koroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

koro

koro

映画(322)
ドラマ(0)
アニメ(0)

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.8

キサスキサスキサス♬

曖昧な時間の流れと狭い空間の中にいる
二人は愛は仕組まれたようだ。

いかようにも取れるラストのあらすじは
永遠に閉じ込められた秘事。

公開当時に見たが、憶えていたのは
マギ
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

暴走列車ってぇ…。笑
列車の暴走より、出演者のキャラの暴走に呆気に取られる。

複雑過ぎる設定と誇張された日本感に理解に苦しんだが結果かなり面白かった。

ブラピが髪の毛を束ねた瞬間のハリウッドスター
>>続きを読む

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.2

「恋する惑星」より、夜が強めの恋愛お伽草子。
2作品に出演する「金城武」はパインで繋がっているが同じ人物では無かった。
一人は語学堪能、一人は声を失っている。とはいえ語りが饒舌で面白い。

ラストの夜
>>続きを読む

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

4.3

ブエノスアイレスには行きたくない。
昔観たときもそう思った。
トニー・レオンとレスリー・チャンの煙草を吸う姿と寄り添うダンスシーンが好き。
とにかく、この二人の名演技は圧倒的なのだ。

孤独で退廃的な
>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.8

やっぱり、これ好き。

黄色い公衆衆電話と手紙。恋愛は不便でもっとすれ違いが多い方が良い。

文章が拙いので書きれない。すべての映像と音楽を目に焼き付けて刻んでおこう。

この頃の香港に行けば、不思議
>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.5

勝つためにどんなことでもする。大胆で少し笑える所が映画の様な実話。

前半、眠気に何度も襲われたのはイ・ソンギュンの低音の声のせいなのか。
 光と影、忠誠と陰謀が渦巻く韓国の政治の世界の断片を表現した
>>続きを読む

L.A.コールドケース(2018年製作の映画)

3.5

ロス市警の警官とギャングの違いがわからない。

渋々の「ジョニー・デップ」の最新作かと思えば2018年作。
正義を追う元刑事と記者のトーンが
重くてリアルさがある。
名前が多く、願わくば人物相関図が欲
>>続きを読む

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

4.5

ほんと、観て良かった。
良い意味で後半裏切られた。
何かじんわりと浄化される清々しさ。

ウォン カーワイが総指揮なので見たが、ある瞬間、前のめりになった。
バズ監督の他の作品も見たい。

カセットテ
>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

原作は見てませんか、前作を見て、大沢たかお演じる王騎にはまる。
今回は王騎以外の将軍達もキャラが際立っていた。顔がどうなってるのか凝視。

 映画のほとんどを占める戦闘シーンが中国ドラマにも負けて無い
>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

身体に力が入り過ぎて全身痛い💦
口が開きっ放しで息つく暇もない程の迫力大全開のアクションシーン。

ストーリーは単純明快だけどアクションを力いっぱい楽しむ映画。

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.2

傑作なので映画館で見た方が良いです。
またしても、熱い韓国映画にやられました。

ソマリアの首都モガディシュで発生した内戦の混乱のなかで起こった実話に基づく映画。
そのスピード感とリアル過ぎるモガディ
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

音楽界を変え、歴史を変え、そして世界を変えた奇跡のカリスマ。
映像の記憶にあるELVISのイメージは派手な衣装で、汗を拭いたタオルを熱狂するマダムに渡すポッチャリ気味のパフォーマー。

この映画でデビ
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

何と言っても韓国の俳優陣の演技が秀逸。
やはり、ソン・ガンホが出ればソン・ガンホの映画になってしまう。
今回の描き出す家族は「捨てられた赤ちゃん」を通じて、関わったそれぞれの人達が「新しい家族」になっ
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

70年代のLA近郊の青春映画。好みの時代なので音楽だけでも盛り上がる🎵
フラフラとあやふやな関係だけど結局追いかける。
飛び切りお洒落じゃない二人だけどその瞬間を疾走する姿が最高。

トム・ウェイツや
>>続きを読む

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.8

済州4. 3事件。こんな悲しい事件があるとは知らなった。そもそもドキュメンタリーであるとも知らず、題名に興味を持ち鑑賞。

悲しいことは覚えてたら、しんどいから忘れるのも良いかもしれない。

ヨンヒさ
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

記録。見たことさえ忘れそうなくらい前に鑑賞。
本作へのマッツ・ミケルセンの溶け込み方と麒麟の可愛さが印象に残ったシリーズ三作目。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

