のりまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

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テリー・ギリアム落ち込み中の作品。なのでダンスシーン以外は無茶言わなかったらしい。(本人の弁)
いい加減な毒舌放言が売り物のDJジャックの発言でリスナーが殺人を犯す。落ち込んだ彼は仕事も手につかず、女
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猿の惑星(1968年製作の映画)

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今見てもよくできたメイクだなと思う。
吹き替えは割とポップ。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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やっぱりキューブリックはこうでなくちゃ!
遠近法バッチリの画面。そこに忍び込む歪み。過剰な行為。コミカルなクラッシック。そう、クリーンな画面と猥雑な行為、それを茶化す音楽。これぞ映画。

メディアの暴
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ブラッド(2006年製作の映画)

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記者のセイディーは母親に会うために仲間との潜入取材を断るが、その日以来彼は行方不明に。調査に出るも逆に捕まり、レイプされ、血を啜られ、殺されてしまう。(死体袋に入れられるルーシーの惨い姿!)しかし彼女>>続きを読む

ハートブレイカー(2001年製作の映画)

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シーガニーとサラ・ミッシェル・ゲラーが母娘結婚詐欺コメディ。2人の豊満ボディと意外に純情な(セックス抜き!そんなふしだらなのママ許しません!)手口が魅力のドタバタ。シーガニーがたらしこんで婚約まで持ち>>続きを読む

スプレンダー 恋する3ピース(1999年製作の映画)

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NQCの担い手の1人グレッグ・アラキの割と敷居低めのラブコメ。と言っても一夫一婦制でないので「ありえない!」と言う人はここでお帰りを。

ハロウィンパーティーで運命を感じる男の子エイベルとあったベロニ
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フレディのワイセツな関係(2001年製作の映画)

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レジー賞受賞というのでうっかり見てしまったが本当のワースト映画。
轢かれた鹿の皮を被ったり、身障者、子供、妊婦、赤ん坊に対するいじめがあったり、明らかなファレリー兄弟のパロディなのだが、全く異なるもの
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ウェールズの山(1995年製作の映画)

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イングランドの測量士がやってきて「あなたたちの山は山じゃないんです」「じゃあ、なんだって言うんだ?」「あー、丘?」そんなの許せるもんかー!というお話。ウェールズ魂ここにあり。
イングランドとウェールズ
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

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シカゴ、クリスマスイブ。天涯孤独のルーシーは今日もお仕事。でも寂しくない、私の売った切符を持って電車に乗るあの人が見られるから。
彼が線路に落ちて無我夢中で助けるが、搬送先では他人では情報を教えて貰え
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デス・トゥ・スムーチー(2002年製作の映画)

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当時の映画ノートに『ダヴィート好きだけど笑いのセンスさっぱりわからん』とある。が、もしかして、役者として一皮剥けよう足掻いてるロビンに「俺みたいにさ、ファンタジーの世界でなら上手くいくんじゃないか?」>>続きを読む

クリミナル(2004年製作の映画)

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釣り銭詐欺していた若造がベテラン詐欺師にスカウトされて、手ほどきを受けながら大仕事に挑む。
これ以上書いたらネタバレになる?ってくらい短いお話。元はアルゼンチン映画らしいけど、余計なものをゴテゴテ付け
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ムーンライト・マイル(2002年製作の映画)

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痴情銃撃事件の巻き添えで婚約者を失った青年。彼は死んだ婚約者の両親と暮らすようになる、しかし、そこにはひとつの嘘が・・・。
突然の死によって大切な人を失った男女が心寄せあい、現実から逃げることをやめて
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ペティグルーさんの運命の1日(2008年製作の映画)

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1939年ロンドン、ナニィのミス・ペティグルーは住み込みの勤め先を不意に首になり路頭に迷う。斡旋所で紹介を拒まれた彼女は困り果てて机の上にあった名刺を盗んで、勝手に訪問する。そこに住んでいたアメリカ人>>続きを読む

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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『おかあさんといっしょ』のたいそうのまゆおねえさんが、子供向け雑誌の保護者のページで「好きな映画ドッグヴィル」と書いていて「ヲイヲイヲイ」と一人焦った記憶。

ワイルド・タウン/英雄伝説(2004年製作の映画)

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帰郷した主人公が見たのは荒廃した故郷。幼なじみが経営するカジノの影響で町の産業は寂れ、治安は悪化していた。カジノでイカサマを見破ったことがきっかけで目をつけられ、リンチを受けたり甥っ子にドラッグを渡さ>>続きを読む

キャスパー(1995年製作の映画)

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これとか『グーニーズ』とかのスライダーやコースターって見てる方よりやってる方が楽しいんだろうなと思う。

お話は他愛もないけど、子供が好きなギミックだらけなので小さい子は喜びそう。

最後で「前の方が
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

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こちらは『ライフ・イズ・ミラクル』の焼き直しと言ってもいいと思う。

でもクストリッツァ好きすぎて可愛いとしか思えん。
モニカ・ベルッチとイチャイチャできるとなればやっちゃうでしょ!うん!やっていいよ
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

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鉄道技師のルカは国境近くの村に引越し。オペラ歌手志望の妻は不平たらたら。サッカー好きの息子とも上手く噛み合わない。家族を愛しながらも疲弊するルカ。
しかし、息子は兵役に、妻はハンガリー音楽家と出奔。始
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ドッジボール(2004年製作の映画)

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サンキュー、チャック!

