このレビューはネタバレを含みます
『疑わしきは罰せず』
まさかの判決。正義とは何なのだろう。
外国人街を狙った爆弾テロで、愛する夫と息子を同時に無くしたカティヤ。何気ない彼女の幸せが、一瞬にして崩れ去られた。途方にくれて、自殺未遂をす>>続きを読む
『がんばーれーがんばーれー』
路上ライブの少女の歌声。これは誰に向けられたものなのだろう。それは、きっと『どこか生きづらい街、東京』で、日々消費されていく人々に向けられたエールなのではないだろうか。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
本当に大切な物は失ってから気がつくもの。灯台もと暗し。本当に大切な物は自分の一番そばにある。しかし、成功している間は、良くも悪くも周りが見えなくなってしまう。本作品の主人公、ボーナムも例外ではない。底>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
昔昔、原作を読んだ作品。
ちょうど神保町シアターの赤川次郎特集で上映している事を知り、観賞。
17歳の主人公瞳が、写真撮影をきっかけに、たまたま出会った自分の父親ぐらいの年代の男、梶川と恋に落ちる。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『90年代のサブカルチャーに興味があるなら、リバーズエッジを読んだ方が良いよ』約10年前、お客さんに、原作の漫画を貰ったのがこの作品を知るきっかけとなった。生と死、性、同性愛、コンプレックス、ドラッグ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画を見た後、心が浄化された。思春期。大人でも子供でないこの時期。なかなか思い通りにならない。自分の本当の気持ちを上手く伝えられない。儚い。まさに『人生で大切な事は何か』を学ぶ為の試練のようなものでは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エンドロールで拍手喝采。
こんな映画は生まれてはじめて。やはり、名作は色褪せない。TOHOシネマズ日劇のラストショウ、館内は不快にならない笑い声、そして温かい雰囲気。この映画をこのタイミングで日劇で流>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1985年のダブリンでの話。
大人びた1つ年上の魅力的な女の子、ラフィーナに声をかける口実として、ありもしない自分のバンドのMVに出て欲しいとお願いをするコーナー。
そこからバンド、シングストリート>>続きを読む
主人公の青山同様に、ブラック企業で働き、日々肉体的にも精神的にも追い詰められている人はたくさんいると思う。客観的に見れば、その会社が全てではないし、そんな会社辞めてしまえばいいと感じる。しかし、現実は>>続きを読む
思春期の歯痒さや多感、甘酸っぱさが上手く表現された素敵な映画。
出来の良い兄と比べられる、不器用な17歳女の子、ネイディーンは、友情も恋もなかなか上手くいかない。
それでも何とか前に進んでいこうと>>続きを読む
実際にあった北海道警の警察官の悪事を元に作った作品。
正義感の強い諸星が、点数を稼ぐ為、暴力団と組んで、上からの難題を次々と解決する。
のちに裏社会のスパイとともに悪事を働いていく。
どうすれば>>続きを読む
甲状腺癌を患い、生きる意味を失い、ただ淡々と生きていたヘイゼルが、ガンと出会い、世界が色鮮やかにみえるようになった。
ヘイゼルとガンのオランダデートが微笑ましたかった。
そして、最後のヘイゼルの目>>続きを読む