アメリカの暗黒史
1920年代から第二次大戦後までの黒人社会で生きることの難しさを音楽を交えて明るく描いた作品。公民権法が無かった頃のアメリカ特に南部では、黒人たちは生きるのがとても難しかったんだな>>続きを読む
地獄の谷
アメリカのアフガニスタン侵攻で前線の兵士たちの置かれた状況を克明に描いた作品。9.11後、アメリカはビン・ラディンを匿うタリバンに制裁を加えるべくアフガニスタンに侵攻する。報道で前線の状>>続きを読む
革命精神の輸出の矛盾
フランス革命によって圧政から解放されたフランス市民が求めたのは皇帝だった。自由、平等、博愛の革命精神を謳いながら他国にその価値観を強要するというありがた迷惑。王政の残るヨーロ>>続きを読む
イーサン・ハントの復讐
暗躍するシンジケートと我らがイーサン・ハントとの戦いを描く。物語の冒頭、シンジケートのボス、レーンの策略にハマりガスで眠らされたイーサン。目には目を歯には歯をと言わんばかり>>続きを読む
個性とチームワーク
いつか映画館で観たオーシャンズ8を再鑑賞。
出演陣が豪華で、最初から最後までキラキラした感じだった。リアーナやアン・ハサウェイ、ケイト・ウィンスレットが主役じゃないってスゴイ。>>続きを読む
重たいテーマをPOPに
プロポーズを前に恋人を亡くした絵本作家のミラと結婚式を前に恋人に逃げられた音楽ライターのロブの心の再生を描いたドラマ。ラブコメにしてはテーマは重いのだけれど、本人役で登場する>>続きを読む
時空を越えたマーベリック
前作からこれだけ時間が経ってるのに、マーベリックには時間の概念が無いのか？と思わせるドッグファイトのシーンの多さに驚いた。
前作は海軍エリートパイロット養成のためのトップ>>続きを読む
ロシアン・スナイパー
独ソ戦において、両軍の壮絶な戦いの舞台となったスターリングラード(現ボルゴグラード)で、士気高揚のためにソ連の救国の英雄に仕立てられた狙撃手のヴァシリ・ザイツェフと、そのライ>>続きを読む
日本の中にスイスを作ろうとした男
役所さんは何をやってもハマるなぁと感じた。一方で、司馬遼太郎が上中下巻で書いた物語を120分に集約するのは、やはり難しいと感じた。大河ドラマ等でやって欲しい。
勝>>続きを読む
無双少女
強過ぎる少女ク・ジャユン、ここに爆誕。物語の前半と後半とで、ここまでガラッと変わるのも珍しいと思った。というのも、ジャユンが自分の目的を達成するために、酪農少女ク・ジャユンを演じていたのだ>>続きを読む
純愛
チャン・イーモウ監督×初恋=涙腺崩壊。
難しい時代に生きた階級を越えた中国の人たちの初恋と純愛の物語。25歳まで恋愛はダメという文化大革命の中の価値観で生きた人たちの、思いやる気持ちや自分の気>>続きを読む
伝統と革新
ギリシャで長年父親の家業を継いで仕立て屋として生計を立てていたニコス。ひょんなことから彼はこれまで作ったことのなかったウェディングドレスを作り始め、様々な人の影響を受けて自分自身の人生>>続きを読む
セルビアの英雄ニコラ・テスラ
セルビアの首都ベオグラードの空港の名前にもなっているニコラ・テスラを主人公にした作品。同時代に生きたエジソンの生き方とは対照的で技術に愚直なテスラ。発明王エジソンはど>>続きを読む
友情か？使命か？いや両方だ！
バーフバリ、マガディーラの監督が手掛けた超大作。インターバルを挟んで179分。しかし、それを感じさせないスピーディな展開。友情、勧善懲悪、歴史、愛、家族、自然、ダンス>>続きを読む
交錯する東洋と西洋の世界観
この作品の英題はMerry Christmas, Mr. Lawrenceで、観賞後は邦題よりしっくり来る。
坂本龍一が亡くなり、どんな作品だったのだろうと思って観賞。第>>続きを読む
物語を分かってても手に汗握る
120分間スクリーンを食い入るように観て、試合終了と共に映画館を後にするような爽快感。原作者が監督をしていることもあって、原作を映画にするときへの強いこだわりを感じる>>続きを読む
アメリカの反撃
太平洋戦争の転換点となったミッドウェイ海戦をアメリカ側の視点から描いた映画。真珠湾の攻撃による悲劇から始まり、ドゥーリットルによる空母から発艦した渡洋爆撃、それに応える形で日本海軍>>続きを読む
3足の草鞋
学生時代に周囲のマドンナだった女性が二児の母となり、ひょんなことからアイドルグループの歌手を目指すという物語。韓国映画らしい唐突な展開も相まって、笑いあり、音楽ありとで飽きさせない要素>>続きを読む
