のりまきさんの映画レビュー・感想・評価 - 63ページ目

サボタージュ(1996年製作の映画)

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96年米。マーク・ダカスコス、キャリー・アン・モス、トニー・トッドという美味しい顔合わせ。クロウとトリニティとキャンディマン。話は平凡な陰謀ものだけど役者のいいとこは切り取れている。ただマークに銃を持>>続きを読む

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

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05英米。原作の面白さを伝えようと色々頑張っている。二つ頭がそう来るとは思わなかった。キャストがかなり好み。マーティン・フリーマン、ゾーイー・デシャネル、ビル・ナイ。起動からのイルカの歌でハッピー。是>>続きを読む

ハングリー・ラビット(2011年製作の映画)

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11年米。いつの頃からかニコラス・ケイジ=ダメなイメージが。なにやっても同じ感じになってしまう。対して本作でもいい感じなのがガイ・ビアース。ステイサム入ったイケメン悪。撃たれっぷりも堂に入っている。『>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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世界観に関しては満足。このパークがあるなら是非行ってみたい。ストーリーも前作を逸脱することなく、見事にトレースしてみせる。だが自分は『語り直し』の意味がわからない人間なので、今のブームが疑問。リストー>>続きを読む

ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

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久々に見たが強烈。メリーとかローズマリーとかで社会的に受け入れられたファレリー兄弟だが恐らくこれはアウト。いつもの障害者ネタ、人種ネタ、動物虐待ネタが濃度と粘度maxで、下ネタ山盛りトッピング。これを>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

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実写の怖さを堪能できる一作。これをCGでやってしまうと何の面白味もなくなってしまう。人形を使ったところより、非常階段のとことか実際に動いてるところが夢見そうに怖い。見るべき一作。

改めてよく工夫され
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ベテラン(2015年製作の映画)

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15年韓。とってもスタイリッシュなんだけど、この展開は懐かしの西部警察とか特捜最前線とかではないですか。そこら辺に郷愁を感じる方はツボに填まるはず!痛快さは仕事人及ですし。胃弱な家人は「まだやるの?」>>続きを読む

キング・コング(2005年製作の映画)

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05年米。ジャック・ブラックもエイドリアン・ブロディも好き。ナオミも長い付き合いで愛着があるけどこれは魅力を感じられない。なぜドストレートに黒人男性と白人女性の恋愛と偏見じゃダメなんでしょう?むしろ『>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

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ジーン・セバーグの可愛いこと。お金なんか無くたって面白いものは撮れるんだよと鮮やかに提示してくれる。音楽とかテンポとか有無を言わせぬものがある。実にフランスらしい女性の描きかたで、この感じはルコントに>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

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豪華キャストで、ノーランならではの手法で描いたダンケルク。カンバーバッジ版を見ていないのでこれはよく頑張っていると思えた。特に『パールハーバー』の過ちを繰り返していないのがエライ!と思ったらそこは監督>>続きを読む

美女と野獣(1946年製作の映画)

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46年仏。大戦後コクトーが制作した一作め。美男好きの母のお気に入りで小さい頃から見ているが本当にピンとこない作品。ベルの見た目重視の発言の数々。中身がとても紳士で献身的な野獣が美男子と見た目を換えねば>>続きを読む

鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

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スタージェスの侠気もの。原作はこれを以てしてナチス=悪とは言いきれないことを呈示したヒギンスの作品。さすがイギリス人。
シュタイナーが英国大学を卒業していることや反ナチスであったことははしょられていて
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グレムリン(1984年製作の映画)

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子供向けだがダーク。みうらじゅんの「子供はグレムリンだ。何も与えるな。」を理解するためにも必見。フィービー・ケイツの「臭いが…」という科白がキョーレツです。

ちびに見せたら恐怖に戦いていた。結構ふざ
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つぐない(2007年製作の映画)

