TakahiroImaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

TakahiroImai

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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

怪談映画だった。
桜をバックに走ってくる山崎努が怖すぎる。あと、芥川也寸志の劇伴があまりにメロウで、うっとりしちゃう。

子供の頃に観た気がしていたけれど、違う八つ墓村だった。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.0

愉快な映画。

笠智衆の唄うからくり節、いい。
周りの皆が、食器を箸でチャカチャカと打ち鳴らす、小気味良さに思わず真似したくなる。

あと子供の肩クネクネするのかわいい。
これもまた真似したくなる。
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昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

4.6

池部良の格好良さにしびれる。

高倉健演じる秀次郎の「堅気にはなれない」と吐露する時の情けなさったらない。

逃げようと思っても、逃げられないものがある。

卵焼き。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.5

ラストシーンへの怒涛の展開が、鮮やか。

ロックンロールは白人の文化と言わんばかりに、マーティが「ジョニー・B・グッド」(1958年に黒人であるチャック・ベリーが発表する楽曲)を演奏するシーンは、20
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勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年製作の映画)

3.2

どこにも行けない。
道化として留まり続けなければならない、悲しさとやるせなさ。

勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

3.5

まさか、先日みた「お引越し」(相米慎二監督)と同じく、「森のくまさん」のアカペラで映画が終わるとは。

MEMORIES(1995年製作の映画)

3.8

十数年ぶりに見返した。
ノスタルジー。

今敏さん、片渕須直さん、その後、映画作家として活躍する方がいっぱい。スタッフロールの贅沢なこと。

スペル(2009年製作の映画)

4.0

おばあちゃんが怖い。

だけど、ずっと鮮やかかつ、エレガント。
墓場でのもはや死者とのダンスのようなシーンなんか、特に。

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

4.8

子どもたちが唄を唄う。近藤真彦の「ふられてBANZAI」や、童謡を。

子供たちが唄を獲得していく様、自身の感情を表現する様は、とても感動的。

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

4.5

いまの生活やこのひと時が、
今日も明日も明後日も、
と続くとは限らない。

だからこそ、人々の営みによって紡がれていく千年が尊く思えるし、
物語や想像力によってその時を超えていく様はとても感動的。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

サイモン・ペッグが実質ヒロイン。
そのせいか、トム・クルーズとその他の登場人物の関係性は、不思議な感じ。

主人公とヒロインって、性別で規定されるものではなくて、役割の話なんだなと。

よかった。

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.8

ジーン・ケリーはちゃめちゃカッコいい。
みんないい人なのに、報われない人がいて悲しい。

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

4.0

磯崎新のような廃墟。

ウテナと冬芽のエレベーターのシーン、泣いちゃう。

水と幽霊。

橋下カツヨ(細田守)と風山十五(五十嵐卓也)は、最高。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.0

しみじみよかった……。
自分の気持ちはちゃんと言葉にできるようになるって、いい。

東映アニメーション(『わんぱく王子の大蛇退治』等)や、宮崎駿作品(『となりのトトロ』、『千と千尋の神隠し』等)のギミ
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