タキさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

タキ

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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

100年以上も前の映画。
ショートムービーですが、テンポ良く特撮、セットなどもかなりしっかりしていて感嘆と共に楽しめます。

笑いもあり、シュールさもあり、お洒落です。
地球人、傲慢過ぎでしょう(笑)
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.3

ゾンビと言えばこれ、と言う作品。
広いどことなく空虚なショッピングモールの中で生をかけた攻防戦が。

あれだけいたら、心がすぐ折れるであろうと言う絶望感を味合わせてくれます。

個人的にはテンポが合わ
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機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

3.1

Ζガンダムの劇場版第一作。
ほとんどが旧作のまとめだったのはもったいない。

最後のアムロとシャアの邂逅シーンなどシーンは格好良く興奮させるだけに、惜しいです。

個人的にはガンダムシリーズの中で、Z
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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-(2005年製作の映画)

3.3

Ζガンダムの劇場版。
戦場における男女の仲を描いています。

やはり旧アニメと新作のミックスは画面が変わる度に違和感を感じてしまいます。

新作のキャラクターが魅力的な作画な為に時間をかけてでも全て新
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

取り違えと言うテーマがかなり重いです。

どんな結末になってもハッピーエンドはない、人生は続いて行くんだ、と言う風に受けとめました。

親も親になっていく、とても考えさせられ覚悟を感じさせてくれます。
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うた魂(たま)♪(2008年製作の映画)

3.9

好きな映画です。
一生懸命部活を頑張っていた頃を思い出させる作品。

夏帆さんはコメディセンスがあって演技も上手くて良いですね。

ゴリさんも高校生には見えません(笑)がキャラクターが濃くて楽しませて
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

とても心に残るラストシーン。
どの様に感じるかは、観た方でかなり印象が変わりそうです。

淡々と死と生を描いています。
けっこうインサートされるシンプルに食べるシーンか「生」を現している様に受けました
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メトロポリス(2001年製作の映画)

3.3

映像、CGの精巧さは素晴らしいです。
これだけ細かい描写ができるのは日本人ならではのこだわりでしょうか。

ロボットに仕事を奪われ鬱憤が溜まる人間。
これからすでに起こりうる未来かも。

惜しいのは、
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スプリガン(1998年製作の映画)

3.7

原作ファンとしてかなりよく出来ていると感じました。
大友克洋氏が良さを引き出し、格好良く仕上がっています。

誰でも知っているノアの方舟を扱っているので、突飛な感じのするテーマも馴染み易いかも。

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忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ(1984年製作の映画)

3.8

忍者ハットリくんとパーマンのコラボ第一段。
ニューヨークまで闘いの場を広げるスケールの大きさ。

この当時でマインドコントロールなどが出て来るとは、さすが博識の藤子不二雄先生です。

テンポよく見せ場
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忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻(1983年製作の映画)

3.5

劇場版忍者ハットリくん。
時間はそんなに長くないですが、敵役のメカ忍者メカマロのキャラが、しっかりしていて良かったです。
故郷の伊賀を取り戻す為に戦うハットリくんの雄姿。

原作マンガより映画の方がよ
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忍者ハットリくん+パーマン 忍者快獣ジッポウVSミラクル卵(1985年製作の映画)

3.6

忍者ハットリくんとパーマンのコラボ映画第二段。
パーマンはサポート役に回りますが、ミラクル卵はなかなかスケールが大きめです。

子供の頃興奮したスターの共演。

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

4.5

実在したアメリカの女子プロ野球リーグのお話。
アメリカ人ではないですが、ノスタルジックな気持ちになります。
日本人女性にはない明るさが、物語を楽しくさせます。

再会シーンが大好きで、爽やかな感動を呼
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模倣犯(2002年製作の映画)

1.8

宮部みゆきさんのファンなので、大丈夫かな~と心配してみたらやはり残念な出来栄えに。

深い内容を映画に詰め込むと、筋が荒くなってしまうのでもったいない。

中居さんがミスキャストかな。
爆発を映像にす
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.6

90年も前の映画なのに、時代を越えて楽しめます。
お笑い、コメディの教科書の様です。
そこに質の高い音楽、お洒落さ、切なさを織り込んでいるところにチャップリンのスゴさを感じます。
パンを使ったタップダ
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赤い天使(1966年製作の映画)

4.0

戦争時の愛と生と性が描かれた作品。
従軍看護婦の女性の視線から見た戦争の現場。
戦争の前線では性と言うものが時に重くもあり、時に軽くもある。

胸が苦しくなり、痛さが伝わって来る映画です。

若尾文子
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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

4.1

大人のためのルパン三世。
クールでお洒落、ハードボイルドを堪能できます。

作画も落ち着いたトーンで、ちょっとした演出も原作のルパン三世のテイストをよく醸し出しています。
ルパンは悪い方が格好良いです
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