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07年英。シアーシャが素晴らしい。カンバーバッジの目付きも必見。マカヴォイはイケメンだし、キーラは美しいし、高レベルのヴィジュアルの上に切なさを載っけてくる。愛と性が別物である人向きではない。水や闇の>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

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98年米。何度トライしてもパパに交際かばれるあたりで挫折していた魔の映画。オーウェン・ウィルソン、ウィリアム・フィクナー、ピーター・ストーメアなど華々しいメンバーなのに…。『ヤマト』が大流行した日本で>>続きを読む

ガス人間第1号(1960年製作の映画)

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八千草薫が凛とした美しさで観客を魅了する。火の中の美しさは必見。当時の日本には文字通り子供騙しで金を稼ぐ輩とは隔絶して本気で物を作る酔狂な大人たちがいた。その輝きは未だ色褪せないと思う。

Be Somebody(原題)(2016年製作の映画)

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16年米。某アイドルをモデルにした現代版『ローマの休日』。ちょい苛められているヒロインが、お忍びのスーパーアイドルを助けて仲良くなるという少女マンガ展開。どうということもないがヒロインがストリートアー>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

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実話ベースですがかなり耽美寄り。こういう需要は廃れないものですな。デハーン君は今まで色々頑張っているのに、結局こういうものを求められてしまう。ラドクリフ君も果敢に挑戦しているが空回り感が半端ない。若い>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

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これはよい。差別絡みで敬遠するには勿体ない。人種差別、性差別、学歴差別をはね除けてヒールを鳴らして前進するヒロインたちの爽快なこと。湿っぼいところがなく気持ちよく見られる。ジョン・グレンがかなりヒロイ>>続きを読む

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

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04年米。ティム・バートンが下りてこうなったらしいが、それが成功していると思う。中途半端てはあるが、ダークさが押さえられ子供も楽しめる作品に。軸のジム・キャリーも狂気抑えめ、メリルも怖さ抑えめ。ダステ>>続きを読む

君への誓い(2012年製作の映画)

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12米。事故で記憶を失った妻の愛を得ようと奮闘する夫。割りとありがちな話だが、夫があまり過去を求めないことと、妻が自己を追い求めるのがポイント。「who I am」がキーワード。実話ベースとはいえデー>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

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99米。かなりの血飛沫かなりのバイオレンスなのでブロンソンあたりで度胸試しをしてから。
会社がタランティーノ2世を狙ったというのは成る程。スピーディーでコミカルでそのくせ侠気が充溢していてハマる。
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美女と野獣(2017年製作の映画)

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17米。パパが追いかけられるとことかアニメをそのままおこしたのが伝わって興奮した。ほぼ姿の見えない名優たちの声の演技にも!ガストンの功績にも拍手。ディズニーは時代の鏡と言ったのは誰だったか?それをしみ>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

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15邦。ああエリカちゃんのための映画だったのね。それならもうちょっと苦しくてもよかったかな。綾野くんの透明感は凄まじいし、山田君の勘所も感服したけと演出が迫りきれてなかったかな。いい時代を引き当ててい>>続きを読む

ゾンビーノ(2006年製作の映画)

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08米。よきロメロの血脈。初っ端の啓蒙ビデオから人を食っているが(文字通り)もじりは端的で解りやすい。ゾンビが機械で制御された奴隷となり、50年代アメリカの理想の町に普及している。そこにいじめられっこ>>続きを読む

ミニミニ大作戦(1969年製作の映画)

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69英米。コミカルで皮肉っぽくてそのくせスタントが超絶技巧で後世に残るべき作品。当然全て実写。その豪華さに腰が抜ける。トリノの街を自由に駆け抜ける三台のミニ!「自己保存の社会」というふざけた合唱にのせ>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

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うーん、なにかが壁になって入れない。そもそも火星に人が取り残されたとき国家規模で救出する国ってどこかしらとか色々邪念が…。娯楽作として楽しめばいいんだろうけど『ロビンソン・クルーソー』好きなのでハード>>続きを読む

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