takuyahさんの映画レビュー・感想・評価

takuyah

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生きる(1952年製作の映画)

5.0

黒澤明監督。お役所勤めで判子を押すだけの仕事ばかりで情熱を失った課長。胃がん宣告されて人生を取り戻そうと夜の街へ。酒、ギャンブル、クラブ、ストリップ、どれも楽しめず行き着いたのは市民のための公園建設。>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

5.0

余命わずかの妻と、無骨で不器用な元刑事の夫との旅を通して大きな愛が描かれる。微笑ましい思い出を作りながら、最後に海で抱き合うシーンにグッとくる。2発の銃声はそういうことだろう。脚本もそうだけど、構図が>>続きを読む

BROTHER(2000年製作の映画)

5.0

「ファッキンジャップくらい分かるよばかやろう」こんなに美しいセリフは滅多にお目にかかれない。全てのシーンの構図が北野節炸裂。アメリカ人に物怖じしないたけしがカッコ良すぎるしサングラス似合いすぎ。寺島進>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

超面白い。最初疾走感もありいい感じで始まったのに、途中急に登場した謎の男の過去の話しがなげーって思ってたけどそゆことね。めちゃよくできてる。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

前作が破壊なら今作は再生。序盤は結構地味なシーンが続くけど、綾波レイのそっくりさんとシンジを通して「生きるとは?」を問われ続ける。とにかくシンジの現実逃避長すぎ笑。作画無しの絵コンテ載せたり実写描写し>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

5.0

スタートからごっつい戦闘でめっちゃおもろい。アスカおかえり。これまでの伏線の怒涛の回収。クソ難解だけど超面白い。綾波レイのナゾ解明やばすぎ。てかシンジの父ちゃんが1番やばい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

安定に超面白い。
アスカラングレーは「今日の日はさようなら」。綾波レイが「翼をください」。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

5.0

エヴァってかなり難解なストーリーだけど、説明しすぎない美しさが全編通してある。それが庵野監督の美学であり凄さ。宮崎駿も全く同じ。ちゃんと受け継がれてる。

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.8

サマータイムマシンブルースをこの時代に感じられるのはとっても嬉しい。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.8

脚本上田誠!ヨーロッパ企画!タイムリープ系映画で最多のループ数だろうな。だんだん情報が集まって仲間(理解者)が増えていく過程がテンポ良い。撮影日分けたから雪の量全然違うのを世界線が変わったで片付けるの>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

第二次世界大戦を終結させた原爆。その父ことオッペンハイマーの生涯が描かれてる。時系列が結構切り替わるし登場人物多いからついてくの大変。ノーランあるあるの一回じゃ理解仕切れない系映画。会話劇が中心だけど>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.7

軍事政権反対活動が過激化した結果、軍による市民大量殺戮に発展した光州事件を題材とした映画。最初チープな感じだけど後半盛り上がってくる。1980年って結構最近にエグいことやってたな韓国。後半のタクシー運>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.4

ある人から電話がかかってきてくるんだけど、それがなんだかすっきりしない設定。脱出劇はスリリングでおもろかった!

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

これは名作。草彅剛の演技力が光る映画。だんだんイチカとキズナが深まっていく過程にグッとくる。マイノリティで生きることって強さが必要。序盤の酔った客とのいざこざからのニューハーフショークラブの小さな舞台>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

5.0

イギリスの青春映画。仲間、好きな子、職場や家族ともうまくいかず葛藤と闘いながらも反抗を続けるジミーにどこか惹かれる。モッズコートを着たスクーター軍団の「モッズ」と、硬派でレザージャケットを着た「ロッカ>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

5.0

おもろかったー!とある中学校の2年6組35人全員の終業式までのドキュメンタリー。これをたくさんの大人が食い入ってみるという何とも不思議な空間だった。人にどう見られてるかに敏感で自分の立ち位置分析して立>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.5

ブラピがとにかくカッコいい。アクションコメディ映画。ラストの銃撃戦はムチャすぎ。途中捕まえた男がファイトクラブのTシャツ着てるの最高。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.6

カリスマ的ナチュラルボーンキラー(生まれつきの人殺し)の映画。急なモノクロや単色カラー照明、急にアニメーションぶちこんできたりとそんなわけない演出盛りだくさんのカオス映画。原案はタランティーノ。アート>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.8

1960〜80年代以降リオデジャネイロ郊外スラム。信じられないけど実話らしい。主要登場人物がほとんど子供だし、みんな強盗してコカイン吸って銃で人殺しまくる。壮絶すぎた。たまに出てくる南米系の軽快な音楽>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.8

ずっとテンポ良いし飽きさせない展開づくりが超上手い。イヤなやつの描き方も一級品。ロメロから生まれたゾンビがここまで進化したか。日本でもこのレベルのゾンビ映画生まれてほしい。新感染っていう邦題が作品を安>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

5.0

ライアンクーグラー監督。マイケルBジョーダン主演。ブラックパンサーコンビ。実話元にした映画。何の罪も犯していないのに身動きも取れないうつ伏せの状態で警官に射殺されるとか理不尽すぎる。映画は終始ジョーダ>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.5

ひっどい映画笑。爆笑したけど笑
ビーガンは自由だけど他人に強要したりテロ紛いの行為に走るのは大嫌い。暴力(殺して食うのも)はもっと嫌い。

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

昔のSF映画って感じ。流し観がちょうどいい。結構生々しいグロ演出多くて真正面のヒーローアクション映画ではない。殺された警官の死体をサイボーグにする発想がイカれてる。とにかく主人公マーフィがずっと可哀想>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.8

クッソおもろかったー!よきミステリー。所々出てくる自然豊かなシーンの観せ方がめっちゃいい。湿地の家も超素敵。回想と法廷のシーンを行き来する演出もだんだん謎や主人公の人格の解像度が上がっていくからおもろ>>続きを読む

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

5.0

リドリースコット監督。1993年ソマリア内戦へ介入したアメリカ軍の作戦を描いたはなし。これめちゃくちゃ失敗学。余裕ぶって事前の準備怠るとか、死んだ仲間でも絶対に助けるのがルールとか、相手の戦力把握不足>>続きを読む

グラディエーター(2000年製作の映画)

5.0

リドリースコット監督。ラッセルクロウの演技力やばすぎ。ホアキンのヒール役もドンピシャ。こんなに心打たれるとは思わなかった。世界史苦手で食わず嫌いしてた自分を恨む。平民出身の心優しく仲間想いの主人公が権>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

5.0

リドリースコット監督。ハリソンフォード主演。1982年の映画とは思えないクオリティだわリドリースコットってほんとすごい。ルトガーハウワーの悪のカリスマ感たるや。すでに死んだ人間の記憶を植え付けられた人>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

巨匠リドリースコット。1991年公開。映画館で鑑賞できた。超よかったー!
当時のアメリカでウェイトレスや専業主婦してる女性同士のバディ(ロード)ムービー。最初は未熟な2人だけど旅を続けるうちにみるみる
>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.6

設定よき。めちゃくちゃデカい問題根本解決してないけど、こんなラストも嫌いじゃない。たまにある手ブレカメラワーク演出が気がかり。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.7

シャマラン!ブルースウィリス!サミュエル・L・ジャクソン!ヒーロー映画っぽくないテイストで描く無敵のヒーローのはなし。ラスト最高!これぞシャマラン!

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