koroさんの映画レビュー・感想・評価

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辰巳(2023年製作の映画)

3.8

一般人というかカタギは誰ひとりとして出演しない映画。

裏社会で生きる輩達があらゆる角度にうごめく。
描写的にもストーリー展開も韓国ノワールの匂いが強い。強面の面子が集合し、アウトロー感のある眼光対決
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

足音であなただとすぐわかる。

私にはわかりません。もう一度、Part1を見直してやっと謎が解けた。

すっかり登場人物を忘れていても音響と映像で十分に楽しめる。
IMAXなら、よりドキドキ感が増し全
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作も見ず、予習なしでちょうど時間的に合ったという理由で鑑賞。

えっ、予想を超えてなかなか面白かった。
原作を後から見るという形になったが改めて映画の再現度に驚かされた。
それにしても山﨑賢人主演多
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

「梟」はあらゆる感覚が研ぎ澄まされている。

生きて行くうえで見えないふり、聞こえないふりが必要な宮廷で唯一の目撃者となったギョンス。
暗闇の中での二転三転する展開は、観る側も宮廷という閉ざされた空間
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

4.4

香港ノワールの良き時代の映画。

残念ながら4Kではなかったが思い出すために映画館で鑑賞。
やっぱり、トニー・レオンが最高であることを再認識。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

人間関係不得意
という文字が遺書に見えた。
ツチヤみたいなひとつの事に取り憑かれた社会不適合人間が近く居たら、しんどいけど羨ましいかも知れない。
岡山天音、菅田将暉、仲野太賀の気心知れた演技が安定感が
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

「House of the Rising Sun」
 冒頭のカセットテープの音楽と風景に心掴まれる。 
清掃員平山の「変わらない日常」に変化を誘うのは木漏れ日や朝日や夕日の光の風景と音楽。夜はそれと反
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

白人社会に吸収されていくネイティブ・アメリカンの実話をもとにした作品。

悪魔のような狂気さ漂うデ・ニーロ。人間の弱さと愚かさを体現し、少しぽっちゃりディカプリオがクズっぷりがハマり役。

この罪悪感
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.9

ほとんど情報なし、評価レビューが
高得点のため鑑賞。
「ウソのような本当の話」
ベタな話だが事実である事に驚く。

観終わった後にゲームも運転もできない私は、ケニー・GとENYAを聴きたくなった。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

平日のミニシアターが超満員で驚いた。
そしてこの映画を観た後に脳天気な友達と約束していて救われた。

単なる集団心理の怖さだけでなく、
もっと深く生々しい人間の暗い部分を
突き付けられ、ぞっとする感覚
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.5

どうしてもレスリー・チャン自身と劇中の蝶衣がシンクロしてしまう。

中国の激動の時代の波に飲みこまれてしまった京劇の身を捧げた二人の男。出生も生き方も最期も壮絶であり、哀しく、切なく、息が苦しくなる。
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

「永遠を壊したのは、僕。」
13歳のレオとレミの純真な関係は続かなかった。
ガラスの少年達は何気ない言葉ひとつで危うい方向へと進んでいく。
ポスターのレオの瞳が、永遠を壊したのは僕という言葉と重ねて観
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

怪物の正体が誰かという答えより、驚いたのは、二人の少年と田中裕子の演技。

日常に潜む人間の邪悪さとの対比で二人の少年の純粋さが悲しいほど際立つ。

怪物探しなんて無用でいつ自分がそうなってるかわから
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

人間の傲慢な他者へのコントロールが悲劇を生む

公開当時に見れず、前知識無しでの鑑賞。
ひたすら不気味な空気感と効果音に引き込まれる。未知との遭遇みたいなファンタジーから程遠く、ホラーが強め。
一番恐
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クラウディ・マウンテン(2021年製作の映画)

3.6

WOWOWでたまたま鑑賞。
父親役のホァン・チーチョンが良い。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

思い出と事実は違う。
父と娘は特別な関係だ。

父親との夏休みの想い出は何故か刹那い特別なもの。この親子の表情と台詞はどこかチクっと刺さる。夏の陽射しとは反対にトーンが暗く、フラッシュ・バックのように
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.3

ウォン・カーウァイがエロスを表現する濃密な56分

コン・リーとチャン・チェン二人の色っぽさに魅入るだけ。
言葉ではなく、眼差しと手と口でエロティシズムが静かに溢れる。
これからはちまきは節句ではなく
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.6

