描いているコトが凄い。ラストの台詞のやりとり、もう一度見たい。
この演出でしか描けないような現実では言語化が難しいだろう己の心の闇、一生消せない怒りのマグマを、あの人があの人に言葉にして語る。すごいも>>続きを読む
田中泯さんの路上での姿は、来訪神のようだった。
台風の日に自転車で飛び出して土砂降りの中で自転車をこいで雨に打たれたことや、冷たい商店街のアーケードに寝転んで地面の冷たさを感じたこと。何故か、自分の身>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フィクションとしてどういう形の物語が描かれるのか、気になっていた。
学校の歌の発表会の時に描かれていた耳の聞こえない両親の視点にはアイデアを感じた。音は全くなくなりルビーの声は歌声は聞こえない。でも周>>続きを読む
あんな風に映画のように人と会話で通じ合えたらどんなにいいだろう、と思った。
小川淳也が言った「常軌」と「狂気」が同居してないと、大仕事にはならん
という言葉が響いた。
フィクションのような歪な政治と現実の闇と、光を堂々と自分の責任で捉えた凄い仕事。見た人に何かは、刻まれるよう>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督デビュー作、 #FOLLOWING 初めて見た。自称作家志望の男が、尾行していた対象達の人生にいつの間にか引き込まれ、同化し、狂わされる。そして、その展開に満足している観客>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自殺をしようとする主人公が車の中で何人もの男に自殺を手伝ってもらおうと持ちかけるが断られ続ける。
最後に乗せたおじさんが主人公に言う。
「見方を変えれば世界は変わる」
「赤と黄色に染まった夕日を見た句>>続きを読む