拓風さんの映画レビュー・感想・評価

拓風

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.3

原作は好きで読んでいる。
紙面には絶対に乗らないのに読んでいると音を感じられるような原作が好きで、期待を込めて鑑賞。

スタートからして結構端折ってるところから始まり、全体的には駆け足で進んでいくので
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

前作がなかなか面白かったものの、安易な続編だったらどうしようと思いながら視聴。

今作も前作同様ほぼPC画面内で全ての話が進行する、現代ならではのフォーマットのシリーズ続編。

前作は父親世代が主役だ
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

2.3

テレビ版は視聴済み。

映画版は間が空いたのでキャラクターとか思い出せるかなと思っていたものの、新舞台での話なので覚えていなくても問題なし。なのでテレビ版未視聴でも問題ないはず。
既視感があるのはHE
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

老朽化したテレビ塔の上で降りられなくなった2人を描くワンシチュエーションスリラー。
その舞台から、高所の恐怖感を煽る演出も多いため、映画館で見たり、高所が苦手ならより怖さが増したかも。

全く共感し難
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

映画館にて鑑賞。

のっけから同監督のアルキメデスのような盛り上がりもあり、定期的に山場もあり退屈はせず。

ゴジラに対峙する市井の人々に焦点を当てているため主人公を取り巻くドラマもちゃんと描いていて
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

前から気になっていたので観賞。

高校を卒業したら寮を出され、社会に馴染むためにシェアハウスをしながら暮らすよう言われた殺し屋二人の話で、殺し屋がシステムとして組み込まれた世界を描いた点では「ファブル
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

フランスの実写版「シティーハンター」と同じ監督・主演のスーパーヒーローコメディ映画。

ひたすらマーベルやDCのスーパーヒーロー映画のパロディと下ネタのオンパレード。
シティーハンターは元々下ネタも扱
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

前々から気になっていた一本。

舞台や登場人物について述べるとある種ネタバレになるかもしれないので詳細は述べないけれど、それらを「前時代的なもの」に設定しているため、どの状況や時代でも通じる普遍的なも
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

2.8

序盤のFPS視点アクションに惹かれて鑑賞。
以前観た「ハードコア」は全編FPS視点だったけど、こちらは良いタイミングでそれが切り替わって、その後のバイクシーンもどうやって撮影しているのかと言うくらいの
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

トム様ご乱心無茶アクションシリーズの最新作。しかも前編。

ジャッキーの跡を継ぐようにリアルスタントを貫いてきたトム様もはや還暦。
なのに変わらずどころかより無茶をされております。

予告などで観られ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0



ジブリにも宮崎駿にも特段思い入れはなく、観たのは「千と千尋の神隠し」くらいまで。
よく観たなと思うのがカリオストロとラピュタくらいのほぼにわか状態で鑑賞。

とにもかくにも初めから最後まで宮崎駿な
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

ご近所のヨーロッパ企画がご近所のカフェを舞台とした「ドロステのはてで僕ら」に次ぐ、ご近所ご当地SF映画第二弾。

貴船の旅館を舞台に、記憶を維持したまま同じ時間が延々と繰り返されるという、タイムループ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

二大アメコミDCとマーベル。
個人的にはDCが好きだけど、単発作品を成功させてアヴェンジャーズに繋げたマーベルに比べて、同じくユニバース構想で初めた後発のDCはバットマンとスーパーマン頼りのほぼ単発無
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.2

マイケル・ケインとモーガン・フリーマンで観ようと思って鑑賞。

邦題がなんとも言えないけど、全員アカデミー受賞している主役達のコミカルな演技が楽しく、テレビを観ながら3人でなんだかんだというシーンなど
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.2

リメイク元は未観賞。

日本のジャッキーチェン岡田は派手なアクションを封印、ヤクザから賄賂をもらい開始5分で人生が詰むクズ刑事を、ずぶ濡れ血まみれ埃まみれ(たまに顔芸)でドタバタ演じる様が見事。
それ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

2.6

何となくそうかなと思いながら観たものの、やはり戦国恋愛物語だった。

合戦シーンは多くなく、誰もが知ってる出来事をさくっと描きながら、軸は主役2人を中心に描くので恋愛要素濃いめ。そしてその2人がいない
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.2

いつの間にかアウトローだったはずの登場人物たちがアヴェンジャーズのような立ち位置になり、どんどんと派手になる一方、ストーリーや整合性は二の次、死んだ人も生き返る少年ジャンプのような映画になってきた。>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.0

立川志の輔の落語が原作で、どんなものかと鑑賞。

地元の偉人、伊能忠敬で大河ドラマを誘致するよう言われた役所の職員が、なんだかんだするお話。

時代劇と現代劇をそれぞれのキャストが一人二役を演じながら
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.0

