タコさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.8

悲しい現実。トリとロキタの状況を批判的に映し出すのではなく、ただただ客観的に映し出し、我々は傍観者でしかない。なんというか居た堪れないですね、こういった現状が世の中には蔓延っていて、弱者はいつまでも搾>>続きを読む

私の知らないあなたについて(2022年製作の映画)

3.8

最近、社会文化思想の授業で思索してるようなテーマでもあり、個人的にはすごく面白くてだいぶ見入ってた。人間って醜くていいよねー。もっと個人の感情の描写や深掘りが欲しかった。

J005311(2022年製作の映画)

3.4

すげーパワーを感じた。ノイズは僕にとってそれほど気になるポイントではなかったけど、セリフが聞こえづらかったのがなあ…

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

いやー、だいぶ好みだった
どんな人にも温もりがあるんだと思うし、その温もりは誰かを救ったり、踏み出すことの契機にもなり得る。
その人の素敵なところを見つけられる彼女も最高だし、最後に見せたビリーの笑顔
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愛・アマチュア(1994年製作の映画)

3.7

ポルノビデオレンタル屋さんでマイブラ流れてて歓喜。原っぱでの銃乱射とかシュールで面白い。はちゃめちゃなキャラばかりだけど救いがある、からのオチ。見事ー!

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

寝台列車乗ってどこか行きたいな〜ストーリーは単調気味ではあるけど、描写ひとつひとつが逆に旅のリアルなのかも。2人の空気感が心地いい。

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.7

松田龍平とジュニアの2ケツシーン。あとレザーずっと着てるのもカッコいい。

青い春(2001年製作の映画)

3.9

今、この時代だからこそ多くの人が見るべきなんじゃないかと感じた。
彼らの内の青さ、青い春、黒、憧憬

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

面白かった
えまちゃんすぐ寝るから映画終わった後に毎度あらすじと結末話してる気がする
あの母親ひどい、演出が細かくて面白いな〜

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.1

ワクワクハラハラしながら頭空っぽで楽しみましょう!!って感じで、ザ・エンタメなアクション超大作映画。最高に面白かった!こういうのが良いんですよね!

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.7

リドリースコットなのか、意外だった。音楽の使い方とか、テンポ感いい。娘ちゃんの真っ赤なサングラスかなり調子良さそう
後半にかけてむっちゃおもろい!

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.7

監督自身の街への愛がすごい。
香水屋、パン屋、お肉屋などに立ち寄るダゲール街に住まう人々の日常。みんなが自然体に映ってるのに感心。カメラを見て笑顔を見せる人や、ちらっと見る人。
マジックショーでの無邪
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.7

こういう空気感の映画は淡々としていたり、ストーリーに起伏がなかったりしても観ていられるな〜、映像がいいですよね〜。
ベトナムの裕福な人の家はどこもこんなに開放的なのだろうか、光の入り方とか、自然と日常
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

粗さや映像の質感グッド。禿げて老けたハリースタイルズに見えた。

愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

歪だけど真っ直ぐだ。理解はできないけど。ただ「愛を否定するな」は名言です。ポスターとのギャップがすごくてビビった。高校生の純粋さと大人の不純さの対比が笑える。
河合優実ほんとにいいな

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

やっばい、マジで面白くてゲラゲラ笑ってた。警官は誰かを止めてはあの話してるのかな笑
このいろんな人が交わる感じ堪らない。

「あなた関係ないですよね」「あんたは誰だよ」

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.9

出逢いってのは生きてれば限りなく溢れてるかもしれないけれど、その出逢いが自分にとって特別なものになるかは、また別なわけで。たまには誰かに背中を押してもらったりしながらも、結局は自分から一歩を踏み出さな>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.7

あまり口数も多くない主人公が高台からプールに飛び込むのを躊躇ったり、周りの人のダンスを見よう見真似で自分なりに踊ってみたり。ナイスなキャラしてた。
記憶の象徴としての林檎。途中で出てくるミカン。記録す
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

