完成させてくれたことには感謝したいが、無理があるし、話も変だった。これが遺作というのは悲しい。
リバー見たさに見たのだけど、若い私には意味がわからなかった…。今ならわかるだろうか。
リバーとキアヌがとにかく美しい。ガス・ヴァン・サントの映像はかっこよくてきれいで繊細で、とても好きだ。
かわいらしい青春映画。影のある役ではねることが多かったリバーだけど、本作ではノーテンキなアメリカンを好演。
アカデミー助演男優賞ノミネートも納得のリバーの瑞々しい演技を見てほしい。彼の代表作をあげるなら、スタンド・バイ・ミー、マイ・プライベート・アイダホ、そして本作だと思う。
ストーリーに語るところはなにもないけど、リバーのビジュアルはかっこいい。でも、ちょっと無理してて、どちらかというと痛々しい。
ビフォア3部昨の男性にとって都合のいいファンタジーな部分を取り除いた快作(ビフォアももちろん好きなんだけども)。ちょー楽しい!ジュリー・デルピー最高。
園子温パートは、下世話な色彩の映像とお祭り的なストーリーをテンポよくまとめた見やすさが、さすがという感じ。馬場ふみかちゃんがすごくかわいい。吾郎ちゃんをパブリックイメージのまま生かして、茶化した感じも>>続きを読む
アネット・ベニング演じるドロシアのように、しわとたるみのある顔と身体で強く存在したいと思った。そして、アクシデントを起こした思春期の息子や、息子を巻き込んだ女の子を責めたり怒ったりするのではなく、抱き>>続きを読む
温かくて優しい、そしてキュートな映画。度重なる手術で、顔が人と違う主人公オーギーと周囲の人々の物語なんだけど、どこかの24時間テレビとは全く異なり、消費者のためのお涙頂戴物ではないので安心して楽しめる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
泣き虫レオ最高。プラピも最高。二人が生き生きと楽しそうにキュートなバディを演じてるのは最高。でも、ジャンゴやイングロリアスバスターズが大好きな私としては、今回の暴力表現には引いた。スカッとも爆笑もしな>>続きを読む
人々が戦争を忘れている今だから撮ったという監督の言葉に納得。ポップで美しい映像、ファンタジックで優しいストーリーはきっと戦争の悲惨さに注意をはらわない人々に、戦争の理不尽さ、生きる尊さを届けてくれると>>続きを読む
ホアキンの内省的な佇まいが、この映画を格上げしてると思う。ちょっと間違うと、ルサンチマン的逆恨みに見えてしまいそうなストーリーがホアキンによって救われてる。アカデミー主演男優賞おめでとう!!
『凪待ち』で白石監督作品に興味をもって鑑賞。バイオレンスとエロとユーモアでエンタメにしながら社会的テーマを扱うというのは王道だし、他の日本の監督もやってるけど、白石監督はもっとも世界標準のバランス感覚>>続きを読む