モンブランさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

好評につられて視聴。ゴジラは「シン・ゴジラ」しか知らず。その違いも含め、分かりやすいテーマとストーリーやきっちり暴れる迫力あるゴジラなどエンタメ性が楽しい。
監督の永遠の0の航空シーンがとても好きなの
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

予備知識ゼロ。孤狼の血の監督かぁ‥こちら方が好き(良し悪しではなく単に好みの問題)。綾野剛の魅力が目一杯あって青さからのし上がりやがて枯れゆく凄みまで満喫。他の配役も堪らない。諸星はどこか可愛いさがず>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.1

ハセヒロさんの心の傷を克服する物語。スルーっと見やすく、周りが女性ばかりだけど距離感も良い感じ。
綾瀬はるかの役のトラウマは主演として何か加えたかったり2人の繋がりのためのこじつけっぽくてあんまり‥😅
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

とにかく登場人物が多く見た目は軍服やおっさんだらけ、で全ては分からないけれど状況や心情は把握出来たし、緊迫感凄い。
チームというか属性それぞれの持つ空気感が違うのが見事!数々の作品で見てきた陸軍は何と
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.6

まだ子供に厳しかった時代。でもほっとかれる自由ってこんな感じだったのかも‥冒頭からたっぷりと彼らの危なっかしさを見ながら、一気にあの頃の自分にも引き戻される。キャラクターが魅力的で。特に映画少年が見せ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

5.0

簡単に言葉にできない。そして、ずっと誰が、何が、必要か必要でないか、について考えている。
誰もが洋子でありサト君にもなり得る‥。自分も必要なのか、突き詰めればみんな何のために生きているのか。を考えるの
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

最高のキャスト。で、憤って悔しくて笑って泣いて。感想はキリがないから好きなシーンを上げてく。

アベノマスクでの登場
下手くそな自己紹介
バーのマスター
防犯カメラで確認‥
雷雨の2人
噛み合わ無さそ
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火口のふたり(2019年製作の映画)

2.5

わりと早々に、2人をただ眺める映画になってしまった‥。共に歩みだす二人、になるお話。その思いの表現が激しいのか、ある意味イキモノらしくシンプルなのか、な。

まぁ、、お幸せにね

体を張ったからなのか
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

まずはヘルドッグスファンとして、原田組の役者さん達やヘルドオマージュのセリフなどニヤけ楽しかった。

社会の底辺、犯罪組織、警察側、ネリの過去絡み‥と登場人物や展開が多層的。それを社会に訴える!ではな
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.5

坂口健太郎くん目当てで鑑賞。小野君の嫉妬や不安から執着しすぎてしまう未熟さに満足、のスコア。
先生の、ここって時に縋って甘えてしまう惚れられたズルさ。架純ちゃん目線というか回想という事は、彼女はそれな
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.5

途中から演劇を見ている様な感覚に。このもどかしさ、素晴らしかった。
この人達は煮えきらないと言うより、断ち切れないのかな。

何をもって「結婚生活」と言うのか。観客から見れば既にただの同居人の二人。
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.1

Jだけどこんなに出来ますって匂いが気になりつつ(ラブシーンとか半端で笑っちゃう)。
キムタク‥家宅捜索で脱いだ上着を指で引っ掛け肩に乗せ‥とか(最近そんな俳優見ない)、何かとポケットに手を入れて立ち、
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

突然の残酷な選択を突きつけられ息詰まり過ごしていく終盤の二転三転。そして憑き物が落ちたかのような登場人物たち。
東野圭吾作品らしい重く悲しい空気を醸し出していて、とても良かった。
坂口健太郎くん目当て
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

これまでのあれこれを踏襲しつつバージョンアップしてくるの、純粋にスゴイなっ。アクションが更に盛り盛りなのに美術とカメラワークも凝りまくっていて素晴らしい。
凱旋門通りのバトルのアイデアと、改修教会シー
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

BL苦手だし、と見るのを躊躇してたけれど、あくまでも縁を取り持つアイテムだった。
おばあちゃんと孫の年齢差なのに、しっかりと友達にみえるお二人。平凡な高校生役の芦田愛菜さん、落ち着いたトーンの声、「ズ
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.0

藤井監督作品を追って。
学生時代のただ無邪気なあの頃から、卒業後は良いことも上手く行かない事もそれぞれに別れていくのが人生。が描かれていく。
こういう作品って、彼らはその後どうしてるかな、と思えるよう
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.0

藤井監督作品を追って。
この頃の清原果耶さんは、何か心に秘めた思いのある芯のある役が続いた印象。制服が似合うというか(まさにその年齢なんだけど)クラスに溶け込まず静かに光る存在感。
物語としてはあまり
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

行き場のない閉塞感、じっとりとした差別。敢えての可愛らしい子を主人公に据えて、危うさを醸しながら魔女狩りのような展開へ。見入ってしまった!

