ルードゥラージュが凄え!17歳から70超えた老婆まで演じる彼女に脱帽。
モンタージュが非常に印象的な映画で、錯綜する彼女の人生が画面上でも交差する。
映画のテーマ自体、女性が主役という事もあり、出>>続きを読む
TARのアナグラムはART。素晴らしい芸術に関する考察の映画だ。
昨今のキャンセルカルチャーで音楽性云々よりその人が過去にした事が原因で急に業界から干されて作品も評価されなくなった芸術家がいるがこれ>>続きを読む
この映画を現在のヨーロッパでの安楽死論争抜きで語る事は多分できないと思う。
今年で35になるおじさんはさ、映画館で最初に観た洋画はマリオとルイージは腹が出てるイタリア系の配管工、クッパはなぜかデニスホッパーがやってる、キノコは納豆をかき混ぜたような得体の知れない物だし、更にヨ>>続きを読む
ロレッタリンが40歳くらいの時の伝記映画。
シシースパイセクの歌声が本人と同じくらい素晴らしい。トミーリージョーンズが非常に若々しい軍帰りのアメリカ青年を演じているが、まあ今の時代だったら徹底的に夫の>>続きを読む
ゴダールの中で1番好きかも。
映画史に残るキスシーンと全裸シーンが話題になる事が多いが、私は映画撮影からゴダールが撮影を放棄してペシペシ蝋燭で遊び出し、ヒステリーになったおばさんが叫び出し銃撃戦に発>>続きを読む
ミカエルアースの作品は好きで3作とも全て観ているが、今作が1番喰らった。
前2作は喪失からの再生で映画を終わらせているが、今作は喪失、再生、そしてまた何かを失う事を描いていて、それこそが人が生きてい>>続きを読む
内容云々はパンフレット読めば解る通り、
テキサスの過疎地でもがきながら生きる底辺白人層の話で、それが2016年のヒラリーvsクリントンを下敷きにしてるんだから、そりゃ、隣人のロニーが車に乗る時はメタル>>続きを読む
本編前に「聖地には蜘蛛が巣を張る」の予告編が流れたから、あ、これは通ずるものがあるな!この犯人の動機は浄化なのかな?
と思ってしまった自分はジャッロ映画やアルジェント映画が荒唐無稽なのをすっかり忘れ>>続きを読む
映画が終わって、観客の足元をここまでチェックした映画は無かったかな。
軽快で笑いもあり、でも熱意の果てに革命をもたらした若きアメリカ人たちのものがたりである。
最初のシーンでチャーリーが心臓発作を起こして実際は死んでた。その後は彼の死ぬ直前の走馬灯だったみたいな救いのない解釈するがあり、そういう根も葉もない解釈は良い加減やめないか?と思えるくらい良い映画。>>続きを読む
こんなもんいくら環境テロリストが過激な事をやったって、何千万人死のうが国が滅びようが微動だに気にしない資本主義社会を動かすことなんて出来やしないだろう。
超地味な映画だけど、辛辣に現実を突きつけてく>>続きを読む
これは、トムバンクスだから為せる演技。
スウェーデン映画のリメイクだけど、
これを違う俳優でやると、グラン・トリノの
二番煎じになる。、
本当によくできた映画だと思う。
東出さんの役作り、法廷のリアルさ、
私自身当時まだ高校生で、
ネットが浸透しだす時の話なんですが、
当時の事は何も知らなかったです。
ネットで映画が共有されるなんて
思>>続きを読む
あたしゃ、この映画苦手だね。
結構明確なんだけど、自分は90年代初頭に日本で爆発的にブレイクした家族が主人公の漫画が結構苦手だ。例を言うならちびまる子ちゃんとかクレヨンしんちゃんとか。すごく緩く日常>>続きを読む
まざまざと、スピルバーグの凄さを見せつけられた感想。
一時期馬鹿にしてた時期がありましたが、
狂人であり天才なのだなと思いました。
家族を集めて離婚の話をしている時に、
サミーがカメラを構えて泣き>>続きを読む
まあー、黒い。真っ黒なブラックコメディ。
笑えるんだけど、正直言って笑えない。
そんな世界ですよと突きつけてくる刺々しさ。
インフルエンサーってなんだろう?
自分の容姿が良くてインスタグラムに
パシ>>続きを読む
オリヴィアコールマンがマジですごい「だけ」の映画だと思う。ちょっと難解だなあ、何が伝えたかったんだろうと終始良くわからん。ノスタルジア?人種差別?映画を見る事?
ぶっちゃけ、1980年の英国北海岸で>>続きを読む
やっぱりリーのアクションが超人的すぎて。
なぜかking crimsonやpink floydが流れるのはご愛嬌
トンチキな典型的なプログラムピクチャーなんですが、梶芽衣子とホキ徳田がとにかくかっこいい。
この映画は愛というのは利己的な物であるという以前に、男性同士だと「家族」だと言えない息苦しい日本社会が描かれていると思う。
恐らく今回の鈴木亮平の演技が凄まじかったのも、世間的には美化されたり、無い>>続きを読む
この映画を観て、タランティーノはジャンル、時代ごとに映画を切り取りサンプリングするDJのように映画を作り、チャゼルは異常な程好きな作品があり、それをテーマにアレンジするジャズミュージシャンに近いアプロ>>続きを読む
この前、銀幕でソフィーマルソーを観たのは年末のラブームのリバイバルだった。高々1ヶ月半しか経ってないのに、彼女はスクリーン上では40年の歳月を思わせないほどあの時のまんまのように見えた。
しかし、時>>続きを読む
まあ、若い人が多かった。自分もまだ若い人の範囲に入るんだけど。こう言う映画を観に来る人はアセクシュアル等に寛容な人が観に来ると信じていますが、これを例えば新橋の人をランダムに集めて観せたらどんな反応す>>続きを読む
この映画が真の評価を受けるのはスリービルボードのように後数年後だと思うが、自宅に帰りテレビをつけると、ウクライナの戦況、防衛費の増大、西側の戦車の供与。
イニシェリン島で起こっていることはまさに人間>>続きを読む