タマカッパさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

これは刺さった。二人に焦点を絞っているため、描き方がとても繊細。
あの年代で同じ趣味を持って同じ価値観の異性が現れたら…そりゃ魅かれるし、毎日がとっても楽しくなる。デート中「あと○時間でバイバイかぁ」
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

話題になっていたのでハードル高め設定で視聴。
そのクオリティに裏切りはなかった。
フランス映画のような淡々とした棒読み演技が心に残る。奥さんに至っては驚愕レベルの棒読み。あまりにも耳につくのでヤマガ
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.7

タクシー運転手を見た時と同じ感覚に陥った。やはり同じ脚本家かぁ🤧目頭熱くなったーー!

枕の使い方ね😢!あぁいうのはずるい😢✨

命を懸けて彼らが守りたいもの。それは祖国の言葉。言葉は命と同じ。
そん
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わたしたち(2016年製作の映画)

4.6

ずっと見たかった作品がついにプライムに!!

繊細に作り込まれていて、思った通りの良作!!

いきすぎたいじめの描写もないので落ち着いて見ることができた。

ボラみたいな子クラスにいたなぁ。
意味のわ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.9

シーン展開が早く、説明じみた台詞がないので視聴者側の読解力・想像力が試される映画。

私には難しかった(笑)

フィルが急にピーターに心を許したり、母がアル中だったり、息子が母を名前で呼んでたり、、、
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ノンストップ(2019年製作の映画)

3.6

良き娯楽映画。
期待せずに見ると必ずや上回る内容であろう。

ナッツ事件ワードが出てきたときには吹いてしまった(笑)

ソンウンさんこういう役だとほっこりだなぁ。

ミスワイフを見たときにもうっすら思
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

主役二人の掛け合いが自然でとても良い。
清原果耶飾り気のない役うまいなぁ。

自然に心があったかくなるお話だった。

膝蹴りには笑わせてもらいました(笑)

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.3

ドンゴン、ミョンミン、ヒスン!!なんて豪華な顔ぶれ✨それだけでも見る価値あるのに、三人が同じ人物を追い絡み合う!!
相手はエリート高官の息子グアンイル。鬼畜極まりない下道非道なグアンイル。犯罪がえぐい
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.8

知らぬが仏。
携帯は本当に恐ろしいツール。

設定も面白いしテンポもいい。
メンバーが食卓で携帯を公開することで隠し事が次々と明るみに出るなんて恐ろしいゲーム😭

テスが友人の秘密を守るシーン、友人の
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容疑者X 天才数学者のアリバイ(2012年製作の映画)

3.8

日本版のように、演者のルックスに頼っていない為、内容重視でしっかり見られた。
脚本が日本版よりいい気がするが、演出は少し過激かな。

ジヌン兄さんが刑事役で出てきたとき「シグナル」のイ・ジェハンに見え
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.5

登場人物の顔面レベルがとにかく高く、目の保養映画。
堤真一は頑張ってモサく演じているが、やはりかっこいい。カッコ悪い設定に違和感を要所要所に感じた。
松雪泰子は美しすぎて、やはり設定に違和感を感じてし
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

短いのに重いなぁ😢
親を見て育った子がまた繰り返すのだろう。
怒りの矛先は差別意識で他人種に向けるのだろう。

肌の色で判断するとはなんて浅はか…と言いたいが、そうも言ってられない、おそらく未来永劫な
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大好きだから(2017年製作の映画)

3.5

チャ・テヒョンの憑依ものと知りさっそく見たがそこまで刺さらなかった……🤢

数人に憑依し、キューピッドの役割を果たすテヒョン。大事な人と向き合うためのあと一歩を踏み出してくれるのはいいのだが、マリには
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僕の中のあいつ(2018年製作の映画)

4.2

おもしろい。
大切なことに気づかせてくれる系の入れ替わりもの。「ミスワイフ」の監督と知り、至極納得。
ラストがとても良い。

そして笑わせてもらった。
特にヒョンジョンがドンヒョンと母ができていると疑
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.3

脚本・監督が主人公を務めているからか、熱量がすごい。

歌も良いし、クオリティの高い演劇を見せられているような気分になった。

怒りの1インチってそういうことか😂

はまる人にははまるテイストだと思う
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

キャスティングがよい!
フカセも良かった。やり過ぎ感がなくて。
小栗も変にキャラを立たせようとしてなくてよかった。

猟奇殺人だが、殺人シーンは映されないので目を覆わずに済む。

ただ、大オチを期待し
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.6

栄光から没落へ。三部の時代分けがお見事。前半は三部目のための伏線ともいえる。

目に見えた暴力被害から、見えない風評被害へ。
仁義なんて言ってられない時代の到来。
三部目がとにかく素晴らしい。

ヤク
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.5

まさかの豊原功補登場に日本人ならテンションは上がるはず。
序盤、東京が舞台なんて知らなかったので「中野駅北口コインロッカー」「杉並区」には興奮しかなかった。
ここにファン・ジョンミン撮影に来たなんて嬉
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目撃者(2017年製作の映画)

