タキさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

名作の中の名作。
オードリーヘプバーンのキュートさの破壊力は凄い。

きっと鑑賞している私はずっとニヤニヤしていたと思います。
これでもかと言う位トキメかさせて頂きました。

最後の記者会見でのなんと
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眼下の敵(1957年製作の映画)

3.8

かなり面白く鑑賞できました。

駆逐艦と潜水艦の攻防戦。
二人の艦長の読み合いと心理戦に魅入られます。

艦長が二人とも男の格好良さが滲み出ていました。

戦闘シーンも迫力がありスクリーンで観たらかな
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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

3.3

今さらながら、名作戦争映画を鑑賞。
物語の中で、2つの話が展開し最後に繋がります。
かなり長く、現在の作品であればもう少し短く凝縮されそう。
暑さや汗がこちらにも伝わります。

言いたい事は最後の軍医
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妖魔(1989年製作の映画)

3.5

原作のテイストをしっかり踏襲している作品。

宿命を背負った忍者と妖魔との戦い。

数え歌は印象的で今でも思い出します。

この時代だからか映像にして良かった作品かも。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.1

心の病を扱いどの様に展開していくのか興味深く観ていましたが、途中から普通のアメリカ映画と言う流れになってしまいちょっと残念でした。

無理矢理勝負をねじ込んで、物語を広げて、ハッピーエンドに最後の語り
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.3

映像も美しく、儚さや脆さを感じさせる映画でした。

日本人にはない美しさを。

魔術師(1958年製作の映画)

3.1

とても不思議な雰囲気を醸しつつ、かつ人間の根っこの部分を描いている、、、気がします。

とても分かりやすい様なでも難解な映画でした。

自分がまだこの映画を理解するレベルではないのかも、と感じました。
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.0

ヒッチコックの看板に期待しすぎてしまいました。

当時としては相当ハラハラする展開だったのでしょうが、現在のスピーディーな映画と比べておっとり見えます。

警察ものんびり、誘拐犯も優しく感じます(笑)
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ピクセル(2015年製作の映画)

4.0

エイリアンが侵略しに来ているのに楽しくかわいい作品。

パックマンやギャラガなど往年の名ゲームキャラが襲ってくる映像は、テンションが上がります。

コメディ要素もたっぷりあり、ゲームをやったことのない
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

外国ならではのセリフ回しのオシャレさ。
日本で障害のある方にあんなことを言ったら、差別やら~ハラスメントやら何やら言われそう。
そう感じさせないのは、ドリスのどんな人だろうと一人の人間として付き合うと
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.4

実際にあったイランアメリカ大使館人質救出作戦。

アカデミー賞作品賞等を獲得した作品。
事実をベースにしているので、派手なアクションはなく、ギリギリで行われていた救出劇に手に汗を握ります。
ベンアフレ
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.5

かなり衝撃的でした。
お薦めのサスペンス。

ラストの展開で見終わってからもハラハラ感とゾクゾク感がしばらく続きました。

途中まではよくある話なのかと思わせ、でも怪しい人も他にいたな、、と考えてさせ
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切腹(1962年製作の映画)

4.1

見て良かった作品。
昔の邦画の力を感じます。仲代さん、丹波さんなど迫力が本当に凄い。

あれ、フリーズした?と思わせるくらいの贅沢な間の取り方がピンとした緊張感を増幅させます。

時代の理不尽さ、それ
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.6

いいですね、名作邦画。
かの有名な階段落ちをご覧あれ。

若き日の平田満さんの名演、クライマックスを存分に味わえます。

音楽といい当時のエネルギーを感じます。
懐かしい!

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

皆が知ってるシンデレラの実写版。
シンデレラは継母や義姉などにつけられた名前だったり、どうして継母がシンデレラを憎むのかなど面白く見る事ができました。

ケイトブランシェットの迫力が凄まじく、一見の価
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ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

3.5

プロのカウボーイがあることを初めてしりました。
8秒にかける人生、そして愛。

今と昔の二つの人生を交互に映しだした物語。

若い二人の愛よりご老人の愛の人生の方に共感してしまうのは、私が歳を取ったか
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.1

劇場でデスロードを観たので、おさらいで第一作を見直しました。

ストーリーは分かりやすい復讐劇。ワルをワルとして分かりやすく描き、キャラを立たせています。

バイクと車のならではの疾走感、スピード感、
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

劇場で観賞して良かった作品。
トレーラーでひたすら疾走して闘うバイオレンスアクション。

何も考えず映し出される世紀末の情景を、迫力あるシーンを楽しむことができました。

世紀末ですから細かいツッコミ
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.0

鬱々した気分と嫌悪感が沸き上がってきます。
それだけ真に迫った作品なのだと思います。

極限の中で淡々と行われる総括と言う名で行われるリンチ殺人。

革命と言う前向きな目的があるのに、総括と言いつつ過
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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.3

