たーしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

たーしー

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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

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『疑わしきは罰せず』
まさかの判決。正義とは何なのだろう。
外国人街を狙った爆弾テロで、愛する夫と息子を同時に無くしたカティヤ。何気ない彼女の幸せが、一瞬にして崩れ去られた。途方にくれて、自殺未遂をす
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.8

『がんばーれーがんばーれー』
路上ライブの少女の歌声。これは誰に向けられたものなのだろう。それは、きっと『どこか生きづらい街、東京』で、日々消費されていく人々に向けられたエールなのではないだろうか。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

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本当に大切な物は失ってから気がつくもの。灯台もと暗し。本当に大切な物は自分の一番そばにある。しかし、成功している間は、良くも悪くも周りが見えなくなってしまう。本作品の主人公、ボーナムも例外ではない。底>>続きを読む

早春物語(1985年製作の映画)

3.0

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昔昔、原作を読んだ作品。
ちょうど神保町シアターの赤川次郎特集で上映している事を知り、観賞。
17歳の主人公瞳が、写真撮影をきっかけに、たまたま出会った自分の父親ぐらいの年代の男、梶川と恋に落ちる。
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.3

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『90年代のサブカルチャーに興味があるなら、リバーズエッジを読んだ方が良いよ』約10年前、お客さんに、原作の漫画を貰ったのがこの作品を知るきっかけとなった。生と死、性、同性愛、コンプレックス、ドラッグ>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.7

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映画を見た後、心が浄化された。思春期。大人でも子供でないこの時期。なかなか思い通りにならない。自分の本当の気持ちを上手く伝えられない。儚い。まさに『人生で大切な事は何か』を学ぶ為の試練のようなものでは>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.7

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エンドロールで拍手喝采。
こんな映画は生まれてはじめて。やはり、名作は色褪せない。TOHOシネマズ日劇のラストショウ、館内は不快にならない笑い声、そして温かい雰囲気。この映画をこのタイミングで日劇で流
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

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1985年のダブリンでの話。
大人びた1つ年上の魅力的な女の子、ラフィーナに声をかける口実として、ありもしない自分のバンドのMVに出て欲しいとお願いをするコーナー。
そこからバンド、シングストリート
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.5

主人公の青山同様に、ブラック企業で働き、日々肉体的にも精神的にも追い詰められている人はたくさんいると思う。客観的に見れば、その会社が全てではないし、そんな会社辞めてしまえばいいと感じる。しかし、現実は>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

思春期の歯痒さや多感、甘酸っぱさが上手く表現された素敵な映画。

出来の良い兄と比べられる、不器用な17歳女の子、ネイディーンは、友情も恋もなかなか上手くいかない。

それでも何とか前に進んでいこうと
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.4

実際にあった北海道警の警察官の悪事を元に作った作品。

正義感の強い諸星が、点数を稼ぐ為、暴力団と組んで、上からの難題を次々と解決する。

のちに裏社会のスパイとともに悪事を働いていく。

どうすれば
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

甲状腺癌を患い、生きる意味を失い、ただ淡々と生きていたヘイゼルが、ガンと出会い、世界が色鮮やかにみえるようになった。

ヘイゼルとガンのオランダデートが微笑ましたかった。

そして、最後のヘイゼルの目
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