タコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

タコ

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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.0

エルファニングかわえーー。Wiiスポーツやりたくなった。
時間の感覚的なものとか、ふたりの距離感とかとか。
卓球のシーンとか、プールのシーンとか音楽の使い方も含めて最高。これが彼女のセンスだなー。いい
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

彼女らを羨望の眼差しで見つめる「ぼくら」の視点。
音楽の使い方があまりにも秀逸だった。淡い光の中の少女たちの儚げさ。まあでもラックス以外の姉妹ももう少し深掘り欲しかったなー。あと、ほんとに過保護って良
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.4

なぜイーノックに見える幽霊(友人)が日本兵のヒロシなんだろーって思ってたけど、彼のセリフから合点がいった。 バックグラウンドの異なるそれぞれの“死”に対する価値観。
まあ、物足りない感は凄い。というか
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.7

タイトルそういう意味なのか!!!
ミラのウィッグの長さや、色がコロコロ変わってるの可愛い。最後の浜辺のシーン泣いてまう。すごくポップで綺麗な映画だった。

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

無限の可能性の中に僕たちは生きているんだと思うし、いくつもの分岐点があって、先のことなんて何も分からないから、美しいものにも、醜いものにも出逢えて、成功も失敗もして、だから人生って良いんだろうなと思っ>>続きを読む

こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.4

あー、おれカサヴェテス合わないな。ぐぅ、仕方ない。
“こわれゆく”というより、もうとっくにこわれてた。
穏やかさを求めたいねー、まあでも愛は確実に存在してるんだよな。まだ幼くて、ママこことが大好きな子
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ペルセポリス(2007年製作の映画)

3.7

面白かった。人種や、アイデンティティ、普遍的な問題に揺れ動くマルジの物語。
イランから出て、異国の地での初めての経験。失敗。本国での抑圧など。
重くなりすぎないようにクスクス笑える描写があるのもグッド
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.5

これもっと短くできなかった?冗長してるなー、、ってのが一番感じた。
ただ撮り方によるリアリティもそうだし、緊張感もそうだし、最後のシーンは確かにすごいカッコいいし。高級娼婦のジャニーンの表情の切り取り
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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小学生の時に見た記憶が鮮明に残ってて、今でもみたくなって、発見があって、面白いんだから凄いよね。ベタだけどジブリの中でも上位で好きだな〜

パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.0

これこれー!ロメール!久しぶりにみた!
好きだー。ずっと見れちゃうな。
服の合わせ全部最高だなー

オンリー・ユー(1994年製作の映画)

3.6

これこれ!って感じの雰囲気と、はちゃめちゃ加減良いねー!こういう王道もたまにはいいよねー!

X エックス(2022年製作の映画)

3.1

老夫婦のセックスなんて映画館で見てたらかなりキツそう。スマホ上でも普通に顔背けたしスキップした、あと単純に自分に合わなかった

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.7

2人の間の対話は少なく、終始どんよりとした雰囲気のなかの、お互いを求め合う、惹かれ合う艶やかさ。
そういうわけじゃないの、シャーロット…ってなる。俺はメアリーの気持ちがわかる。

シアーシャ・ローナン
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ(1975年製作の映画)

3.3

美醜的な?こんな生々しいと思ってなかったよ。観てびっくり。
当時の奥さんをここまで裸にするなんて、監督の性癖なかなか狂ってるね。ベストオブこんな喘ぎ声は嫌だ
題材と所々の画はよかった

風の絨毯(2002年製作の映画)

3.5

授業。
ルーズベルが父に薬を渡すシーン、外からその様子を見てたサクラが折り鶴を窓際にそっと置いたこと。
ペルシャ絨毯が編まれる過程、異国の地での2人の恋模様良かった。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

お茶を立てる音はもちろん、蝉の鳴き声、雨が地面を弾く音が印象的。日本は四季がはっきりしているのも素晴らしい魅力であって、恐ろしい速さで移りゆく春夏秋冬を、1日1日焦ることなく、大切に生きていきたいと思>>続きを読む

(1997年製作の映画)

3.6

前2作品と比べてよく分からないが印象としては強く残ったけど、このすげぇ多湿な感じ、ジメジメとした感じを演出できるのすげえな。そしてあの地獄の終着。
たしかに最初のエスカレーターのシーン『偶然と想像』だ
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.1

