現代のアメリカが抱える問題が晒された作品。
恒常的な貧困から抜け出せず、空元気のようなカラフルさのモーテルに住まう人々。
貧困の中でもたくましく育つ子どもの目線で描かれていたのが鮮烈だった。
レ>>続きを読む
環境の変化に適応できず、いつまでも大人になれない主人公とを辛抱強く支えながらも時には突き放し、前に向かうべくサポートし続けたエリンの献身性がすごかった。
映像、脚本、演技すべてが良かった。
エリオに対しての両親の深い愛が伝わってくる。
30歳にしてすり減らした何も感じない大人にはなってはいけないという父親の教えが印象的。
作品に飲み込まれてぞわぞ>>続きを読む
スティーブン・スピルバーグの日本のコンテンツへの愛が伝わったし日本にはこれだけ世界に誇れるコンテンツがあるのは本当に素晴らしいと再確認した。
劇伴をアラン・シルベストリが担当していただけあって映像>>続きを読む
ジョン・ウィリアムズの曲がとても良い。
トム・ハンクスとメリル・ストリープの演技も圧巻。
スピード感が良かった。
ただあの事件に於けるタイムズの重要性が少し軽視されているような気がする。
ウォータ>>続きを読む
ゲイリーオールドマンに圧倒された。
イギリス最大の危機から救ったヒーローとしてではなく、一人の優れた政治家、文筆家としてチャーチルが書かれているところが良かった。
苦悩して傷つきながらも前進し続け>>続きを読む
あらすじだけなぞると大したことないんだけどそれでも面白く感じられたのは、絵面のインパクトとミュージカルの精度の高さがあったから。
構成はララランドぽいけどサンバは堕落とか言いださないのがグッド
岡崎京子はあのグロテスクさとかきな臭さとかをもっと軽やかに描き出していたのに対し、今回の映画でそれができたのは小沢健二ただ1人だったのではないだろうか。
人間のもったいないグロテスクな面を鮮やかに描き出している。
Sing In the Rain を歌いながら暴力を振るうシーンは圧巻。元々はジーン・ケリーが雨の中で踊りながら歌っていたものが、これほど>>続きを読む
足と雨が印象的に切り取られていて流石行定勲監督という感じだった。
若い人の感情はガラスのように繊細で脆く、自分も他人も傷つける。
恋と愛は似ているようで全く趣きが異なる。
他人を愛するとは何か?一つ>>続きを読む
至高の映像美!
デッカードのいた放射能に汚染された砂漠とアナ・ステリンのいたガラスで囲まれた建物と外の雪の対比がとても良い。
危険に晒され、そこに耐え抜いて戦ったデッカードと安全に身を保護されてい>>続きを読む
いかにもノーランという感じの終わり方で良かった。時系列の交錯もわかりやすい。
愛国精神とは何か?
国を戦火に晒すことでなければ、他国を排斥することでもない。同胞を守るために命がけで戦うことだ。という>>続きを読む
ストーリーが進み、アンディがミランダの無茶振りに応えられるようになるにつれオシャレになっていく構図がわかりやすい。
ミランダがアンディに他人は皆私のようになりたいと言った時に昼顔もそうだったけど、他>>続きを読む
This is Baz Luhrmann って感じ。
豪華絢爛なセットと衣装は流石。
ユアンマクレガーがこんなに歌上手いとは。
時代とは関係なく曲使うのはホントに笑う。
最後に血に濡れた赤土を握り締めながらTIAといった風に左手を見つめたディカプリオの表情が印象的だった。
ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、ベネディクト・カンバーバッチと主役級大物役者が揃い踏み。
ストーリー自体は難しくないが回顧シーンとの区別が付きにくい。
劇中音楽、ファッシ>>続きを読む
予想してたよりもグレートだぜ。
スタンドのCGも良かったし、安易にジョジョ立ちしてないとこのも良いと思った。
原作に寄り添って作っているところが原作者や原作ファンをリスペクトしていると感じられる。>>続きを読む
アパルトヘイトとその後の治安の悪化が如実に描かれていて今の南アフリカの実態をよく表している。
ヴァイオレントでグロテスクな部分が散見されるが、それが事実であり現実なんだろう。
滅多にない綺麗なお話。
久しぶりに心が洗われるような真っ直ぐなものを見た気がする。
原作が偉大すぎるがゆえに映像化するのはどうだろう?と思ったが、北村匠海と小栗旬があまりに似ていないことを除けばかな>>続きを読む
スピード感は圧巻。
前作に引き続きバカ映画を真面目にやってたところが良かった。
駅での戦闘シーンとかの緊迫感とかは好き。
アクション作った人はジャッキーチェンとか好きなのかな?柔道、カンフーなどの東>>続きを読む
殺したくはないけど戦争に行かずにはいられない。
大いに矛盾しているけれど実は同時代の多くの人が抱えていたものなのではないだろうか?人を殺すことは殺された人だけでなく、その周囲の人たちの人生も変えてしま>>続きを読む
久しぶりに観直したけど1度目と変わらぬ輝き。
フォレストの母の強さにただただ惹かれた。
だいたい普通ってなに?
神があなたに与えたものでベストを尽くさなければいけない
人生はチョコレートの箱、開けて>>続きを読む
母校の大講堂が使われていて、しかも在学中に一度も整然とした式は行われず国旗も掲げられていなかっただけに入学式のシーンはツボだった。
女の人が多かったけど男の人が観ても面白い映画だと思う。
くだらなさ>>続きを読む
女はね、自分がやりたいと思っても出来ないことを平然とやる女が憎いのよ。
このセリフは印象的だったし林真理子っぽい視点で好き。
終わり方が気にくわない。
1対1のアクションは良かった。
他の戦闘シーンについては不満が残る。パルクールとか専門家呼んでるならもう少しかっこよく見せられなかったのかな?
シナリオに大きく問題があるわけでもないし、部分的には満>>続きを読む
過去の戦争を丸ごと否定してしまうと彼らのように家族を想って死んでいった人たちの生き様も否定することになる。
正しく次の世代に語り継ぐこと。
その大切さが伝わってきた。
世界を見よう。
危険でも立ち向かおう。
壁の裏側を覗こう。
もっと近づこう。
もっとお互いを知ろう。
そして感じよう。
それが人生の目的だから。
ライフ誌のスローガン通りのストーリーで主題が明確に伝>>続きを読む
ダウン症の太った少年と彼に深い愛情を注いだゲイのカップルの話。
同性愛に対する偏見に立ち向かう勇気は本当に素晴らしい。
Earnest Hemingway once wrote:
The worl>>続きを読む