竹肉考太郎さんの映画レビュー・感想・評価

竹肉考太郎

竹肉考太郎

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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

2.0

司馬遼太郎が書いた同名小説の映画化。であるただ、主人公、河井継之助の個性が映画ではそこまで再現されているわけでもない気が。。

全体的なキャストは豪華ではあるが出番がぶつ切りであり、ちょっと残念な印象
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

2.3

あの桑田佳祐さんが監督した作品、ということでずっと見たかったのですがメディア化されておらず、DVD化されたのを期に購入していたのをみました。

舞台は60年代の湘南稲村ヶ崎、
骨董屋で働きながらサーフ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

村上春樹原作。原作の短編のゴソッとした部分をきれいに枝打ちしていてすっとはいってくる作品。

同じ映画のなかで展開が二転三転するのも面白かった。

後半はロードムービー?
展開は基本ダウナー。

演劇
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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

2.8

ケイゾクのドラマ版、特別版に続く劇場版。メイキングでも触れられていた通り、本来はドラマ版だけで終わる予定だったのがよく伝わる作品。

展開が同じ演出家のトリックによっているような気がして、ドラマ版だけ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.9

一桁台くらいの年にみて、うろ覚えもいいところだったので再視聴。

まず、とてもとてもセンスがよい映画。

普通の映画だと、やぼったくなってしまいがちな「トップガンとは?」の説明をオープニングのテロップ
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無限の住人(2017年製作の映画)

2.0

原作マンガを読み終わり、とても面白かったのでお察しではありつつ映画も。ということで視聴。

・続編ありきではなく、原作全30巻の話を2時間半くらいに凝縮(映画製作側のチョイス?で)。オリジナル部分がさ
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.9

母親を亡くした少女と詐欺師のロードムービー。舞台は1930年代のアメリカ。撮影は70年代ながらすごい丁寧に町が作られている印象。

最初は他人だった二人が徐々に仲間になっていく過程もよかった。時そば的
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.6

原作、浅田次郎がたまに書く幻想的な話。

キャストも豪華でしっかりとみれる話ではあるものの、お話の舞台や登場人物の背景等、全体的に寂しくなる展開の続く話しなのでぐんにゃりする映画。

ビッグ(1988年製作の映画)

3.4

男の子がいきなり大人になっちゃうけれど、
子どもならではの無垢さで色々と波風を起こす異世界転生的なお話。

見終わったあと、いろいろとこのあとどうすんだろう?(ヒロインとか会社とか)的な部分はありつつ
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.7

別の文化圏の貴族が、俗世にやってきて大暴れ、というタイプの作品。

エディ・マーフィー扮するアキーム王子と相方のセミのどたばたをほのぼのとみれる、牧歌的であるもののベタなコメディ。

そして、スタッフ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.0

日本ではなかなか難しいんじゃないかなぁ、と思っていたロードムービーを70年代にやっていたとは!

高倉健が渋く、武田鉄矢&桃井かおりの若者二人のバランスもちょうどいいし、旅を通じての二人の心境の変化も
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.1

大島渚監督が撮る先の戦争での日本軍のイギリス軍捕虜収容所のお話。なので洋画チック。

アーティストと芸人なので
荒削りではあるものの、坂本龍一とビートたけしのお二人の存在感がすごい。

特にたけしの印
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.0

「トレインスポッティング」のダニーボイル×レオナルドディカプリオの、タイの隠れ家的一角での生活を描いた映画。

ヨーロッパの無軌道な若者たちの
タイでの自由な生活が~というお話
なれど、なんとなくテン
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ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

3.7

スタートレック10作目。

データ型のアンドロイドが出てくる。
バルカン人わらわらで、スタートレックな感じ。

ここで一段落してしまうものの、
新スタートレックはデータのお話だったんだなぁ、と再認識。
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.3

原作漫画を読んでから続けて。

少女マンガでたまにある
暴走族ものジャンルの漫画の映画化。

まだ能年玲奈が事務所をやめる前なので
本名。

原作の主人公の透明感をうまく出せてた印象。
鈴木亮平も出て
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.0

トレインスポッティング、スラムドッグミリオネアのダニーボイル監督が描くスティーブ・ジョブズの半生。。!

ではなく、結構時系列ぶつ切りで要所要所のスピーチの時に場面を絞ってジョブズと娘の関係にフィーチ
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.8

引退した往年のヤクザたちが再終結してもう一暴れ、という話。

北野武監督のネタとシリアスの緩急が絶妙で楽しい。

ところどころでここは実体験だろうなぁ、という部分が垣間見れるのでそこもまたいい。
(エ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.4

普段学校で交わらないような不良・体育会系・不思議ちゃん・オタク等の色んなスクールカーストが補習で一同に会して。。
というお話。

スクールカースト的なものを描いた作品の黎明期のものっぽいのでコテコテに
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修羅雪姫(1973年製作の映画)

3.8

着物の美女が母親の復讐を果たしていく明治を舞台にした時代劇。短い尺の中でテンポよく話が進むし、アクションも派手。話は重め。

チャプターが進む毎に出る書き文字のテロップや、仇となる四人が登場するところ
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.0