3.3

犯人がやたら全速力で走ってくる姿も恐怖だが、ラストシーンが一番怖い。
ここで点数が一気にあがる。

犯人そこにいるのに捕まらない変な世界観。主人公がスリルを味わいたがってるおじさんにしか見えなくてイラ
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

4.3

中身すごく面白いのに邦題が良くない。
確かに悪夢繰り返されるけど😭

たった二時間を何度も繰り返して、自分を省みることができたらどれだけいいか。

意味のあるタイムループに思わずうるうる。

繰り返さ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

柳楽優弥の完成度の高いたけしもいいけど、なんてったって大泉洋演じる深見さん。
舞台コメディに生きた人。偶然を装って飲みに連れていき、弟子たちに奢る姿はなんとも可愛かった。
信念が強くてかっこいい人だが
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.2

全体的に重みがないので、突っ込みどころが多くても気にならない。

永野芽衣の髪の毛も浮いてたし、ノリノリなUVERworldも浮いている。

ピエロ舌出すなって言いたくなった。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.2

夢や憧れ。「こうしたい」と「こうした方がいい」は違う。年を重ねるごとに後者になりがちなもの。

「お前になってもいいって思わせてくれよ」
と過去の自分に言われるのって一番今の自分に響くだろうなぁ。
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.3

そう繋がるのかぁ!!
少し伊坂テイストが振りかけられている韓国ノワール。
チョン・ウソンがしょぼい役なのだが、さすがのイケメン、、、そこまでショボくなれず(笑)

終わりが読めなかったので最後まで楽し
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

ストーリー展開に勢いもあったし、主演がハ・ジョンウだからサクッと最後まで見てしまった。

展開が早すぎて、犯人の気持ちや、マスコミ・政府の汚さを考える暇がなかった。

終わり方すごい。

最後のハさん
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空白(2021年製作の映画)

4.3

加害者、被害者云々とかではなかった。

足りないものは何か。事故で明るみに出る人間の欠けているところ。

車事故の、加害者女性の母親が出来すぎていて…あんな人いるかなぁ。大人の対応にびっくりした。
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.2

ラスト30分でようやく晃が覚醒。ここまで長かった。前編と合わせると約4時間待ったので、こちらとしても喜びが大きい。

可愛く見えてた大村の意外な過去。車椅子青年との繋がりは予想できなかった。公園での青
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.4

主人公 晃がフィールドを完全に失うまでのお話。
一切の光もない人間を体現できるのは森山未來だから。さすがの演技力。
栄光から一転、負けて転がり落ちる…。練習もせずタバコを吸い、汚い部屋で適当に寝て、適
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.0

テーマはとてもいい。
芳根京子は怪演。奥底が見えない黒々とした瞳が印象的だった。

いや~…美しさは健在だったが、北川景子のなんともいえぬ演技が心に残る😂💦💦
そっちが気になってストーリーが頭に入って
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蝶の眠り(2017年製作の映画)

3.4

キム・ジェウク見たさに頑張って最後まで鑑賞。日本語が本当に流暢。でも映画の会見の方がもっと流暢だったから、留学生らしく少し下手にしてたのかも。
年取ってキム・ジェウクみたいな留学生に出会ったら人生が色
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

爽やかなストーリー。小松菜奈目当てで鑑賞したが、彼女以外のキャストもとてもよかった。

とにかく小松菜奈がかわいい。やる気のないデート、やる気のあるデート。ぶっきらぼうな喋り方に、乙女な喋り方。全てが
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.3

わかっていたけど良作だった。
外れのないキャスティング。
言わずもがなさすがの田中裕子。あのつぶらな瞳で多くを語ってくれる。彼女の作り出す圧巻な空気は見てるこっちにまで伝わってきた。
佐藤健もはまり役
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

前作とは違ったおもしろさ。若手中心のヤクザものではあるが不足感なし。
音響効果で無駄にビクッとさせられるシーンがなかったのも良い。

お馴染みの大御所たちがしょぼくやられる様子はヤクザの世代交代といっ
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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

全体を通して非常にみやすい映画。
罪の声ってそういうこと!!

個人の正義を押し通そうとした結果、果たして何が残ったのか。
悲しい結末ではあった。

なかでも生島姉弟、妻が本当に可哀想で可哀想で……壮
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

面白い(笑)
静かに面白い(笑)

あっけないシーンがあってもこの映画なら許せる(笑)