何となく観てみたら、キャストが豪華。

80〜90年代くらいのお宝探しアドベンチャー+ハリウッド的なコメディで、キャストが豪華。

コメディの部分が多めでアドベンチャー要素は薄く、肝心のコメディ部分も
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.0

高校野球の試合応援での、アルプススタンドのはしの方に集まった学生たちの悲喜交々。

目の前で試合をしているもののそれは映らず、タイトル通りのワンシチュエーションもので、全体的に舞台みたいだなと思ってた
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

レイトショーにて友人と鑑賞。

前半はロケシーン含めた絵面や音楽含めなかなか盛り上がる。
しかし一方中盤以降少し物足りない感もあり、後半のトンネル戦闘は良くわからず、ラスボス泥試合もカタルシスに欠けた
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

1.5

原作は未読。
基本的に好んで観ないジャンルだけど、夜中にやってたのと、小栗旬が出てたので何となく観てみた。

結果として、自分の好みの嗅覚は間違ってないことを裏付けしてくれた映画だった。

良くある病
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.8

仕事でも家庭でもパッとしないおじさんが、ある出来事をきっかけにブチギレて…というストーリーから、前半がサイコーなマイケルダグラスの「フォーリング・ダウン」を思い起こしたけど、方向としては「ジョン・ウイ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

インド映画初鑑賞。

インド映画は歌って踊る映画と言うステレオタイプな印象を持っていたが、それを覆すどころか逆に他の色々なものを重ねて厚塗りした、超ハイカロリーな一作。

厚塗りしすぎて細かいディテー
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人斬り(1969年製作の映画)

3.6

勝慎太郎演じる人斬り以蔵を主人公に、仲代達也に石原裕次郎、三島由紀夫(!)と今観ても豪華さがわかる出演陣。
画面から感じる、むしろ暑苦しささえ感じる熱量。
時間をかけて泥臭く魅せる殺陣と、汗や草の匂い
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ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

2.9

新感染の前日譚とのことで視聴。

アニメはなんとなく一昔前の海外アニメのような動きと絵面であまり華がない。

韓国の社会風刺と人間の愚かさ醜さも描きながら話は進んでいくが、あの作品に繋がると言うことは
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

1.2

なんと言ったら良いかわからない作品。

リアル鬼ごっことは何なのか。

女子高生にワーキャー言わせて走らせたらそれで良いのか。

何これと言われた時の言い訳にメタな説明を台詞に織り交ぜるのも、ひと昔ふ
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.8

孤島に来た元犯罪者の死から狂う歯車。
穏やかな田舎に発生したノイズは、誰が発してどんな影響を及ぼすのか。

原作は途中まで読んでストップした状態で鑑賞。
どんどん崩れていく日常、しかし隠していかないと
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

2.9

雰囲気はノワール系、アクションも心配ない岡田准一なので期待はあったが、懸念材料も持ちつつ鑑賞。

宣伝から何度も押していた相性98%の意味も効果もわからなかったけど、スピーディーな観せ方である程度のか
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

原作は既読、予告面白そうだし、近所にブラッドピットや真田広之が来てたし、期待を持って鑑賞。

映画の方は、明らかに狙って作ったトンデモ日本を走るトンチキ夜行新幹線「ゆかり」が舞台となっているものの、思
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

2.9

原作は既読。
そのため未読の人がこれを観てどう思うかは判断できず。

ただ、少なくともCGは美麗。所々実写かと見間違いそうになるところも。
大阪の街中での大規模バトルとか、仮に実写でやっても、アニメで
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

2.2

個人的には前作もあまり響かなかったが。その前作よりもパワーダウンした印象。

初っ端のダンスシーンから出鼻をくじかれ、確かに豪華な出演者で画面に華があるものの、謎解き要素も薄く大体キャスティングで想像
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.4

ずっと何見せられてるんだろうという、ヤンキー映画女性版と言った感じ。
きっと興味や見たことのない人がビーバップハイスクールやクローズを見たらこんな思いになるのだろう。

最初のあたりは良い意味でおかし
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

初見は金曜ロードショーだったか。
その後も何度も見て、ビデオなどが買えなかった頃はドラマCDを買って聴き続け、セリフまでも覚えてしまった作品。
少し前にリバイバルで4DXでやっていたので、あえてお金を
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グーニーズ(1985年製作の映画)

4.0

少年少女たちが主役として活躍する映画は、自分が少年少女の頃に出逢うかどうかで印象も評価も変わると思った一作。

自分が同年代の頃に見た今作は、今考えると子供心と冒険心をくすぐられまくられ、自分も宝探し
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.1

同じタイトルであるものの、前作からの繋がりはほぼ無し。

キャストも個人的には前作までの方が魅力的だった。

コンセプト勝負な面があるので、前シリーズを初めて観てこちらに来るのと、今作を初めて観るので
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