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.3

海辺に住んでいた少年時代の夏休みの思い出。悪ガキとか個性的‥とか優等生とかでは無い、普通の等身大の子の物語って最近無かったかも。こんな風に屈託なく過ごした時。夏の日差し、海の輝き、友人宅で過ごす新鮮さ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.1

沖田監督らしい穏やかで可愛らしい作品。ただやっぱり才能に恵まれた子の話なんだよなぁと成功を知っていて見てしまうので、どこか冷めた鑑賞になってしまう

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.3

うーん、、評判が良かったので期待しすぎた。ヤクザを生業に生きる人間模様‥か。Theヤクザ作品とは違うのだけれど、藤井監督ならではの重さで、ひたすら見届けるというか。綾野剛はさすが。磯村勇斗も良いので、>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

間が‥自分には合わない。会話も登場人物たちも。ツマラナカッタ‥

クズ男が好きな(自分が好きなんだと思う)女の子の話。演出も淡々としていて、頭ではわかっているのになかなか離れられない=自分で決められな
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.1

藤井監督作品ということで鑑賞。
風力発電のある町(つまり…)、地方の清濁混ざる人々と暮らしを描き、その中で社会から溢れそうな子供たちの存在を織り交ぜ、大人たちの昼の顔と夜の顔の対比やじっとりと善悪につ
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

5.0

これが地獄の黙示録か。。
この狂気から逃げ出したくもなりつつ、引きずり込まれ完走。圧巻の演出。物凄い作品。5点じゃ足りない。

人間の生み出した傲慢で詭弁に満ちた狂気の世界を生きるしか無い地獄の場所と
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

とっても楽しみにしていた作品!
綾瀬はるか、長谷川博己、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也がとても似合う役柄、翳り、芯の強さ、過去の来し方を想像させる雰囲気、出で立ちなど良い‥。
大戦の狭間の時代の空
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.7

バイクと共に‥
この場面、どこで来るのかをひたすら楽しみに!ここぞで来たー。魅せられました。
ミッションならではの騙し合いと派手な仕掛け、アクション。バイオレンス(殴る蹴る)は苦手なので私には程よかっ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.2

退職した父と社会人の息子の対話の物語。
すごく普通な人物像の、ちょっと不器用なやり取りが本当に好ましくて温かい。
ゲームを肯定的に描いているのも、本当に当たり前なんだけど良い。時々見返したくなるファミ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

哲学的、幻想的、ファンタジー、冒険、葛藤と成長。
自然界も人間も生きる為に命を奪い紡がれていくこの混沌とした世界。
理解しきれない、それでも展開する場面の美しさと不思議な魅力にラストまで連れられていく
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アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

3.4

吉岡✕モトーラのポスターに惹かれて公開を楽しみにしていた作品。
恋に落ちた瞬間。心の空白の形を埋める存在に気づいた時。
恋しさや愛しさの物語だった。
熱いアイスの様な一瞬の溶ける想い。夏の夕立。ただ横
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.2

原作(韓国版)視聴済み。名場面をオマージュしつつも藤井監督はラストをどうするのか期待していたので、ちゃんと狂ってて最高!!エンディングまであっという間でした。

アワアワする岡田准一の情けない可愛さ、
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

現実からいっとき離れたリゾート地の夏休み。終わりたくない父娘の時間、関係。

大人の世界に刺激を受けるソフィが端から見るとまだ子供で可愛く、でも背伸びする年頃なのが絶妙に描かれている!周りより若いお父
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

バイオテロから国際問題、差別意識まで盛り沢山!

藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.3

瑞々しい!
もどかしさも苦しさもいじらしさも真っ直ぐさも。この年、この瞬間だから描ける彩り。
自転車、放課後、友だち、恋、進路‥自分とは、自分らしさとは。夏の気配がすると、また観たくなる作品

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

連続アニメでは無く、映画化を選択したの大正解。作品を音をJASSを、浴びてきました!
演奏のうねり、情熱、躍動、拡がり‥心に響く描き方。特にラスト演奏が良かった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

とても寓話的な物語。静かな山奥に暮らす羊飼いの夫婦。かつて娘を失った彼らにとあるプレゼントが舞い降りる。愛の話なのだけれど、端から見ると狂気にも映り。人里離れた夫婦だけの世界で、彼らを邪魔するものは‥>>続きを読む