実は観るつもりがなかった自分を叱りたい。🙇

オープニングから、バイクに乗った格好良過ぎるトム・クルーズと「デンジャー・ゾーン」の音響に高揚感しかない。
ドキドキ、ハラハラを充分に味う、これぞキラキラ
>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

観る人は覚悟したほうがいい。
うっかり観てしまったが、今、世界ではこのような現実が起こっても不思議ではない。
メキシコ国旗の色である緑と赤の視覚が残る。
決して後味は良くはないが平和に慣れ過ぎた私達は
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

純粋無垢な二人を誰も理解できない。

真っ直ぐ過ぎて、危険回避できない二人に途中、注意したい気持ちになった。
 
「人は見たいようにしか見ない」
だから、一緒にアイスクリームを食べられる安心な二人の世
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

前作も見ず、予備知識なしの鑑賞。流れからがわからないままでも、ベネディクト・カンバーバッチの多彩な演技と、キャリーの登場に驚きながらも何とかエンドロールに到達。せめて前作だけでも見ればもっと楽しめたか>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

主人公の二人の演技がとても自然。特にジェシー役のウディ・ノーマンの色んな表情が良い。
子供は大人が思っている以上よく物事を見ている。
モノクロのせいか少し眠いトーンもあったが最後の二人のはしゃぐシーン
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

バットマンシリーズの過去作を見ずに鑑賞したが、疑問点が多いものの楽しめた。
闇の象徴のような権力が蔓延るゴッサムシティという架空都市は、今はきっとどの世界にもある街。 全体的にトーンが暗めで昼間は存在
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

現在の「ベルファスト」の街を俯瞰したシーンだけカラーで、あとは全てモノクロの作品。映像が美しい。
平穏な街が突然戦場と化す状況を子供の目にこんな風に写ったのだろうか。
洗剤を抱えて放せず、走る姿が無邪
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

二回目の鑑賞。一回目一部の記憶が無く、二回目で葉と康太の出会いがわかった(笑)
ポストカードにあった照生と葉のダンスシーンとラストの朝焼けが妙に心に残った。
二回ぐらい見るとちょうど良い。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

ありそうで無さそうな「偶然」から、私が「想像」できない展開の物語でした。

日常感を強く感じる「車」や「電気ボット」や「庭の植木」の音が異常に気になった。その音が上手く会話劇に溶け込んで、目が離せ
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

見終わってもしばらく、音楽がずっと鳴り、ダンスシーンが離れない。スピード感と迫力が増したスピルバーグ版に拍手でした。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

見る予定ではなかったが、レビューコメントのとおり、後半素直に涙が止まりませんでした。外国映画だから、こういうテーマも上手く表現できる。とにかく、素敵ですべて持って行かれてしまった。

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.8

ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが動けば、ただひたすらに人が死んでいく。そのスピード感に息つく暇もない。
意外性として性転換手術に来た髭の濃いオカマちゃんキャラに緊張感が解れた。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

2021年、備忘鑑賞録。今年はヤクザ映画が多かった。

悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.6

少し前に見た記録。
構成的には好きな映画なのです。
ただ、「悪なき殺人」という邦題だとすぐ忘れそうです。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

日常も舞台も演じているので境界線がない。

感情を入れない朗読劇のように淡々と進むそれぞれ役割を演じるひとたち。
台詞ひとつも物音ひとつも聞き逃せない緊張感で没頭してしまった。


やっと雪国で心を溶
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

ひたすら、戦争という背景を走る若者。命令を受けて翌朝までの出来事を主人公のスコフィールドと一緒に体験する驚きのリアリティ感。映画館で見たいと思った。
今なら、メールで解決。
と思うとさらにこの映画に引
>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

少し前に鑑賞。実話がベースとはいえ、運び屋を承諾した人物にひたすら驚いた。ベネディクト・カンバーバッチの演技と驚異の痩せ方がさらに驚きを感じさせる。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

実はこのダニエル・クレイグのシリーズは初めて。とにかく、最後ということで今まで見なかったことを後悔。Amazon primeで前作シリーズを見てやっと話が繋がりました。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

少し前に鑑賞。続編があるとは知らず、最後はスター・ウォーズ気分。バッタのような戦闘機がノスタルジックで良かった。