たかきょさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

たかきょ

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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

4.8

トルナトーレ作品は好きでしたが、恋愛もの?というのであまり期待しなかったおかげか、結構良かったです。死を受け入れていく主人公の時間が、ボルゴヴェントーソの景色素敵な景色や主人公の周りの人のあたたかさと>>続きを読む

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

4.0

少しずつできなくなる自分を見つめるのは、耐えられない…ように思います。それが生活の基本となる行為だと尚更。
尊厳死を受け入れて精一杯の最期をつくる娘、生きていて欲しいからこそ普通に接しようとする孫、死
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

4.0

監督兼主人公のタトゥーロの抑えた表現と、ウディ・アレンの(いつもの)とんでるおじさんとのコンビはなかなか軽妙で、良かったです。レズビアンやユダヤ人街等、独特の背景の人達とも分け隔てなくぶっ飛んでいるウ>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

ドラゴンタトゥーの女の記憶はほぼありませんでしたが、楽しめました。キャストは前作の方が印象的だったと思います(特にミカエル)。こんなにアクション色?が強かったかな?と思ったほど、カーチェイスや爆破、射>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.0

タイトル写真に魅かれて観てみました。
ウブな感じの主人公が、だんだん自信に満ちていく様子が、少ない表情の変化で表現されていたのが印象的でした。
最初のわかりやすいストーリー表現から、だんだん光や音でつ
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

4.0

ヒッチコック作品が好きだったので、観てみました。ボーッと楽しんでる観客なので、コマ割りや影と光の使い方等の解説が面白かったです。印象に残っているシーンの仕掛けが少し見えた気がしました。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

12年の間に少しずつ波風を立てる出来事が積み重なって、主人公の成長だけでなく、両親の生活の変化も垣間見れる作品でした。観終わった後、少しだけ最初の6歳の頃を見返して、この子も大きくなったなぁと、近所の>>続きを読む

神様の思し召し(2015年製作の映画)

4.5

映画館で予告を観た時に気になってた映画。家族思いを装う傲慢な外科医のお父さんが、だんだんと家族や同僚達を受け入れていくストーリーが、後からどこがコメディだったのかな?と思うぐらい自然に描かれていました>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

イタリアの女性の働く社会を知らなかったので、ちょっとびっくりでした。主人公のあっけらかんとした性格や周りの個性豊かな面々のおかげで、上手くコメディとしての可笑しさと、社会問題としての生きづらさが合わさ>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

差別や偏見、小さな奢り、何気なくしてしまったことが、他人を傷つけたりする…のはどこの国でも、どんな職業でもあるんだなと思いました。背景になっている現代美術が、そういった価値感のあやふやさの象徴に見えま>>続きを読む

あの日の声を探して(2014年製作の映画)

4.0

喋らない演技で、悲しさと生きる強さが滲み出ていたハジの演技が良かったです。
戦争が普段の生活に溶け込んでしまった状況が、ロシア兵、チェチェン人、EUの職員各々の立場で描かれていたと思います。今の自分も
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

原作を読んでいたので、観てみました…そのせいか、やはりオチを意識した鑑賞になってしまいました。主人公のイメージがもう少し小狡い感じだったような?
80年代の若者文化が垣間見れたのが、面白かったです。

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

漫画最終巻読後に観てみました。
最初はどうしても漫画のイメージに引きずられていましたが、だんだん俳優さん達の雰囲気に合った映画作品として観ることができました。
すずちゃんが中学生に見えないのがちょっと
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

ファンタビ最新作。事前学習を前日にしたので、なんとかついていけました。次回作も観る前には再度予習が必要な感じも。ハリーポッターも観ておくと、ストーリーや人物の背景がもっと広がるんでしょうね。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

ハリーポッターも観たりみなかったりの私には、なかなか設定が複雑でした。でも動物たちの動きが自然であり、主人公に懐く感じも可愛らしかったです。

ナタリー(2011年製作の映画)

3.2

なかなか前に進めない2人の気持ちが、丁寧に描かれていました。マーカスの冴えなさは、周りの人の接し方からわかるのですが、意外と愛らしかったです。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

