TakahiroImaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

TakahiroImai

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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.5

水の中に、亡き港の姿を見るひな子。

「形なきものに形が与えられ魂が宿る」
それって、まんまアニメーションのことだよなー。しかもそれは人の業でもあり、ある種の救済でもあるよなと。

形がなくなった時に
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ピノキオ(1940年製作の映画)

4.2

絵が動くという衝撃は、何年経っても変わらないのだなと思う。
描きこみの量の凄まじさ。

一つの画面に複数の筆触をもつ絵が混在するというのにも、驚いた。ゼペットさん家のシーンとか。

狐のファウルフロー
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海獣の子供(2018年製作の映画)

2.8

五十嵐大介さんの絵がアニメートされているという衝撃。

美少女戦士セーラームーンR(1993年製作の映画)

4.0

花を分け与えることは、命(もしくは愛)を分け合うこと。分け合うことで、人と人は繋がり、縁は巡っていく。

1993年のセーラームーンRから、最新作の「さらざんまい 」まで一貫したテーマが、幾原さんには
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

平成VSシリーズのリアルタイム世代だったので、感無量だった。

ゴジラやギドラ等の戦闘シーンを、ロングショット捉えるの最高にカッコいい。

あと、南極でモナークの一員が逃げ惑うシーンや、娘を助けるため
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プロメア(2019年製作の映画)

4.5

あまりにも、あまりにもな作品で号泣だった。アニメ見続けてきてよかった。ガイナ立ち……。時代や制作者を超えて継がる魂……。

あと、各テーマ曲(バーニッシュ、バーニングレスキュー)が、冒頭から繰り返しか
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.2

最初から最後まで脚本家の中島かずき節が炸裂している。過剰すぎるほど過剰なのに、破綻していないのはどうしてなんだろう。

全編3Dでの作画。けれど、途中ガラリと雰囲気を変える手描きの作画パートがある。そ
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ファンタジア(1940年製作の映画)

3.8

絵が動くとなんだか幽霊のように思えてくるから不思議。アニマ。

「1940年に制作されたとは思えない」とつい思ってしまうけれど、きっとこの感想はどこか違う。

技術は年月と共に進歩するとは限らない。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

世界の秩序を守るために払われる犠牲は、強制されるものではない。それぞれの人が選択するものだ。

サノスが強制する犠牲と、アベンジャーズのナターシャやスタークが選ぶ犠牲とは決定的に異なる。

個人の選択
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

敵であるサノスのルールに乗り続けるヒーロー達を見つづける事がとても苦しかった。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

「人を救いたくて医者になったのに、人を殺した。」と話すドクター・ストレンジ。

大きな善を優先するのか、スパイダーマンのように「良き隣人」として生きるのか。

MCUには色んな形のヒーローがいるのだな
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.5

信じるものが異なる時、拳を突き合わせても解決しない。

相手を思いやること。
その想いを言葉にすること。

その上で、それぞれの道を進めばいい。
信じる道が異なっていても。

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.2

夜の窓ガラスに浮かぶ自身の姿をみて、ヒーローであることを自覚するスターク。
彼はその後の会見シーンで、自身がアイアンマンである事を迷いながらも宣言する。

ヒーローって、元から存在するのではなく、なる
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.8

ビバップは、収まるところにちゃんと収まるから好き。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の列車の車輪が回るように、カラカラとフィルムが回り映しだされるダンボの姿に泣いちゃう。

あと、コリン・ファレルの顔で泣いちゃう。いい俳優さんだなー。

ある光景を大勢でみるって、尊い。

アメリ
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.5

先生と生徒が共闘するって素敵。
オールマイトとデクの2人が協力し合うラストバトルで透けて見える過去と未来の光景。(2人が塔を並走しながら駆け上がるうしろ姿を見るメリッサ!)

なによりアニメーターの中
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

超絶大傑作。
で、はっきり分かった。
僕、スパイダーマンだったわ。

マスク姿で「愛してる」っていうの、すごいことだと思う。マスクをかぶっていても、かぶっていなくても、私は私なのだ。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(2015年製作の映画)

4.2

映画とテレビ番組の違いって何だろうか?と思いながら見た。

テレビシリーズの映画版だからといって、いつものテレビ版と変わらぬ作り。ナレーションも入る。劇中に起こる出来事も、いつもと変わらない。

(台
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

ゾディアックに翻弄される人の群像劇。
フィンチャーの映画って、サスペンス映画だけどいつもラブストーリーのようでもあるから、とても好き。ロマンチック。

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.5

「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」(晶文社)のインタビュー音声を聞いていると、この会話が“いまここで”行われているようで、驚く。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

2.5

盾で丸まって大砲のように飛んでいくの、すごいカッコいい。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.5

足りないところを補い合う関係って、いいなと思う。

クライマックスへの流れ。
行ってもいいし、行かなくてもいいし、選ぶのは私。そういう多様性と自由さが映画全編に満ちている。