オヤジも夢を持っていい
何かしらの問題を抱えた男たちが、シンクロナイズドスイミングで世界を目指すストーリー。イギリス映画らしく、使われてる楽曲が心地よかった。だらしない身体つきでも、世界を驚かそう>>続きを読む
NYの街とアコースティック
アン・ハサウェイ目的で鑑賞。事故で弟が重体になったことを知って、モロッコから帰って来たという主人公を描いているからか、アメリカ映画なのにちょっと暗い雰囲気。ジェームスが>>続きを読む
コーダのオリジナル版
リメイク版のコーダより軸があって、展開が早かった。個人的にはこっちの方が好みかもしれない。コーダで、ん？と思える展開もこちらではしっくり来た。生まれたての黒い牛に"オバマ"と>>続きを読む
父の偉大さ
フランス映画『エール』のリメイク。家族がテーマのストーリー。家族は長く生活を共にするためお互いを分かってるから、甘えたり、意思疎通が不要だったりするけど、大人になったら、それぞれの夢を>>続きを読む
戦争の虚しさ、悲惨さ
アフリカのソマリアを舞台にした戦争映画。最前線に立つ兵士たちが上官の指示に従ってどのような作戦を遂行しているのかを描く。現場で戦う兵士たちは上官からの作戦指示があり、それをひ>>続きを読む
ロシアの復讐戦記
独ソ戦初期にドイツ軍に捕虜になり、チャンスを得てソ連軍の名戦車T-34を操り、ドイツ軍の追手から逃げながら、復讐をするストーリー。邦画の戦争ものでは、第二次大戦が描かれるためアメリ>>続きを読む
トム・クルーズの出世作
トム・クルーズとアメリカが眩いばかりにキラキラ輝いていた頃の作品。アメリカ海軍のトップ1%の戦闘機パイロットを養成する訓練校トップガンに行けることになった、トム・クルーズ演>>続きを読む
日本語を話すトム・クルーズ
二度目の鑑賞。トム・クルーズが鎧を身に纏い殺陣を演じるストーリー。舞台は明治維新後の日本。トム・クルーズ演じるネイサン・オールグレン大尉が近代化の一歩を歩み始めた日本の>>続きを読む
若かりし頃のシアーシャ・ローナン
シアーシャ・ローナンが父親に特殊訓練をされた少女を演じる。フィンランドの山奥で特殊訓練を受け、外の世界に出たハンナが追われる身となり、自身の出生の秘密を知るという>>続きを読む
敗者の美学
二回目の鑑賞。明治維新の原動力になった薩摩藩の中村半次郎こと桐野利秋陸軍少将を描いた作品。同郷の榎木孝明が桐野利秋を演じるけど、前半生はおっさん過ぎて違和感があったけど、西南戦争辺りか>>続きを読む
時の流れへの抵抗
新型コロナウィルスの感染拡大で公開が一年延期された作品。『関ヶ原』と同じく、岡田准一と原田眞人のコンビによる司馬遼太郎原作小説の映像化。背が高かった土方歳三を岡田准一が演じるとい>>続きを読む
最愛の人の最期をどう過ごすか
実話ベースの、結婚を決めたカップルに起きた悲劇。幸せの絶頂を極めたカップルの花婿にがんという病魔が宿っていて、余命が短いと分かったとき、それにどう立ち向かっていくのか>>続きを読む
改宗と善行
ペンシルベニア在住の札付きの悪人が、改心してスーダンに渡り現地の人を悩ます反政府組織LRAと実際に戦いながら、孤児院を作り子供を救う話。実話ベースとのことで、エンドロールに本人サムが登>>続きを読む
呪われた兵士
第二次世界大戦の結果、親ソ連政権が誕生したポーランドでそれに抵抗した"呪われた兵士"と呼ばれた人々を取り扱った作品。
戦前はナチス・ドイツに国土を蹂躙され、戦後はソ連赤軍に占領され、>>続きを読む
戦いは人間の愚かな一面を炙り出す
ナチス政権下のオランダが舞台。戦争映画と思いきや、戦闘シーンは少なく、サスペンス調。ユダヤ人歌手のラヘルはドイツ占領下から逃亡しようとしていたところをドイツ軍兵士>>続きを読む
ロシアスパイの内部抗争
ジェニファー・ローレンスがロシアの女スパイを演じるサスペンスドラマ。トップバレリーナだったドミニカ・エゴロワは、脚にケガを負い、ボリショイ・バレエを退団せざるを得なくなる。>>続きを読む
映画撮影を装った人質救出作戦
二回目の鑑賞。
イラン・イスラム革命によって圧政から解放されたイラン市民が、圧政を裏から操っていたアメリカに憎悪を抱き「アメリカに死を」と叫ぶ中、CIA職員が単独でイ>>続きを読む
大切な人を亡くした男の再生
交通事故で同乗していた妻を亡くした男の再生するまでのもがく姿を描く物語。主演はジェイク・ギレンホール。主人公デイヴィスを丁寧に演じていたと思う。妻ジュリアの両親が経営す>>続きを読む