TV観賞。
良いですね、深く考えずにほのぼの観られました。

阿部寛さんはコメデイも似合っていて感心させられます。

お風呂だけでなく指圧や鍼などの文化を海外に発信する機会としても良いかもしれませんね
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.5

とても好きな映画のひとつ。
9歳のテータムオニールか本当に素晴らしい!
男の子に見える序盤から徐々に女の子らしさ、そして大人びた雰囲気を出す変化が素晴らしい!

何とも言えない表情がこちらの心を掴みま
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.3

人間の臭いを感じます。
最近の映画より、映像や構図などがすごく考えられ練られている気がしました。
自転車のシーンと自転車と言う存在に込められた未来。

心に刻まれるラストシーン。
こうやってしか生きて
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美しき緑の星(1996年製作の映画)

3.0

EUでは上映禁止と言われるなど、いろいろと曰く付きの作品の様です。(ネット上の書き込みなので真実かどうか私はわかりません)

地球に派遣された異星人が現在の価値観を「切断」するシーンがたくさん出てきま
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.3

中盤までは深津さんが主人公でした。その位印象深い演技に引き込まれました。キャスティングか素晴らしい。

内容はその深津さんまでがピークに感じてしまいました。

かなり無理やり詰め込み過ぎたので、原作を
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パピヨン(1973年製作の映画)

3.2

脱獄物の名作。
離島の強制労働施設がCGじゃない分、人間の息遣いが伝わり生々しく感じます。

主人公が独房に入れられてからのシーンが個人的なこの作品のピークです。

スティーブマックイーンのギリギリの
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旅情(1955年製作の映画)

3.4

60年前の作品とは思えない映像の美しさ。ベネチアの風景が美し過ぎて、行ってみたくなります。

ヒロインの心情がベニスに融和して、様々な顔を見る事が出来ます。
お洒落なセリフ回しが、とても良いです。
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相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ(2014年製作の映画)

3.0

相棒好きなのでそこそこは楽しめました。
劇場版Ⅰが印象に強いので、映画ならではの手に汗握る感じが無かったので、物足りなさはあります。

テーマや扱っている内容は流石相棒と言った切り込み方です。
国防や
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

夢の中の夢のそのまた夢の中の、、、何て言う発想は良い意味で頭がイカれていないと出てこないですね。

今が現実なのかどうか、そして本当の現実とは一体何なのか、頭の中がぐるぐるループします。

とても面白
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ジュピター(2014年製作の映画)

3.0

映像は凄かったです。
IMAXで観たので尚更臨場感はあり、途中ちょっと酔いました(笑)

内容はいろいろあるけど、ハッピーエンドだよね、をしっかり踏襲しています。

各キャラクターはもっと掘り下げたら
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.7

一人の女性の一生を描いた作品と受け止めました。

己の価値観、幸福観を見つめる事の大切さ。
そして他人の価値観(例えそれが肉親であろうとも)に引きずられない生き方。現代はそれが選択できる時代に感謝です
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.9

ゴジラ第一作。
クオリティーの高さに驚かされました。
モノクロがゴジラの恐ろしさと人々の恐怖心を際立たせます。

燃え盛る東京やテレビ塔から最後を伝えるレポーターのシーンなどの生々しさ。

内容もかな
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

古典の名作をやっと観る事ができました。
多くのシーンが美しく撮られています。

クライマックスの下水道の「陰」のシーンからラストシーンの「陽」の映像。
映像は「陽」なのですが、切ない心を描いたエンディ
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X-エックス- 劇場版(1996年製作の映画)

2.8

もう一度見直したら、何のために戦うのか良くわからない物語です。

映像は今見ても格好良く、かなり迫力が。
天の龍が作る結界のシーンなどとても美しく感じます。

かわいいキャラクターとは裏腹にかなり死の
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

4.1

個人的に結構好きな作品です。

ラブストーリーがベースですが、父親の死から進む話の中で、生や死、喜び哀しみ、トラブルや大失敗も全て人生喜劇なんだな~と前向きになります。

キルスティン・ダンストさん演
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.7

食に関するドキュメント映画。

食が工業化している現代を学ぶ事ができます。

動物や植物たちの命を感謝しながら頂こうと感じます。

モンサントなど大きな会社を批判する事ができるのが、アメリカの懐の広さ
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