こ、ここんな映画だったのか。
予想外に主役がソ・イングクの筈だったが
途中フランケンシュタインに交代。
血飛沫がいっせいシャワーの連続ムービー。
効果音が無ければそんなに怖くはないが、こういう映画が好
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.5

あまり知られてないのに思ったより、観客が多い。
構成は置いといて、こんなに切り込んでいいのかと思いながら鑑賞する。残念ながら一緒に見た友人は寝ていた。
日本は本当に危ない。国民は知らない事が多すぎる。
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.3

「出会ってしまったから、仕方ない」
浩輔の父親の言葉が印象的である。
二人のどのような結末も受け入れて生きるしかない。
想像を超えた内容に後半は涙が止まらなかったがなんとなくこの言葉で救われた。

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別れる決心(2022年製作の映画)

3.9

奇才パク・チャヌク監督の少しエロス控え目サスペンス。
前半は「山」後半は「海」の象徴的な二部構成。その中でソレとヘジュンの二人の歪な関係性が殺人事件を元に進んで行く。
二人は監視、疑いを絡めながら、無
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

4.0

ボスターの色彩と写真が気に入り、少し前に鑑賞。
中国経済の著しい発展から取り残された一角から物語は始まる。
不動産バブルの影に映る男女の恋愛劇を背景にした巧みなクライムサスペンス。
細かいカットで時系
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

「人生の時間を、お前と話すことで無駄にしたくない」
突然親友から絶交宣言されたら、どんな気持ちになるだろう。

予期せぬ出来事によって事態は最悪な方向へ加速する。戦争も含めて色んな単位で起こりうる話の
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

5.0

「ラストエンペラー劇場公開版4Kレストア」を映画館で鑑賞。
最初から「赤と黄色」を基調とした壮大な映像美に惹き込まれる。
外国人初ロケの紫禁城での中国最後の皇帝溥儀の生涯。
前に見た事を忘れたくらい、
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

少し前に鑑賞。
一見、障がい者とスポ根の物語のように見える。日常生活のささやかな波乱や苦悩を描かれ、最後は未来への明るさを感じた。

音と光の巧みな使い方は勿論だが風景の切り取りが印象的である。
岸井
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終末の探偵(2022年製作の映画)

3.6

初日舞台挨拶付き上映。
北村有起哉さんの魅力が溢れ過ぎ。

今の日本の抱える闇を垣間見えながら
夜の中をどぶさらいする探偵。
頭づきははじめ、アクションシーンが
香港映画のような格好良さではなく、
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チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)

3.2

ワイン版「クールランニング」という文字に惹かれて鑑賞。
ドキュメンタリーなのでちょっと違った。
あのコーチは要らないよね。
翌年にコーチ抜きで順序が上がり、ホッとした。

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

WOWOWで鑑賞。
ドキュメンタリーでありながら、映画の様な話の展開。
恐れず行動する。
こういう人が増えれば世の中も変わるかも知れない。

RRR(2022年製作の映画)

4.4

「装填!狙え!撃て!」

初めての「インド映画」体験でした。

強烈でインパクトあり過ぎ…
Danceと音楽とあの「肩車」が
頭から離れてくれない。
漫画のような最強のふたり。
「ビーム」と「ラーマ」
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ある男(2022年製作の映画)

4.3

俳優陣の抑え気味の演技が圧巻。

重いテーマを正面からじっくりと斬り込んでいく感じがいい。
違う人の人生を生きたい。ラベリングによる差別も決して他人事ではなく身近で起こりうる。しかし、避けることができ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

マ・ドンソクの魅力をギュっ詰め込んだとした作品。濃厚です💦
こんな無敵の筋肉を持つ刑事が居たら。
アクションはもちろん、ちょっと可愛い歩き方は安心感がある。
シリーズ化されるらしいけど「犯罪都市」とい
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.5

少し前に鑑賞。

90分ワンショット撮影で映したとある人気レストランのドラマ。
LIVEを見ているようで、出演者の気持ちやレストランの出来事がリアル過ぎ。スピードが早く、スリリング過ぎて正直疲れた。出
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.8

公開当時、ある理由で観なかった様な気がする。

想像以上に難解だった。
トニー・レオンに溺れていくチャン・ツィイーが可愛くいじらしい。でもコン・リーが出た瞬間、その存在感に持っていかれた。
時間的もの
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.8

キサスキサスキサス♬

曖昧な時間の流れと狭い空間の中にいる
二人は愛は仕組まれたようだ。

いかようにも取れるラストのあらすじは
永遠に閉じ込められた秘事。

公開当時に見たが、憶えていたのは
マギ
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