貧乏ジムのオーナーが金策のためににわかチームを結成、ベガスの試合で優勝を狙う。

日本人の知ってるドッジボールと全然違いますが、これが国際基準らしいです。へー。

ドッジボー
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25年目のキス(1999年製作の映画)

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ドリューのもう一度高校生!

新聞社で働く 25歳のジョジーは社長に高校に潜入してルポを書けと無茶ぶりされる。チャンスと思ってひきうけたもののジェネレーションギャップでダダ滑り。思えば実際の高校生活で
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

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ブロンクスの母子家庭に育ったジャマールは優秀な成績を認められてアッパータウンの学校へ転校する。仲間内の肝試しで忍び込んだ部屋で、外に出られない奇妙な男と出会う。その時に落としたノートを添削されたことか>>続きを読む

DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

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ロック様主演元ゲーム。ほとんど『バイオ』と被ってる。みんなロメロ『ゾンビ』を見て育ったのね。お間抜けな海兵隊。(ボスがやり手と組んでダメ✕ダメペアを作るとか仲間の救助を優先して任務そっちのけとか)脚本>>続きを読む

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

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うわ、これポール・ハギスの脚本なんだ。なるほどね。なんか色々わかったぞ。

で、ヒラリー・スワンクが体を張って、イーストウッドが支配したんだ。
で、イーストウッドは娘さんに何をしちまったんでしょうね。
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ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)

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幼なじみのマルクとマチルドは婚約していたが、彼は戦地で行方知れずに。彼の死を信じないマチルドはその行方を探し、後方移送を狙ってわざと負傷した5人の行方を追う。見せしめのために前線の塹壕や中間地帯に送る>>続きを読む

2046(2004年製作の映画)

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かなりSFっぽい画面にたじろいだが、相変わらずの安定感。「これ、クリストファー・ドイル?もっとシャープな画を撮る人じゃなかった?」と家人が言うくらいしっとりした画面。斜めの画面、閉塞した空間、そして夜>>続きを読む

ピンクパンサー(2006年製作の映画)

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スティーブ・マーチンの限界はどんなにおバカでも善良な人であることかもしれない。
無骨なくせに真面目におちゃらけてくれるジャン・レノ、憎々しい悪役をこれでもかってくらいやってくれるケヴィン・クライン。

カラーパープル(1985年製作の映画)

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スピルバーグは信仰していないが、ウーピーとオプラを映画に出したことは感謝している。

話はベタベタ、演出はコテコテなんだけどウーピーの説得力の前には芥子粒。

父親の性暴力で2人子供を産んだネティは、
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

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この映画のとあるシーンが私のスイッチを押してしまい、これ以降、スピルバーグにも、トム・ハンクスにも身構えるようになった。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

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カーチェイスが!カット割りは多いものの本当にやってるところが激しくてスタントマンが心配になる。痛みを感じるやつ。
内容よりも皆様のお顔を拝見。
ヴァンサン・カッセルいい顔してる。
トミーおじさんのシワ
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ファンボーイズ(2008年製作の映画)

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筋金入りのファンが新作公開前に死んでしまう友達のためにフィルムを盗もうとする話。家人の先輩がデ・パルマの大ファンで部室で同じようなことを言っていたらしい。
ほぼ全編トレッキーとの戦い。スターウォーズフ
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フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)

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いじめられっ子はもはやいじめっ子に復讐することさえ許されず、いじめられっ子同士血みどろになって殴り合うのか·····と暗澹たる気持ちになった。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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墓から起こさなきゃ良かったのに。
残念ながら前作を上回る要素を思いつけない。

アメリカまで大風呂敷を広げたり、雪山の派手なアクションをぶち込んだりと大掛かりだけど、再教育物って育成物ほど盛り上がらな
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約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語(2009年製作の映画)

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『ピアノ・レッスン』的女目線エロ話お芸術風味映画。
見所はなんと言ってもギャスパー・ウリエルの肉感的な天使。なんでこんなに生々しいの~。あのぬめっとしした羽。あの筋肉だけじゃない脂っこい丸み。なんかモ
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ハービー/機械じかけのキューピッド(2005年製作の映画)

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元ストリートレースの女王マギーは事故を起こしてレースを離れた。しかし不思議な車ハービーと出会い、メカニックの男の子の後押しもあってNASCARの王者とレースして勝つ。恨みに思ったキングはレースを企画し>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

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「疑ってごめんよぉー!シャマランー!」

アメコミヒーロー好きとしては楽しく見た『アンブレイカブル』は、当時まだMCUも始動したばかりでこんなに世界中オタクだらけみたいな様相を呈してなかったので日本で
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スプリット(2017年製作の映画)

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多重人格もの。予告編からして顔つきから変えて見せたマカヴォイのカメレオンぶりが期待値を爆上げ。

結果マカヴォイが予想以上に良かった。が「あれ?なんか物足んない」と感じたことこそが、大正解!

つづく
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