Ryunosukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Ryunosuke

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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.5

夏・秋編では、いや一人じゃ無理だろーーー!!というほどの農作物を手掛けていた、いち子ちゃん。冬・春編でも健在でした。笑
季節柄、収穫より食糧の保存方法と調理に重きを置いていました。つまり、出てくる食事
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

観てから少し時間が経つのだけど、思い出せば今でも余韻に浸れるほど素敵な映画だったのだと実感する。
ストーリーに集中出来たのも、ホーキング博士を演じたエディのあまりに自然な演技あってこそで、それ故ジェー
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.4

後編も、熱演に見入ることが出来ました。
神原くんの目力は高良くんを思い出させるものがあり、柏木くんもいい表情するなーと。藤野さんの演技は後編の方が見応えあると思いました。
事件の真相そのものには「あぁ
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.4

前編後編を一気に観ましたが、前編を思い出そうとすると、どういう訳かパッと浮かんだのが市川実和子ちゃんのホラーばりの目ヂカラ。
主演を張るだけある藤野さんの存在感、
今にも壊れそうな…でもポーズのような
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

初めて観たのは小2だった。即トラウマになり、赤いコートの女の子など断片的にしか覚えていなかった。フィクションとノンフィクションの違いも分かっていなかった頃だ。

小5の頃、改めて観る機会があった。
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野火(2014年製作の映画)

4.0

何かを語りたいが、何から発すれば良いか分からない。
ただ、「野火を見たよ」と伝えまくるしかない感じ。この感情のシェアは難しい。

リリーさんには後半になるまで気付かなかった。。。

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

4.3

責任を負う者は皆、口を揃えて責任逃れをする。
事なかれ主義を平和主義にすり替える。
沈黙を破る者に圧力をかける。
被害者は、神の裁きを待つのみである。

アーレントの言う「悪の凡庸さ」をまさに直視して
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耳をすませば(1995年製作の映画)

5.0

当時小4の私に恋を教えてくれた。

いま観るとつらい。。

十五才 学校IV(2000年製作の映画)

4.0

中学生の頃、階段の踊り場にポスターが貼ってあって、主題歌を唄うゆずが好きだった私はそれだけで観に行った映画。
不登校の中3の男の子が、一人旅で屋久島を目指すストーリー。
今、なぜか無性に観たくなってレ
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告白(2010年製作の映画)

3.7

当時スクリーンで観て闇に圧倒された。
あの重苦しい世界で、岡田将生演じる空回りアホ教師が唯一の救いだった。
あと中学生たちの演技力。無名の橋本愛ちゃんが熊本出身だと知った時は同郷として嬉しかったなぁ。
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自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.0

ずーっと写る池松くんに満足しつつ、想定し得なかった大東駿介の存在感(笑)

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.2

インド映画でも、こんな余韻を残すラストが受け入られる時代が来たか、と!ヒューマンドラマと思いきや、お弁当の配達ミスから始まるラブストーリーでした!

にしても、自殺が社会問題化していたり、ブータンに憧
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

光の射さないそこにしか居場所がなく、そこが居心地良いわけじゃないのに落ち着いてしまう。
世間から蓋をされがちな世界。
そこが底かどうかは、暗闇の中心にいる人が決めることである。ちなみに英題は THE
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

皆がどこか心にピンと張りつめていた糸、それが抱きしめられることで弛み、ほぐされていく様が丁寧に描かれていて、こちらにも伝わってきます。

親の仕事は偉大だ。そのぶん、プレッシャーに押し潰されそうな親の
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接吻(2006年製作の映画)

3.5

予告編の小池栄子を見て、これは本編も観ねば!!と鼻息荒くTSUTAYAへ向かった作品。
次第に狂気から冷めていく殺人犯と、車輪が転がるように狂気に目覚めていく女性、そう小池栄子。
恋愛寫眞やドラマ版大
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.2

