「静かなる男」のように美しいアイルランドの風景。サークはそれを、自由への欲求を醜く描くために使った。醜い姿こそ人間なのだ、と。
天はすべてを許してくれる、のではない。まったく許してくれない現実に戦慄する。しかし、その中での人間の生きる力を信じている。これこそがダグラス・サークだ。
もはや設定から悲劇的すぎる。人間を、見放さないで。ダグラス・サークよ。そして、これが最後の監督作だ。もう、希望は存在しない。
どこまでも悲劇的。「玄界灘は知っている」はこの映画に捧げているのでは。
トイストーリー3と同時期上映の、かわいそうな立場の映画。おもしろくないけどね。
命の尊厳とかどーでもいい。ただ、美しく散りゆく命を忘れない。イーストウッドの父性の爆発。包まれたい
思い出を破壊する。しかし、新規の思い出も創造する。求めていたものはここに全てある
どうしようもないほどの退屈。なにも動かない画面は、ほんとうにコミック。意図された演出だろうがタラちゃんパートと見比べると、、もはや映画になりえない
フィンチャーでは下から数えた方が早い程度の出来。それでも長尺の鑑賞に耐えうる作劇と編集。作劇については雑だけど
サイレントのテンションと、活劇のテンションの変わりよう。演出はすごいのだけど、二つのテンションがマッチしきらず。
ジョーカーがいるのといないのでテンションが大きく変わる。変わりすぎる。しかし、それでも大好き。
もう少し音楽抑えて、学芸会はやめて、ひたすら戦っててほしかった。戦うまでの腰が重すぎるんだ
そんなに上手くない。雑なドラマ。主演二人が活き活きしてた