時代やバックグラウンドは違えど人間っていつまで経っても孤独なんだな。
タバコじゃ収まらない不安や孤独。嫌悪や絶望感。溢れ出す行き場のない感情。
すげえニヒル。好き。面白い。

青春神話(1992年製作の映画)

3.9

鬱々としてて、このジメーっとした空気感も、汚さも、ただ傍観することしかできないこの感じもいいね。行く場所なんてどこにもない。自由の拘束。
排水溝からしきりに溢れる水は何を意味しているんだろう

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

遠景の富士山、京都での映像は所謂“世界に誇る日本の美しさ”的なものが描かれていて良かったし、新宿歌舞伎町とかネオン街とかも良かった。
まあこんなに評価されてるのは正直よく分からない

冷たい水(1994年製作の映画)

3.4

うーん、、
画面に染み渡る青の色調、霧や退廃的な雰囲気、映像の質感は好き。
少年、少女脆いな。ただこういう映画って本当にこれ◯歳!?となってしまいがち。だからうまく感情移入もできない。日本とちがうから
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

高校をなんとなーく、その日その日を平凡に過ごしてた俺にとってそこまで刺さるものがなかった。期待し過ぎてたけど、河合優実と藤原季節とHIMIがいるのでグッド
作田さんがバスで幼稚園児と話すシーンが好き

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.6

仕事の、上司の愚痴を言えるってすごく恵まれているんだと感じた。その日を生きるのに必死なロゼッタ。強いロゼッタ。辛い時は泣いていいんだよ。
長回し最高だなー、ジャージにスカートの合わせ可愛いいなー

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.4

所謂ウォン・カーウァイ味のないウォン・カーウァイの映画、所々の画やショットとかは良かった

怪物(2023年製作の映画)

4.3

浅はかで、空疎な感想で纏めたくなくて、咀嚼し切れず…いい映画だったと思います。
『aqua』素晴らしかった、、、

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

「家族」という集団のなかの痛みや、狂気さ。会話、それぞれの空気感、距離感のリアリティがすごい。良多の別れた後のバスの中でのセリフがすごく印象的だった。

樹木希林の毒っけさと演技最高だった…てかキャス
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あなたがここにいてほしい(2021年製作の映画)

3.7

すんげー純愛、2人の間には汚い部分がどこにもない。周りの大人は汚く、タイミング、社会情勢がとても残酷で切なかった。メール一挙送信のシーン泣いた。こういう涙頂戴感満載の映画もたまにはいい。

そばかす(2022年製作の映画)

3.6

おれらは社会に、環境に、自分の考えが一般論だとするような傲慢な人間に拘束されすぎてるよ。自由なんてない。もっとひとりひとり好きに生きてほしいし、理解がされてほしいな〜
三浦透子さん演技も歌も良かったー
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.1

指に塗ったマニキュアが落ちるくらいの時間の経過。サンタさんを信じる子供たちには親とのクリスマスも無ければサンタさんも来ない。

明が1人で買い物へ行き、家計を整理したり、1人で遊んだり、京子がお母さん
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.6

幻想だとしてもアレックスにとって彼との6週間は、かけがえのないもので、墓で踊ったことはまさに愛の体現だった。
あのシーンはやっぱり『ラ・ブーム』のオマージュなのね。

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

映像の色味が温かくて、綺麗で、優しくてすごく良かった。心ぽかぽか。
愛で真っ向から立ち向かう強さ。
3人の感情の機微が伝わってくる描写。ジョヴァンナにロマンスあれ。素敵な映画だった。最後最高ー!

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーチックだけどファンタジー。1番大切な思い出ってなんだー、22年しか生きてないからなあ、走馬灯ぜったいしょぼいや俺。
あとやっぱり人間が好きだと強く感じた。

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.1

カルチャーの違いすげーなー、よく分からないけど、この時期特有の大人への憧れはあるよね。あどけなさ満開。
全然ハマらなかった。ブックスマートってやっぱすげえんだな

幻の光(1995年製作の映画)

3.3

光と陰の使い方、構図が印象的。長閑な風景の画も、厳かな雰囲気も、日本の美しさを見てとれた。少し退屈だった