RADWIMPSの野田洋次郎の役者としての映画デビュー作。末期癌の男性と少女の物語。

淡々と進む映画と重めの設定なので、楽しめる映画、というわけでもなく静かに時間の流れる映画。

杉咲花、大竹しのぶ
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スター・トレック/叛乱(1998年製作の映画)

3.6

スタートレック9作目。

乗組員のアンドロイド、データの暴走から
始まる話。

舞台となるバクーという星は中世風で
これまでのスタートレックとは異色な印象。

あんまりエンタープライズの出番は
そんな
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スタートレック ファーストコンタクト(1996年製作の映画)

3.5

スタートレック8作目。

4作目同様、過去へといく
エンタープライズ御一行。

今回の敵、ボーグという生命体は
味方も「同化」してボーグ化してしまうので
趣はゾンビ映画に近いかも。

街歩きがないので
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東京少女(2008年製作の映画)

3.7

夏帆が主演のSFロマンス。

主人公の女子高生の携帯電話だけが明治時代にタイムスリップして、その時代の若者と交流していく話。

ちょっと明治観弱くない?というところはありつつ、お話としてはSF的によく
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転校生 -さよなら あなた-(2007年製作の映画)

3.5

大林監督の最初の転校生を借りてきたら中身がリメイク版だったのでそのまま視聴。

長野は流石にここまで田舎では。。という気持ちが長野によく行ってたものとしては思いつつ、最終的にはしっかりみれました。
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バタフライ・エフェクト2(2006年製作の映画)

2.8

監督も脚本も、キャストも変わっているというのは知った上でみたので、まぁこんなもんか。という印象。

タイムリープ物は鉄板だけに製作している人によって個人差がでるなぁ、と改めて感じた。

とりあえず、尺
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スタートレック ジェネレーションズ(1994年製作の映画)

3.0

スタートレック7作目?
オリジナルメンバーと次の世代のつなぎの作品。

こういう大河物で世代は変わるのはやむなし、とは思いつつ、展開的にはえぇえ…!という寂しさも。

まぁ、切り替わりという点では。
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スター・トレックVI/未知の世界(1991年製作の映画)

3.6

スタートレック6作目。

クリゴリン人有り、ミステリ的要素ありで
スタートレックっぽい形で一旦シリーズに区切りがついた感じ。

最後のメインメンバーたち集合でのセリフが寂しい。

そして、スタッフロー
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スター・トレック5/新たなる未知へ(1989年製作の映画)

3.0

前作とはうってかわって、無難にSF。
今度はスポックではなくカーク船長が監督。

無難にSFで、薄味な映画。
レギュラーメンバーが大分お年を召されて来て寂しい。

故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4(1986年製作の映画)

3.5

引き続き、ミスタースポックが監督で話も前回の続き。

今回はSFだけどちょっと毛色の違うSF。
スタートレックの中でも異色作。

定番メンバーのカルチャーショックの
ドタバタを楽しむコメディ要素もある
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スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!(1984年製作の映画)

3.9

前作の衝撃的なラストからの続編。
ネタバレになっちゃうからあらすじはかけないものの、話の目的もしっかりしていて分かりやすく楽しめる。

お馴染みのメンバーの活躍もあり、
大分メンバーのキャラクターもつ
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スター・トレック2/カーンの逆襲(1982年製作の映画)

3.4

引き続き世界観を飲み込むのも
一生懸命になりつつも、だんだんと雰囲気がわかって楽しめるように。
ただ、タイトルにもあるカーンの背景がよみときにくかったかも。

お話だけでなく、色んなSFの下敷きになっ
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スター・トレック(1979年製作の映画)

3.1

スタートレック劇場版1作目。

不勉強ながら宇宙大作戦までは見れてないので誰やねん。感はありつつ
圧倒的なミスタースポックの存在感。

コッテコテのSFですが
コッテコテだからこそ楽しかったです。
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.5

リーガルハイのスタッフが作った群像劇。
エイプリルフールの一日に、いろんな登場人物の思惑・行動が入り交じり物語が進んでいく様をテンポよく楽しめる。

いや、無理あるっしょみたいな部分もありつつ、しっく
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最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

3.0

猿の惑星5作目にして最終作。

ちゃんと猿の惑星サーガに乗っ取って作られてるものの(ミュータントとか)、いかんせんチープな部分も。

シリーズを通してみると猿の惑星シリーズとして楽しめるものの、ちょっ
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

3.4

猿の惑星4作目。
前作からの話の流れは続いているので、
どんでんがえしを期待する、というよりは予定調和の流れをハラハラしながら見守る映画。

完全版と劇場公開版の2パターンあり、エンディングが異なるも
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.7

猿の惑星三作目。
前作の最後からどうするのかと思ったら
まぁ、こう来たか。という感じ。

シリーズの流れでみると面白いし、
価値観の変化も楽しめる。
ただ、これだけみても何もわかんないだろうなぁとも思
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