のりまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

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60年代、英国政府はラジオでのロックの放送を禁止。これに反抗して海上からロックを電波にのせ続けた放送局の面々。
主人公の童貞少年の父探し、自分探しが本筋ではあるが、そんなことどーでも良くなるくらい、ハ
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ラスト・ブラッド(2008年製作の映画)

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押井守原案のアニメを実写化。押井守を本当にリスペクトしているのだなーとしみじみするほど忠実にワールドを再現している。
在日米軍内のアメリカンスクールを舞台にしているのがまず珍しい。戸越銀座もリアルに再
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誰にでも秘密がある(2004年製作の映画)

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『アバウト アダム』のリメイク。
内容を儒教的に見直すことによって、オリジナルの面白さが失せて余計に下衆な話になってしまったのでファンタジー着地するという荒業。
単体で見るとチェ・ジウの『阿修羅の如く
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2012(2009年製作の映画)

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『ノウイング』のような不吉な予兆を知った主人公が奔走するストーリーかと思いきや!
地球規模の災害を知った科学者と国のトップたちが人類を救おうとするパートはあるものの、主人公と思しき作家はこの一大事に恋
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アバウト・アダム アダムにも秘密がある(2000年製作の映画)

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『誰にでも秘密がある』のリメイクかと思いきやこちらが元ネタ。自分はこちらの方が好き。
スチュワート・タウンゼントは目頭をキュッとつまんだようなより目君で全然タイプでは無いのだけれど、自信満々だったイ・
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シベールの日曜日(1962年製作の映画)

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インドシナで従軍したことによりPTSDを負ったピエールは看護婦のマドレーヌと郊外の街で同棲を始める。
そこで出会った12歳の少女、フランソワーズと親しくなる。
2人は人目を盗んで逢瀬を重ねるが・・・。
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奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜(2007年製作の映画)

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ガイ・ピアースが伝説のマジシャンフーディーニに、キャサリン・ゼタ・ジョーンズが金目当てに彼に近づくインチキ霊媒師に扮する。
奇想天外なショーで世界中の人を魅了するフーディーニが亡き母の遺言を当てたもの
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オンリー・ユー(1994年製作の映画)

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マリサ・トメイの赤いドレスが非常に有名な映画。
11歳の時の恋占いを信じ込んでいるヒロインが1本の電話をきっかけに婚約者を振り捨てて男がいるイタリアへという奇想天外ストーリー。娘がこんなことしたらどう
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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とても刺激的で面白い。

最初たっぷり書いてからの端折り方も素晴らしい。

ほんの30分だから、ちょっと見て考えてみて欲しい。

アンドリュー・ハワードの私生活が心配になるくら「いい」顔をしていたと思
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

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ズバリガッカリ映画。

蓮っぱな振りをしても、恋に溺れていても、強がっていても、いつも孤独を漂わすオドレイ・トトゥは好きな女優。今回も果敢に演じている。
が、話が酷すぎる。馬鹿な金持ちたちに階級差別を
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

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バレンタインデーの様々な男女の群像劇。
冴えない花屋とその親友の小学校教師が互いに恋人と破局して本当の気持ちに気づくのが軸。
その教師に恋する小学生、小学生の祖父母はおしどり夫婦だが、妻はかつて浮気を
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

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文句なしの名作ですが、シドのシーンが怖すぎて子供に見せるのを先延ばしにした記憶が・・・。大人でも「ひっ」てなるくらい怖い。

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(2009年製作の映画)

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キルストの磔刑をモチーフとした野心作・・・と言いたいところだけど、うーんな作品。
イーサン・ホークのパートは『羊たちの沈黙』+『地獄の黙示録』だし、イ・ビョンホンのパートは『シクロ』の焼き直し。木村拓
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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柄本くん、いい。
彼以外考えられないだろ。

瀧本公美は初めて見たけど、柄本くんが褒めるだけあってくそ度胸があって素晴らしい。

あのアルバムの撮影が初っ端だったと言うけれど、本当にとんでもない現場だ
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

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とても気高い物語。

こういう誰かが何かを擲つ話が好きで好きで堪らない。

これは言葉では語れないので見て頂かなくては。

清貧という言葉にふさわしく、その美貌も才能も利用せず、慎ましやかに暮らしてき
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

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エドガー・ライトの長編デビュー作。身支度などの超短縮カット、クィーンの「Don't stop me now」に乗った暴力シーン、リピート、などライトらしさ満載。
どんだけゾンビ好きなんじゃいというオマ
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ツイスター(1996年製作の映画)

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恐らくアサイラムの教科書。
ディザスタームービーの中でも群を抜いたクオリティ。
結構無茶な話だが、フツーの人たちがちょっとイカれてるチームを描かせるとヤン・デ・ボンは本当に上手い。
ビル・パクストン、
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

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批評家筋の讚辞を集めたものの、興行的に振るわなかったとか。宜なるかな。技術力は凄まじく、映像効果、音響、美術などでオスカーを総ナメにしておきながら、監督、脚本、作品などの主要部門を逃していることからも>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

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パワーアップして帰ってきた!