大切な人へ愛を持つこと。記憶として蓄積しようとすること。
冒頭のダンスシーン然り、ヤンがミカに接ぎ木の話をするシーン然り、単にヒトとAIって言う括り以上に、家族としての在り方の描写にイイな〜ってなって
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.8

静かに進んでいくストーリーとコロンバスの街並みや建築物。繊細な空気感と、なにより音楽の使い方と構図がグッド。
途中の鏡を活用した男(ジン)と女(エレノア)のシーンお見事。大好物、そういうの。

冬物語(1992年製作の映画)

4.2

“男の美しさは知性”だって。肝に銘じます。
終わりよければすべてよし!偶然&必然!ラスト素敵!これぞロメール!これだよこれ〜って感じで好きだったんだけど、あまりにもロイック不憫だな。途中すげえ酷い言わ
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恋の秋(1998年製作の映画)

4.3

成熟したワインのような大人の恋。他作でのロメールはまあ若いからね〜って感じな部分があったんだけど、ウィットに富んだ会話とか、人物の距離感とか関係性がリアルで、展開も面白くて、すごく良かった。
撮り方と
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.8

海へと走り出し、我々を見つめるラスト、3人で映画を観に行った帰り道での無邪気な笑顔とは対照的な哀しげな表情で映画は終わる。

愛を受けて育った子供が立派に育つとは限らないけれど、正しい道へ導く努力はで
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夏物語(1996年製作の映画)

3.8

“一晩で大金持ちになった乞食”って表現が的確すぎ。
一気にモテモテになったが、内向的な性格なあまり振り回される。
 “決断力はあるほうだ”と自称するガスパール優柔不断すぎて少し苛つく。『DEFINIT
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ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

3.6

“kiss my ass”からのゲロったりとか、姉に熱湯かけられて、からの氷敷いた風呂に入ってるカットとか所々コメディチック。サイモンの髪型がイカしてる。ただ『シンプルメン』と『トラスト・ミー』ほどは>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.9

重なる顔だとか俯瞰的なショットだとか。天才的。どうやって撮ってたんだってのがいくつもあった。あと所々小津さんぽいところもあった。
猫ちゃんたくさん出てくる映画、かわいい。

春のソナタ(1989年製作の映画)

3.5

ジャガイモの皮剥きしながらタバコ吸って、灰が落ちたからそのジャガイモを灰皿代わりにしてるの笑ちゃった。エーヴの意地悪そうな表情とか飄々としてる感じとかそれぞれの絶妙な距離感うまいね
哲学的な対話とかさ
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.6

会話って大事。おもしろかったより興味深かったって言葉の方が合うかも。
「叫ぶより行動するのよ!」

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.9

おれはこう言う何も考えないでただただニヤニヤしながら楽しめる映画が大好きだー、あー面白かった。

南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経♪

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.2

ここ最近見た中で1番ハマった。すげえ魅力的な作品。言葉でうまく言い表せない。マシューに「語彙を学べ」と言われそうだ。
切れ味の鋭い台詞も、映像の色味も、衣装も、構図もめちゃくちゃ好きだった。

交差し
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.8

『Kool Thing』が流れるナイスなダンスシーンのためだけに見る価値のある映画。
弟のかけてるメガネかっこいいなー、エリナの髪型とレザージャケットかわいいなー

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.2

めっちゃ好きだったー、テオいいキャラしてる。ほっこり最高映画!マジ見て!

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

この色彩感覚と、感情そのもののような、カメラワークすごい。パトカーの明滅するサイレンすごいな。正直圧巻。アスペクト比の表現方法もさすがだ。
『True Love Waits』はいつ聴いてもいい。
逃げ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

すごくいい映画でした、久しぶりに映画みて泣いた。もっといろんな世界を学んで、愛を持って生きたい。
所々のカメラワークめっちゃいいね

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

いつも”また”どこかで。
人との絆、関わり。それでも抱える個人の悲しみや喪失感。孤独と向き合うのもいいなと感じた。
おれは”さよなら”って言葉があまり好きじゃないから、やっぱり”またね”だな
静かで綺
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