-

個人的な趣味に合わず、完走できませんでした。
途中で力尽きてしまったので、スコアレスです。

KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年製作の映画)

4.0

戦前の史実。
野球好きですが、台湾代表が甲子園に行っていた事を知りませんでした。
当時の日本と台湾の関係を勉強できました。

3時間も長さを感じさせません。
選手、監督、周りの人びとを丁寧に描いた良作
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

2014年観た中で一番好きな作品。
観て良かったと感じる映画。
タイムトラベルものですが、派手な展開はないです。
しかし幸せや愛情、自分が生きている事への感謝を再確認させてもらえる良作。
セリフ回しが
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トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

3.5

主演の3人の子供たちのイキイキした演技に惹かれます。
演技未経験と聞きビックリ。

正義のため、汚職、賄賂にまみれた警察と対峙する姿にハラハラドキドキ。

多少中だるみ、展開の強引さはありますが疾走感
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.0

途中までは相当面白く観られました。効果音を有効に使い、映像を斬新にしています。

暗黒舞踏の方々の奇形人間はインバクト大。
時代のアングラエネルギーを実感します。
しかし最後の15分位で強引に物語を閉
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盲獣(1969年製作の映画)

3.8

衝撃的です。
倒錯した愛、極限の愛、、、と言って良いのか分かりませんが、お勧めの作品です。

良い意味で頭がイカれています。
映像の鮮烈さ、演者さんの狂気は必見。
完全なる飼育がお子さまな話しに感じま
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昭和鉄風伝 日本海(1991年製作の映画)

2.8

若くイケイケな頃のダウンタウン浜田さんを堪能できます。

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.4

大人のクライムサスペンス。
銀行強盗の裏に隠された大きな事実。
犯人とのやり取りの緊張感や完全犯罪などかなり練られた内容です。
戦争や人種差別などもテーマにあるので、アメリカ社会的の認識があった方がよ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

物の見方、固定観念、などを考えさせられる映画でした。
感情や感覚に流されず客観的に見るのは難しいですね。

ほぼセットが部屋の中だけですが、これだけおもしろく人間を描く作品ができるのは素晴らしい。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

アメリカ版ゴジラは眠たがり?

敵のフォルムは古代生物と言うより宇宙生物の様。
ゴジラとの対比をさせるためにトゲトゲしくデザインされたのか。

着ぐるみのゴジラのリアリティの方が好みですが、CGゴジラ
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.8

染谷さん、二階堂さん、二人の若手演技派の共演。
染谷さんの胸の中に圧し殺す空虚さ。
二階堂さんのうざさと優しさのプレッシャー。

理不尽な現実に向き合い生きていく若い二人。園子温監督の映像もいいですね
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

泣きました。
劇場でスタンディングオベーションしたくなった傑作。

映像、演出、音楽、全て好きです。

ああ、無情、それでも人は死ぬまで生ききらなければいけないと痛感します。

民衆の歌が頭を巡ります
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.7

岡田准一さんが素晴らしい。
井上真央さんの健気さも印象的です。
戦時中、戦闘中の映像が生々しく感じられたのに対し、逆に現代がチープな演出に感じられたのが残念。

三浦さん、吹石さん、風吹ジュンさん何故
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.7

大人なら誰でも想い出す自身の子供時代。

ちょっとした冒険、友人との時間、そしていつしか大人になり疎遠になっていく現実。
それを子供たちの演技の上手さ、ある種のノスタルジー、そして音楽で頭の中の記憶の
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接吻(2006年製作の映画)

4.9

かなり好きな作品です。
小池栄子さんの役者としての見方がガラッと変わりました。

小池さんの一途な狂気。
ラストシーン、主人公のどんな想いが交錯しているのか。

雨の訪問者(1970年製作の映画)

3.1

チャールズブロンソンの男ならではの格好よさを、たっぷり堪能。

サスペンスタッチのストーリーは今リメイクしても面白いのでは。

後半の展開、ヒロインの行動には?と思わせる展開もありましたが、それもブロ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.8

好きな映画を挙げよ、と言われたら頭に浮かぶ作品。

最後まで行ききる人生の美しさ。

ラストシーン、海と命のコントラストが忘れられません。
秀逸な最後。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.6

素晴らしいの一言。
今の自分に必要かつ心に響く名言の数々。
生きる強さ、優しさ、人を愛するよろこび、葛藤が見事に描かれています。

音楽の美しさ、映画なのに舞台を堪能できる贅沢さ。
チャップリンは本当
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.6

分かりやすく楽しめるコメディ。
妻夫木さんの真っ直ぐなダメっぷり。
豊川さんのテキトーさ、北川さんのツンデレとピッタリです。

張った伏線もかわいく回収して、クスッと笑えます。
心に正直に生きたいです
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