漫画原作って、ギャグパートとアクションパートを一貫したキャラ作りの中でやろうとし過ぎる傾向が強い気がする。というかアクションパートの格好良さを引っ張りすぎというか…。
それなりに面白かったし、わざとそ>>続きを読む
説明するよりも美しさで訴えてくる映画。
制度やその時代の常識に縛られて人を好きになることすらまだまだ不自由だけど、もしその不自由さから解放される時代が来たら、矛盾するようだけどこの映画の美しさは半減し>>続きを読む
少年マンガの実写化として珍しく成功してるのはクオリティもあるけど、戦闘シーンで漫画再現の説明カットを一切省いて自然な流れで作ってるのはかなり大きいと思う。
なるほど真剣佑はゾロだった。
時代劇としてはん、、、?て部分も多いけど映画自体の完成度は高い。有村架純目でかいなぁ。
情報量の多さと作り込み尽くされた破綻の無い画面構成に何度も置いていかれそうになる。
でも最後には不思議とほっこりした後味が残る、一見薄味だけど複雑で奥深いフランス料理のコースみたいな映画だった。
スピルバーグ監督はレディプレイヤー1で虚構世界の大エンターティメントにひとつのケリをつけて、年齢的にも実績的にも充分すぎる中で、次の一手がウエストサイドストーリーということで、どうしてもその必然性を考>>続きを読む
思想的に正反対な相手であっても高度に知を伴った対話でもって共通点を見つけ帰着出来るという事実が記されている。
揚げ足取りや腐し、スカしはほとんどなく、真剣に言葉のやり取りを交わしているのは現在ではほと>>続きを読む
人種差別の社会性、移民1世と2世の意識差の時代世、若者の鬱屈の普遍性の絡み合いをブルーススプリングスティーンの音楽を軸に描くという物語。いかにも若者らしい感性が描かれていてむず痒い反面、応援したり勇気>>続きを読む
人との繋がりを感じるのがいかに難しいか。それが新たに手に入らないならなおさら。
古田新太の怪演は見物。
優しい人しか出てこないのに誰も幸せにならない現代の象徴みたいな話。役者が良すぎてずっと切ない。特に話の軸になる舘ひろし、綾野剛、磯村勇斗の3人がすごく良かった。
美しく無いことすら美しい映画。ラストカットなんかもう、、、凄いね。
役者は良いしあらすじもやや大雑把ではあるけど面白いのだけど、セリフが嘘っぽくて良くない。説明セリフが多すぎてTVドラマみたいな脚本になってるせいで映画として観ると全体感が浅い印象になってしまっていた。
曲が好きでずっと観たいと思っていた作品。平凡な日々をキャラの人間性の魅力でひと味つけるのが本当に上手だなぁ。今泉監督の映画は全部見てるわけでは無いけど本当にキャスティングが良い。
メッセージを1番濃密に伝えるために9割をネタ振りに使ってるような映画だった。自由とは何かや、何かを得た人に対する迫害や、今の社会にも通ずる哀れな人間の姿がみれる。
嘘だろうと本当だろうと、一度世に存在させた瞬間からある意味では全て本当なんだなと。
それにしても演技…
特別だけど特別じゃない青春と、特別じゃなかったけど特別だった青春が20年以上の時間差で交差するじんわりと暖かくなるようなストーリー。あとキャスティングが神。
手法だけが先行して話題な印象だったけど、ストーリーと手法がちゃんとハマっててとても面白かった。
分からないを楽しませるためには深さが必要。これだけの深さで表現をしている人が何人いるだろう…
くだらね〜って遠慮なく言えるのがの映画の良さ。わざとらしい演技って難しそうだけど見てて楽しい。
映像もきれいだし、淡々とした物語も物足りなさと満足感の絶妙なバランスが心地良い。人は環境次第だから簡単に努力とかやる気とか言いすぎないようにしたい。
もちろん才能も努力もある上で、めちゃめちゃ恵まれてるよな〜
登場人物がみんな人間として素敵だから大きな展開が無くても楽しめる。役者さんもそれぞれにがハマってた。
刺さる人には刺さるんだろうなと思いつつ、少し全体的にだれ気味の感。多分小説なら言葉ならではの描写で楽しみながらなら進むんじゃないかと推測。
ラスト数分でそれまでの全てが違うものになる。監督の強烈な衝動を感じる名作だと思う。
エピソードだけでも魅力的な太宰の半生に、蜷川実花がどこまでアプローチできていたかというと期待値の高い組み合わせだけにちょっと物足りない印象だった。
脇役の若手俳優達、もうちょっと演技上手かった印象ある>>続きを読む
何回か観て知っていてもなお感じてしまう、こっち来ちゃったか〜感
物語が複雑になって視覚効果も進化するが、映像美へのこだわりがやや希薄になるのが残念
映像の感じで途中までイギリスだと思ってた。シンプルながらも、少し先回りして追いつく展開を繰り返すことで複雑に感じる演出が効いてる