フレディの歌とパフォーマンスの迫力が凄かったです。クイーンのライブ感に少しでも触れられた感じをつくってくれた映像でした。終了後もクイーンを聴きたくなったので、サントラを購入してしまいました。

サブマリン(2010年製作の映画)

3.5

最初の妄想満開のウキウキする中での悩みと、後半の少し悶々とした悩み。どちらも15歳の日常と思えるストーリーでした。主人公の抑えた微妙な表情に引きこまれました。

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

他のを観るつもりで行ったので、前知識なし、期待無し、エイリアンものも特に好きでないですが、楽しめました。寄生の相性の判定?がよくわかりませんでしたが、なんだか人間くさいエイリアンと主人公の掛け合いが微>>続きを読む

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.0

次々とくる災難に、どこか流される主人公に若干イラっとするのは、事なかれな自分のようでもあるからかも…
終わり方がよくわからなかったのですが、皆様のレビューで納得しました。

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.5

山内ケンジ作品は初めてでした。テラスだけのワンシーンでそのままの時間が流れていく、舞台的な映画でした。これで90分持つのかな?という展開で持たせたのは、少しずつでる厭らしさの魅力かも。最後もそういう意>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

主人公の流されているようで、流されない行き方をジェシー・アイゼンバーグが素敵に演じてました。残念ながら、ヒロインや家族のゴタゴタには共感できない…のがいつものウッディ・アレンなのかもしれません。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

話題の割に最初は「これでどうするんだ?」な感じでしたが、途中からのストーリー展開にはかなり楽しませてもらえました。「そうだったのか!」の嵐で、最初を雑に見てなくて良かったです。

トースト 〜幸せになるためのレシピ〜(2010年製作の映画)

3.0

主人公が子役の時から上手くて可愛くて、表情が素敵でした。
GyaOの紹介からすると、もう少し料理対決がたくさんあるのかと思ったのですが…垣間見える愛情に救われましたが、全体的に微妙な空気の家族映画でし
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

YESばかりを言うなんて…て感じで観始めましたが、だんだん主人公を応援したくなりました。後味の良い映画でした。
最初は嫌な感じの主人公だけど、誘ってくれたり参加してくれたり、友達がたくさんいる…と言う
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列車に乗った男(2002年製作の映画)

3.5

久しぶりのルコント監督。相変わらずのロシュフォールのとぼけた感と、どこか哀しい感じは健在でした。が、少し哀しさが勝ってる気がしたのは、楽曲の雰囲気なのかもしれません。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

プーさんの絵本を小さい頃に読んだぐらいです。子供時代のストーリーを簡潔に紹介はしてくれたのですが、キャラクターの性格やクリストファーロビンの役割、思い出のストーリー等への思い入れが作れていないので、大>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

そんなにジョブズの周りを知らなかったので、ついていけないところも。発表会前に起こる人間関係のゴタゴタがピックアップされていくので、結局普段どんなアイデアを積み上げていったのかはよくわからなかった。

ホットロード(2014年製作の映画)

3.0

高校時代、夢中になった漫画の映画化。能年玲奈が和希のピュアな感じをうまく出してました。ストーリーは台詞ともに漫画にかなり忠実な気がしました。その分、漫画のイメージと比較してした違和感がありました。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

4.0

最初、時系列が前後していたので、ついていくのに不安がありました。記憶があやふやな主人公の不安や葛藤が丁寧に描かれていて、共感できない行動もじっくり観ていくことができました。

ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

4.5

戦時下のユダヤ人画商の息子と、ナチス親衛隊に入隊した使用人の息子との駆け引き?が淡々と進んでいきました。重すぎず軽すぎず、楽しめました。

キャタピラー(2010年製作の映画)

3.0

気になっていた映画。無料配信だったので見てみました。負傷兵として帰還し、意思伝達ができない夫と、自分の意思で自由にできる妻との関係がだんだん変化していく様子が表現されてました。寺島しのぶさんの表情の変>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

激しい家族のぶつかり合いの先はどうなったのか?親しき仲にも…が難しい家族関係に考えさせられました。