比嘉かずささんの映画レビュー・感想・評価

比嘉かずさ

比嘉かずさ

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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

4.0

お洒落!かっこいい!クセ強いヤクザと変な殺し屋が見られて最高!

首出演陣の過去作見たいな〜と思ってたところにちょうど劇場上映イベントが舞い込み、大変ラッキーでした。
いまいちキャラ全員の動機を理解し
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貴公子(2023年製作の映画)

5.0

めっちゃ最高。大好き。
普通の韓国ノワールよりは軽やかだけど、主人公の苦しみが真に迫っているから見応えもある。
マルコがマジで良い。顔が綺麗なのもあるけど、貴公子らに追われている間じゅうほぼ言葉を発さ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

私立女子校育ちでいわゆる公立中学校、を知らないため、空気感を知りたくて見た。
一年間を描くのかと勝手に思ってたけど、50日間でもしっかり見応えあった。35人全員にしっかり迫るならそれくらいの期間じゃな
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

スケーティング・キルが胸熱だった!

飽きない作りでずっと楽しめた。個人的に作家エリーがかなり今っぽいキャラクターだっただけに、レイチェルに変わってしまうのが寂しかった。仕事が恋人なところに大共感だっ
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

5.0

2024年度確実にハッピーな気持ちになりたい時に見るべき映画大賞

全体を通してキャラクターや色合い、小物、コミカルなテンポと、選りすぐりのキュートな演出がずっと楽しい。でも大切なメッセージはじんわり
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.5

〜松野豊に出会わせてくれてありがとう〜

90年代の自由さと不自由さを感じる瑞々しい青春もの。杜崎があんまり松野のこと好きだから、途中まで杜崎→松野→里伽子→杜崎の全員一方通行三角関係かと思った。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

アリアスター監督の個人的・露悪的な作風は多分好みじゃないだろうな、と思いつつ、回想のビーチの撮り方がかなり好きそうだったので見にきた。帰郷ってモチーフも好きだし。
前評判で聞いていたほどは分かりづらく
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仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング(2024年製作の映画)

5.0

特撮映画で一番感動したかも
ギーツとVシネ、あまりに親和性が高い。まず撮り方がキャスト陣に合ってる。景和ってあんな美形だっけ!?と驚かされた。
本編で比較的不完全燃焼な部分があった(それでも大満足だっ
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

3.8

見ようと思った映画がどっこも空いてなくて、連れもいたしあんま変な映画だとまずいけど、テアトル新宿ならまあ間違いはないだろうということで前情報なく見た。
シネマスコーレは阪元作品もよくやってたな、くらい
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

事件の構造自体は単純なだけに、裁判の一部始終をかぶりつきで体験できた。
ごめんけどヴァンサンがセクシー弁護士すぎるし、マルジェがセクシー見守り人すぎる。息子、ダニエルの瞳が綺麗。

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.8

別に何が変わるわけでもなかったが、やっぱり野田さんがかっこよかった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.8

『首』に感動して北野映画を履修しようとする。かっこいいとか、ヤクザが無邪気に遊ぶところの画力とか、若い衆2人の友情が微笑ましいとかがあった。セリフが聞き取りづらいのと言葉が少ないので理解しきれない部分>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

優しい世界。こんな風に支え合って行けたらと思う。
起きてしまった悲しいことの直接的な描写はほとんどなく、現在の結果と、それと共に生きていく人たちの営みだけが映る。相手のためにやってあげたことが、自転車
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

とにかく誠実。見たかったものが全てここにある。
漫画を読んでいる時の感覚は残酷で、出番や書き込みが少ないキャラを「モブじゃん」と断じ、注意力を弱めてしまう。また、「よくある話」と雑に結論づけてしまった
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.8

映画ライチ⭐︎光クラブを思わせるキャスティングに期待して見に行った。
森川葵の愛憎は確実にライチに出ていた。
己の復讐だけを見据えた森川葵の激情と、彼女に尽くし彼女を騙す間宮祥太朗の献身が良かった。こ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

泰明ちゃんの葬式からの一連のシーンが圧巻 あれを映画館で見られてよかった
水たまりの演奏シーンも、子供時代を思い出す演出が美しかった
子供の演技がべらぼうに上手かった
実写強火担すぎて、ガチ子供があの
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.5

美しくて笑顔が愛らしくて、どうしようもない衝動を抱えてる弟の名前が「春」はできすぎてる。
春って名前、良いよなぁ…。
原作未読だが、伊坂幸太郎の中でも短絡的で、ちょっとクサい感じがした。でもやっぱり登
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青い春(2001年製作の映画)

4.0

マメさん演じる花田先生がすごく魅力的だった。不合理な生徒たちのために花を育て、走ってくれている。
変貌後の青木、髪型と立ち姿であんなにも人は変わるのかと思った。何回りも背が高く見えた。
松田龍平の演技
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

クオリティが高いし面白い。でもスパイダーマンはなんか、趣味じゃないなとは思った。

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

4.5

私のクリスマス映画オールタイムベストはやっぱりこれ。
地下鉄とボレロの使い方がお洒落。
ボレロ聴くとこの焦燥感しか思い出せない。

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

5.0

最っ高。

こういう雰囲気の邦画好きなんだよな、っていう冒頭10分で抱いたぬるい好感触を置き去りにするほどの傑作だった。完璧。ワンオブザベストムービー。
踏みつけられたケーキを車内で素手で食うという画
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