ジョシュ・ブローリンのケーブルのクオリティが凄い(ちょっとちっちゃい)!一人マーヴェル男。

軽口も不謹慎ギャグもそのままに、アクション、タイムリープもぶち込んで大満足
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地獄の逃避行(1973年製作の映画)

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20歳のいじめられっ子(チビ近眼ユダヤ人、ただし喧嘩強い)が15歳の少女と付き合うが、父親に反対されて州外へ逃走。途中殺人を繰り返す彼に少女は愛想をつかし一人投降。男も自らの車のタイヤを撃って投降した>>続きを読む

マダガスカル3(2012年製作の映画)

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あれ?シリーズ中これが一番面白い?

・トロフィーマニアのサディスティックな警官から逃げる!
・ポンコツサーカスを立て直す!
という2大柱がしっかりしているので、見ていてすっきり。

キャラも熟れてい
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皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)

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進化しとる!

ここまで撮れるのかと舌を巻かずにいられない程の臨場感。空撮や水中カメラも駆使してとんでもないペンギンストーカー。しかも「え?」と思うくらいドラマティックなカメラワークもあって、ホントど
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奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトウェ(2016年製作の映画)

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ウガンダのスラム出身の子供たちがチェスを習い、国際大会のチャンピオンになった実話。
母子家庭に育ち、市場で働くフィオナは、有名大学を卒業しながら職に恵まれずボランティアで子供たちにチェスを教えるコーチ
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トレマーズ(1990年製作の映画)

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伝説の佳作。

なにがいいってポンコツなメンバー。主役の年の離れたコンビもいいし、他のいかにも町の寄せ集めな感じも。そして光るミリタリーオタク夫婦。頼りになる。

グラボイスの視点になって低いところを
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

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オリジナルは傑作と呼ぶにふさわしいのでそちらへどうぞ。

「それでも!」という人だけ。

自分はもう二度とみません。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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ウディ・アレン、ずっと苦手。
でも化粧薄めのクリステンが恋する瞳でテーブル越しにスティーブ・カレルを見つめるもんで目が離せなかった。その後、妻と別れることの出来ない恋人に絶望した彼女はジェシーといい仲
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

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カナダの名門寄宿学校が現代化の波を受けて改変を余儀なくされる。院長は何とか学校を維持しようと、転入してきた姪をピアノコンクールで優勝させ、実績をアピールしようとする。しかし姪は2人きりで暮らしてきた母>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

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正直リブートするだけのパワーを感じられなかった。もうちょっと寝かせておいてもよかったんではないかな?

単体で見れば決して出来は悪くないし、内輪ネタっぽい感じで面白いのもいいと思う。ただ舞台を広げすぎ
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

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これめちゃ私好みの配役。
しかも歌って踊るんです。歌ってるサイズモア見たことある?

1950年代サンフランシスコ、バス事故で4人が亡くなる。彼らはこの世に心残りがあって近くにいた赤ん坊に取り憑く。
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

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え、今更このメンツで続編って贅沢すぎん?

皆さん(ビル・マーレイ含む)実に楽しそうにゾンビランドワールドを満喫していました。
ストーリー的には楽屋落ち的な(『ショーン・オブ・ザ・デッド』的な?)もの
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

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初めて見た時「超えた!」と思った。

自分宮崎駿信者では無いのですが、彼の空を飛ぶアニメーション技術は世界一ではないかと思っていたのですよ。それが本作と同年の『ガフールの伝説』を見た時に「やばい!」と
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

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評判いまいちだが、前作より歌唱力は上。アマンダも上手になっているし、ソロでアカペラとかロックアレンジとか無理をしていないのが〇。そも舞台ものを映像化するって分が悪いと思う。映画スターはミュージカルスタ>>続きを読む

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

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『若おかみは小学生』から遡ってきた。

ありゃ原作、一時期ハマっていた黒田硫黄。全然絵は違うけど、雰囲気あるある。

とても面白い。
何が解決する訳でもないけれど、ホントにスカッとする。
スペインのバ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

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『フェイクシティ』ではずしたのにまたコップもの?
LAでコンビを組む白人とプエルト・リコの警官もの。
「タランティーノ」ばりのパトカーの中の無駄話。POV多用のドキュメント風映像。
嫌いじゃないジャン
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スパイダーウィックの謎(2008年製作の映画)

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双子の男の子という萌えポイントから入った娘が夢中になって原作を読破した作品。
原作の伏線を全部盛り込むわけにはいかなかったが、要所を抑えたところに好感が持てる。

田舎の一軒家に越してきた双子の兄弟と
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スプライス(2008年製作の映画)

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雇われ科学者のカップルが会社に隠れてご法度の遺伝子研究に着手する。人間の遺伝子を使った新生物は異形の存在で、男は嫌悪するが女は子供として育てる。
人間が神に成りかわるという自分には受け入れ難い主題だが
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