キムーテルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キムーテル

キムーテル

映画(1060)
ドラマ(8)
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355(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

セバスチャンが裏切り者役イメージって自分の中ではだいぶ定着した気がする。もう少し今風なアクションしてほしい願望…

ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.4

クロちゃんのぐじゅっとビジュアルイメージも見せつつ、脚本でも並走しようと試みているようで新鮮(うまくいってるかはというと微妙)。にしてもアンドレア・ライズボローの魅力がね。たまらん。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.6

これ劇場で見たかったなあ…特にダンスシーン。ラスト近距離でも見るに耐えうるCGすごかった!

KIMI サイバー・トラップ(2022年製作の映画)

3.8

ソダーバーグ先生のセンスが改めて光る。ゾーイのスタイリングも超いい。ドラゴンタトゥー愛も発見。最高!

X エックス(2022年製作の映画)

2.7

サラッとしすぎてて拍子抜けしたのもある。というのも、やはり冒頭からあまりにも悪魔のいけにえやりまっせテンションで上げるからか…こちらのテンション上げる割には…の一本。驚きの見せ場が分散されているのもあ>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

3.8

見る前にブロンド(原作)読み直し。やーこれはしんどい。オーツさんらしさが映像化されるとここまでか…という暴力と逃げたさに満ちている。史実には陽的な一面もあるはずだが、この絶望に焦点を当てたいという作風>>続きを読む

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

5.0

最高だうおおおお!ラストの切り方が意外なのもいい。そう、これはひと夏のヴァカンスだから…。一曲がっつり歌わせるカラオケシーンの凄まじい幸福感、パンさせることで「人前でイチャついてんじゃねぇ!」とブチ切>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.6

よかったーー。大好き。デビュー作同様、いつも自分の先を歩いてる貴方はどこか消えてしまいそうで、でも突然後ろ(わたし)を振り返る瞬間の美しさがすごいな。緊張と感動が同居する。「今度はない」のハグも、さよ>>続きを読む

(1963年製作の映画)

4.0

煙草一本吸っている間にカラスが一羽ずつ増えて大群に変わるまでのあのシーンとか、ちりも積もれば山となる異様な時間の心地すごいよなあ。ラスト展開にかけて『宇宙戦争』の地下室に逃げこむシーンみたい。見せ方最>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.8

煌びやかにうっとり、アニャが歌う"Downtown"シーンは一際ひとりぼっちの孤独が鏡の向こうに吸い込まれそうなほど演出が極まっていただけに、この映画での夢から覚める瞬間、なぜそうした?という展開がな>>続きを読む

ハードエイト(1996年製作の映画)

4.0

再見。初期作っぽくないのもおもしろいー。手慣れてるんだ。

エミシーダ: アマレーロ - 過ぎゆく時の中で(2020年製作の映画)

-

エミシーダいいなあと思って気軽に見たけれど、アフロブラジル文化史とサンバルーツのあれこれも密に語られる充実度。ラストの「傷を見るよりも私の話を聞いて〜」の合唱はヤバかったな。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.4

面白かったーー!冒頭はジョーダン・ピールらしいな、という印象だったが、ジャンルレスに進むに比例して映画的な大きなものに巻かれる途方もない感覚になるのが好きだったな。自分も劇中のスティーヴン・ユアンみた>>続きを読む

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.7

色が違う3章、集中力が…という感じではあった。1章でのブカレスト風景、監督作でよくやられているロケ撮影風謎ズームが多々あったけど、全然嫌味なく、むしろこのご時世だからこそ海外旅行気分でよかったなあ。あ>>続きを読む

オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

3.8

むちゃくちゃにシンドいが、この尺にしてむちゃくちゃうまい映画だと思った。主人公に身を重ねられるのも、見える風景(ジョナス・メカスの記憶映像みたいな)が強く繊細に在るからかも。空っぽの部屋が尾を引きずる>>続きを読む

父を探して(2013年製作の映画)

4.0

サイレントな痛みとアニメーションで可視化する音の豊かさの調和…視覚的に追いかけたい何かが画面の中にあちこち存在すること、走り出したい気持ち。よかった。エンドロール、エミシーダのラップ泣いちゃったよ。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.3

プレデター映画かと問われると…?な不思議バランス、さすが10クロのウィンステッドを撮ったトラクテンバーグ、パワー開放もなんだけど諦めない意志アクションをかっけぇ…と魅せる感じ。『アイ・アム・レジェンド>>続きを読む

光りの墓(2015年製作の映画)

4.3

再見。ラストのダンスシーンでかかる曲好きすぎるー。

Pure Japanese(2022年製作の映画)

-

がっちり見入らせる映画でちょっと驚いたな。あの子周辺の脚本は…と思うも。IZOみたくキャストをしっかり固めてる手堅さとは異なって、ディーン・フジオカ一本が背負ってることも魅力になってる。殺陣アクション>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

3.5

ウィンターソルジャーの感じを思って見ると全体的にもたっとした印象で意外。あえてなのか。DIYみたいな小細工アクションは楽しかったけど最高潮をキメるシーンがないというか…。でもあれだな、くたっとジャージ>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.6

PTAのマジックアワー全開〜〜映画館で見てよかったという感慨深さが全編にわたって存在!とてもよかったー。焼き付く日暮れ頃のLA郊外…冒頭から『ブギーナイツ』や『ハードエイト』でも早々に感じる映画内への>>続きを読む

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

2.9

ジャンプスケア演出に安易に頼りすぎて溜めが短いのもなんとも安っぽい印象で残念。序盤に出てきた車内のおじいさん白骨死体、ビジュアルが最高だったな。