TakahiroFukuyaさんの映画レビュー・感想・評価

TakahiroFukuya

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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.3

キアヌ率いる製作チームの浪漫が爆発した映画!!!

サバゲーじゃないよね?
前作から5日後の設定なんすね…。

今度は家か。

前作はまだリアリティあるとこあったけど今回は完全に笑いを取りにイっている
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.4

『ヤツらの思うように生きるな』

ミュータントが絶滅寸前の近未来、老いて普通の人間にもボコられるくらい落ちぶれたウルヴァリンの再生の物語。

映画として「えっ?」という荒は有りつつも役者ヒュー・ジャッ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

「地位の高いものには媚びないが隣人には手を貸す。
施しはいらない。
私はダニエル・ブレイク 一人の市民だそれ以上でもそれ以外でもない」

この言葉は観た人は忘れられないはず。


劇場で観た映画ではな
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.3

イタリア版「スパイダーマン」!
才能ゼロの主人公が這い上がる話だったり冴えないおっさんがヒーローなる話は無条件で好きだなぁ。

タイトルから察して去年度肝を抜かれた「マジカル・ガール」的なジャパニメー
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

あまり監督で映画を選ぶタイプではないのですが好きな監督は聞かれるとドゥニ監督と答えてます。

年2本以上長編公開してると思う多作の監督ながらドゥニ・ディルヌーヴ作品にハズレなし。

原題は「arriv
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.2

そういう目で映画観るのもそもそもどうかしてるんだけど、、、
最初から解ってるつもりだった…
俺たちを興奮させた攻殻機動隊とは別物だったようだ。

攻殻ファンの好きなところは人ぞれぞれ違うから作品ごとに
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怒り(2016年製作の映画)

4.5

久々に凄い邦画を観た。(レンタルだけど)

豪華キャストとというより映画の作品そのものがドーンと来る。

東京、千葉、沖縄の3パートからなる。共通しているのは1年前の八王子夫婦殺人事件。

役者の底力
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

LALA LAND僕の中では暫定今年一位!
ありきたりで展開もぶっちゃけ読めちゃうけど、他人事とは思えない、追体験と自己投影せざる得ない映画だった。

時間経過を四季で割るタイプの構成で夏終わるあたり
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

妻の死をきっかけに枠にハマってた結果空っぽのだった主人公。

破壊衝動を通じて自分の気持ちに向きあうのかな?
「ダラスバイヤーズクラブ」や「wild」みたいで人生リセット系映画。

「サウスポー」でも
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.1

全然劇場で映画観れてなく、でも観れてよかった!

『たかが世界終わり』狭い世界観の中に大きなテーマを持ってるところは『Mommy』に似ているも
「あのあとこの家族は…」ラストのノーカタルシス具合が胸を
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.3

第二次大戦直後、デンマークでナチスが埋めた地雷を除去させられるドイツの少年兵たちの話。
僕の期待を裏切らない安定の重苦しいデンマーク映画、少年兵たちに敗戦の厳しい現実と地獄のような作業。初っ端から胸を
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.3

今年最後の劇場公開映画がこの映画でよかった。

ありとあらゆる手を使って観てる人を恐がらせてくる!

古い一軒家という密室と終わるまで出れない映画館というのもシンクロしてか、僕はずっと息を殺して観てい
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

久々トンがった映画観たわ!

いい意味での期待の裏切り方とはこういうことですか。

オフビートな童貞恋愛ものから映画中間までが作品のアバン。

そのタイトルシーンからは冷たいバイオレンス映画。

森田
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.8

映画の意図を色々考えながら観てしまった映画。


結論から言うと素晴らしいところはとにかくお芝居!

キャスティングから既にガチで芝居できる人材が当たってかホントにお芝居で勝負できた邦画!

特に中盤
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オケ老人!(2016年製作の映画)

3.5

音楽の力は偉大でした。

お話はベタで、見せ過ぎ説明し過ぎな気もしますが老人だからこそできるネタのブラックジョークはクスリと笑えました。

ほぼ初心者の高齢者を引き連れて最後はすごいコンサートする。
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ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

3.8

白石監督作品でも僕の好きな『グロテスク』や『ある優しき殺人者の記録』に近い作品。

基本ノーギャグのバイオレンスPOVですが、話進むにつれてどんどん上がってくる。

ここまで非道なことをするストイック
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

感動するとかではないけど観る人の立場で受け取り方が違う話でとにかく余韻が残る映画。

小説家の主人公が妻の死をきっかけにいい意味で周囲の関係性が変わっていく。

単なるいい話系の映画かな?と思わせて中
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何者(2016年製作の映画)

4.3

ポップなキャストから就活生5人の群像劇かと思ってみたらキツイしっぺ返しを受けるような映画。

(監督、原作で予測はつくのですが)

メジャー邦画でこれをやられたらインディーズ映画やvシネは太刀打ちでき
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光のほうへ(2010年製作の映画)

