は全裸で頑張っている。

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.3

キングの原作をほぼ忠実に(大幅に削って)映像化。
演出はかったるいが、それなりにエッセンスを抽出出来ているかも。

ゲイジの可愛い表情と邪悪な表情とのギャップに演技賞をあげたいと思った。

パスコー、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

いつもの トム・クルーズ節。
見せ場のてんこ盛りでご苦労様です。
ストーリーは整理されてるとは言い難いが、思いついた見せ場を全て見せたい男前な構成。
車両、何両落ちるんだ--!!

新たに別バースのキ
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スマイル(2022年製作の映画)

2.8

連続猟奇スマイル自殺事件のお話。

固まった笑顔って怖いよね。

でも、個人的にはイマイチかなぁ。
まぁ実際にああいう体験をすればヒステリーも起こすだろうけど、誰が聞いても信じないような話をまくし立て
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.7

17世紀に聖痕を現した事で有名になった、実在した聖女ベネデッタ。
の話をポール・ヴァーホーヴェン流悪趣味に仕立てた一本。
多分、カトリックが激怒した。
個人的に苦手なシャーロット・ランプリングが流石の
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

現代で幸せな生活を送る社会学者ヴェロニカと、
南北戦争前夜の過酷な黒人奴隷制度に耐えるエデン。
一人二役のドラマはどのような形で交錯し収斂していくのか?

という、スリラーなのかシリアスなのかホラーな
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

私は梟がいいです。

世界観とか設定とか前提とかユニーク過ぎ。
目的は何なんだろうか?
少子化対策?
それなら相手の特徴を重視する必要な無さそうだねぇ?
そもそも誰もが喜怒哀楽が控え目なのは何故だろう
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

前作から「人の心に棲む邪悪」のテーマを引き継いでいる。
マイケル・マイヤーズが直接与える影響と、その伝説が伝播する影響の両方を描いているんだけれど、正直、退屈。

このシリーズを全て観ている人って、そ
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スクリーム6(2023年製作の映画)

3.3

まだ続けるんかいッ!

監督/脚本と、主要メンバーは前作から続投。
今回のゴーストフェイスは過去最強レベル。
ゴーストフェイスも他のメンツもブスブス刺しまくるぞッ!

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8


「聖なる」は「鹿殺し」ではなく「鹿」にかかってますよ。

宗教的な寓話なのかな?
正直、その辺りはピンと来ない。
神の怒りに触れた者の宿命の話だろうか?
けれど、最初から、不穏な空気感で引き付けられ
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恐怖への旅(1943年製作の映画)

3.8

些か無理くりな展開が目立つがが、冒頭の不穏な雰囲気や、殺し屋さんの存在感。

(役どころとしても製作側としても)仕事をしてるんだかしていないんだかサッパリ解らないオーソン・ウェルズ。

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

2.7

世界観は面白いが、主人公の妙に自信過剰な演技や、やけに間抜けな面や、アクション映画張りの危機一髪など、余計な要素が台無しにしている感。
勿体無い。

巧い脚本家なら枝葉を切り落として、初期設定のみで良
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ノースカロライナ州(だっけ?)
母親が出て行き、兄弟姉妹たちも出て行き、しまいには父親も出て行ってしまい、湿地帯のみすぼらしい家に独り残された少女。
学校にも行けず、独力で生き抜いていた少女。
ある日
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.3

うえ~ん、気色悪いよ~
観なきゃ良かったよぉ~

サッパリ意味も解らんし。
どゆこと?

旦那を死に追いやった事への後悔?
男性恐怖症とかセックス恐怖症とか出産恐怖症とかの話?
男性嫌い→女性好きへの
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.8

ん~、何かとアリガチであまりノレなかったな。
VFX的にはそれなりに楽しめはしたが、話の展開は既視感パターン的な。

ウォラーのキャラが嫌いなので、DCを観る度に現れてウザいし。

むしろJSA(?)
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

正直、特に期待しておらず、何となく観てみただけだったんだが、まさかの個人的大ヒット。

いや、特に出来が良いってわけでもない。
音が主張し過ぎてうるさいし。
メリハリに欠けるし。
バリー・アレン、全然
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ロスト・ボディ ~消失~(2020年製作の映画)

3.5

講演会を終わらせた建築家ジェレミーは空港への道すがら、若い女性と知り合う。
女性の不穏な打ち明け話から逃げようとするが、執拗に絡んでくる女性。
予定の便を乗り過ごし、次の便まで逃れられないジェレミー。
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パンドラいきもの図鑑 その2/海編

映像的には流石の迫力と臨場感。
3時間の眼福。
映像だけで高得点。

ま、ストーリーはシンプルで、前作と殆ど変わらんけど。

細かいところでモヤモヤする。
ジェイ
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ネットストーカー(2012年製作の映画)

2.7

10代の頃、家に忍び込んだストーカーに両親を殺されて以来、名前を変え、デジタル機器を使用せず、一人暮らしをしている若き女性画家。
今でも「ヤツ」は彼女の行方を突き止めようとしていた…

というカナダの
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ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

2.2

1959年、ウラル山脈のどこか。
先住民の言葉で「死の山」と呼ばれる場所で9人の登山グループが謎の死を遂げた
「最も不気味な遭難事故」と呼ばれる「ディアトロフ峠事件」(実話)
この事件の真相を解くべく
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トロール(2022年製作の映画)

2.9

開発で山を爆破したら何か出てきたよーー!!

っていうタイトル通り生きていたトロールの映画。
ノルウェー版ゴジラ。
勝手に低予算と思っていたらお金掛かっててビックリ。

ストーリーはありがちな感じだが
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

言わばワンアイデアの怨念系ホラーだけど、
暗い中でシルエットが浮かんで、ライトを点けると消える映像が中々怖い。

81分と尺も短いのでサックリ観られる。
お姉さんの #TeresaPalmer さんが
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

収拾つかずとっちらかった印象の前2作よりもまとまり感がある。
ルイスたちが出なかったのは残念だが、それがとっちらかりの要因でもあるので、結果オーライ。
量子世界のクリーチャーたちも楽しい。
特に緑のヤ
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π(1997年製作の映画)

3.5

円周率の法則を探し出そうとする若き天才数学者。
この世のあらゆる事象は法則に支配されており、方程式で説明出来る。
そして彼は、モーセ五書に由来する216桁の数字に辿り着く。
彼が歩くのは真理への道なの
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

破綻の危機のオムニ社を傘下に収めたのは日系企業のナカトミ……いや、カネミツ商事。
オムニの失地回復の手は貧しい人たちの住むエリアの再開発。
抵抗する住民 vs オムニ社の傭兵集団
そして思惑の全く判ら
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

キューバ危機回避の舞台裏に民間人セールスマンが居た!
という実話ベースのエスピオナージュ・サスペンス。

何かが爆発したりカーチェイスしたり格闘技術の粋を極めたバトルとか一切無い地味な作品ながら、緊張
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.8

特に皮肉とか風刺とかペーソスとかは感じないが、チャップリン謹製王道喜劇として楽しいシーンがてんこ盛り。