ラストは、「あ、あ、、、」と思いながらも、何に涙しているのか分からない自分もいた。
確かにこの映画の主人公はあの少年だ。だが、名も無き、殺される理由も無き幼い命が毎日毎日消されてる時代。皆、それぞれの
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.2

音がきれいなので、休日の午後、何か作業しながら流したい映画。
あの少年の笑顔と少女の歌声、時々youtubeで検索してしまいます。

心が疲れたときは、こんなファンタジーで癒やされてもいいかもしれませ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

時々、また観たくなる映画。
トゥルーマンの表情や行動に一喜一憂する視聴者。人生をコントロールする制作陣。
一方で、トゥルーマンの人権を訴える団体もあるんだと、とある部屋のポスターに気付いたときはホッと
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未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)

4.0

子どもたちの人生に少し踏み込んで、未来を変えてしまってもいいのだ!と背中を押された映画です。

全てが現実だということが、苦しくもあるが、一方で、希望です。そして、勇気です。
いつも心にある映画。

スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

3.2

予告編が好き。
映像が綺麗で、空気も透き通ってる。

本編では、安藤サクラの台詞が好きだった。
いろいろ印象に残る台詞が多かったので、現実として覚えておこうと思った。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.8

時々、むしょーに観たくなる映画です。
ごめんなさい、この映画を見るまで、岡田将生くんは顔だけ俳優と思っていたんです。でもこれを見てから、え。すごく良い役者じゃん!となりました。

あの夫婦のもとで育っ
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.5

この映画で、濱田岳くんへの「好き!」が確固たるものとなった。

多部ちゃんの泣き顔も可愛い。高良くんのハスキーボイスもナイス。

死刑弁護人(2012年製作の映画)

3.0

安田さん、時々ごもごも喋るので聞き取りずらいです。
んー安田さん自身への密着取材なのか、死刑裁判の見方なのか、どっちに重きを置いているのか分からない映画でした。
とりあえず、警官の捏造があんなものでま
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

観た当時、たくさんの人にオススメした映画。
王道な起承転結で、予想外なことも起こらないのに、全く飽きることなくモヤモヤもせず、観終わった後は「楽しかった!」
インドの学歴競争社会、学生の自殺率など社会
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

4.3

む、難しかった。普通の会話にも専門用語が頻繁に出てくるので、時々ついていけなくなる。。
それでも、ラスト約7分に及ぶハンナの講義を聞けただけでも、この映画を観る価値があったと思える。

これはホロコー
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.5

白人警官の根底にある、黒人差別が引き起こした事件。そんなに珍しくもないと感じてしまうほど、時々聞く話だ。
主人公・オスカーの人物像、生活、これからの人生を描くことで、深い悲しみへと導かれる。このような
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.5

桐島みたいなやつって、学校に一人はいるんだよね確かに。その人が部活をどうこうでよくこんな波風立つよなーて、今はすっごく遠くから感じてる私は、もういい歳した大人になってしまったということですね。
宏樹の
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

疲れる、実に疲れた。
サイテーな父親とサイテーな母親がいる家なんて誰も帰りたくない。ボクの非力さと、可奈子の美しさが観賞者を癒してくれる。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

人間の強さと、愚かさと、美しさを見せてくれた映画だと思います。
庵野さんの人柄を知る宮崎さんだからこそ、二郎さんの声に彼を起用したのだと思います。声優さんが器用に不器用を演じるのとは違うのでしょうね。
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.2

素敵!池松壮亮くん、素敵だった!皆が自分の気持ちを落ち着かせるのに必死な時に、一番家族のことを心配していた次男。堰を切ったように感情が溢れるラストのシーンでは胸が熱くなりました。
家族のバランスってそ
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

3.5

監督の怒りを感じとれる映画。
加害者の心理的変化には目を見張るものがあった。
今度は被害者側から撮った映画が公開されるので、楽しみ。