4.2

この世に完璧な人間なんていない。トビアス・リンホルム脚本作品「ある戦争」「偽りなき者」とはまた違った視点から人間の弱さと生きる辛さの物語。

冒頭よアル中の母を持つ少年兄弟が生まれた赤ん坊の死亡という
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ある戦争(2015年製作の映画)

4.4

デンマーク映画「偽りなき者」の脚本のトビアス・リンホルムの監督・脚本作品。

戦争映画はコメディやプロパガンダでない限り普遍的テーマとして「反戦」がある。
この映画は「アメリカン・スナイパー」や邦画で
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.0

「ある戦争」の監督が脚本した前作ということで観賞。

デンマークの小さな町、女児が幼稚園の先生に性的虐待(冤罪)を受けた証言から人生狂わされる話。

昨日まであれほど親しくしていた人達が180度態度が
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ソフィアの夜明け(2009年製作の映画)

4.2

親友に進められ観賞。

2000年代の人種や社会問題抱えるブルガリアが舞台。

現在の自分のおかれた状況からか主人公フリストから停滞感、閉塞感、孤独、絶望が他人事とは思えわないくらい観ていて沈んでくる
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.3

第二次大戦中、アウシュビッツ強制収容所でゾンダーコマンド(死体処理の特殊部隊)をやっているユダヤ人サウルの話。

あらすじにもある通り息子のしたいをユダヤ式に埋葬するためラビ(司祭)を探すのだが、、、
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

観終わったあとこんなに疲労感を感じる映画は塚本晋也監督の『野火』以来です。

キャラデザやトーンから察するお洒落なアニメ映画では決してない。

それくらい頭と胸に突き刺さる、『君の名は。』と比べて真逆
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

「アメリカンスナイパー」が人の死でおかしくなる話に対し、誰一人犠牲者の出なかった実話。

イーストウッド監督作品の中では最も描くものとしてダークじゃない作品のトムハンクス映画ではないのでしょうか?
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

4.3

悪で悪を討つテーマ以前に悪とは何かを考えさせられる映画。

いつから誰が彼らを悪と決めつけたのか。

体制に脅されながらも弱味であるところに人参を吊るされ任務に挑む話。

デヴィッド・エアー監督の過去
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.3

ほしのこえ思い出しましたわ…。

これでもかと言うくらい綺麗でいい話の青春恋愛SF映画。

ここまでやってると逆に気持ちいいのと、

今年夏僕を沸かせたシング・ストリートに通づる青春の突き抜ける常軌を
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.8

いわゆるポップコーンムービー!

誰もが知ってるあのメインテーマはずるいですね!

わかりやすくテンポもいいし、往年の演出で特にダレることなく楽しめる。

前作のリスペクトと、終盤のゴーストの百鬼夜行
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ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.8

冴えない主人公マックスに死んだ元カノがゾンビとなって迫ってくるコメディーホラーのドB級の映画。

ゾンビ視点で考えるとここまで元恋人と言うのはおぞましい生き物なのかと考えさせられてしまう。

終盤はど
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

これがエンタメスパイ映画の最新鋭ってわけですか…

キックアスはそこまで乗りませんでしたが、Xメンファーストジェネレーションのマシュー・ボーン監督。

エンタメアクションでは世界一ではないでしょうか?
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.4

「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督作品。

前評判には聴いていたが、この映画今観といてホントによかった。

正直1980年代の音楽にそんな詳しくない僕ですが、好きな女に振り向いてもらう為バンドは
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栄光のランナー 1936ベルリン(2016年製作の映画)

4.0

舞台は1936年のベルリンオリンピック!
史上最速で4つ金メダルを獲ったランナーの話。

出場すればメダルは確実のアメリカ代表のランナー、ジェシーだが、オリンピックまでに国内国外問わず人種差別とナチズ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

先日観た「Xメンアポカリプス」よりこっちのが遥かにアポカリプス(黙示録)だった。

評判の高さが納得!
というより中学生時代、教祖的な存在だった庵野秀明監督作品で

ゴジラの第1作目のリメイクというよ
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.7

前作フューチャー&パストとシリーズ最高傑作と名高い前々作ファーストジェネレーションが面白すぎたのか、、、

面白くないわけではないのですが、期待値は超えてなかった…。

相変わらずのプロフェッサーとマ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

「ドイツが、欧州が、世界が、この状況は好都合!」

僕は20世紀史は好きで
戦争の世紀と言っても過言ではないと思うですが。
個人的にヒトラーが現れなくても誰かしらがどこかでヒトラーのような存在になって
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

リアルに最近コの字型の区画に引っ越してきたんですが、

「奥さん、僕とご主人、どっちが魅力的ですか?」

「全部やすこさんが悪いんですからね!」

観終わったあと、西野の真似をせずにはいられないあの嫌
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