坦々麺さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ココディ・ココダ(2019年製作の映画)

3.9

レビューはそんなに良くないみたい。
個人的には好きよ。
意味わかんなかったけど。

ココディ・ココダ.•♬

ココディ・ココダ♬.*゚



というかこんな「珍妙」を絵に
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

現代のドタバタコメディ。
Netflixの本気度が高すぎる。

1人の学者の発見が、世界中を覆い尽くす大問題となり、国の二極化を招き……
とにかく中盤から一気に大規模になり、風呂敷が広がりまくる。
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

生命力強すぎ夫婦 VS 死刑囚3人組

休暇で山小屋にやってきた夫婦が、実は両方とも相手の殺害を目論んでいた……
というストーリーだけでも全然2時間の映画が作れそうなのに、そこに死刑囚達がぶち込まれて
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裸のランチ(1991年製作の映画)

-

感じるタイプの映画???
とりあえずクローネンバーグ監督の造形のヤバさに酔いしれる。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.1

想像以上の面白さ!
90'sチックなプロットが最高にシュールでクール。

息子を殺された父の復讐が、勘違いの末にマフィア同士の抗争を巻き起こしてしまうという一風変わったサスペンス。
よくあるおっさんが
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見なかったことを本当に後悔。

クソデカUFO撮影隊映画。
血を吐くUFOだのチンパン君の暴走だの薄気味悪い前半からのまさかの終盤での胸アツ展開。
急に舵を切ってくるからびっくりさせられた。
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.4

ニコラス・ケイジ、お掃除上手。

ホラー映画なのに全く怖くない。

頑張ってお掃除してエナドリ飲んでピンボールゲームやってるニコケイに萌えてる自分、怖い。

別離(2011年製作の映画)

4.2

別居をきっかけに、日常が音を立てて崩れ去っていく様を社会問題と絡めて描いた異色作。
色々と絶望的な展開で、観てて辛かったけど面白いことは間違いない。

かなり規模の小さい映画ながら、介護の課題や宗教観
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クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

4.0

俳優としても有名な、ロバート・レッドフォード監督による隠れた名作。
裏を暴く系の映画の中だと、なかなかの面白さだと思う。

1950年代、とある人気クイズ番組の中での陰謀を露わにする物語。

興味や正
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.0

この時代にあえて過去のプロパガンダ映画をパロディすることで、映画全体を全体主義への皮肉に用いた異色SF。

あくまでこの映画の中では監督の思想が埋め込まれることはなく、脳死で見れば宇宙からの虫との戦争
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.7

どうしてアマプラに吹き替え版しか無いんだよ!!
という事でかなり久々に吹き替えで映画をみました。

意識高い系サイコパスが溜まったストレスを殺人で解消する悪趣味映画。
サイコキラー物ながら、全体的にブ
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

4.2

モンティ・パイソンという伝説的コメディグループによる、劇場公開用映画。

狂気的でバカバカしく、メタ的で、倫理的にOUT。
これが劇場で公開していたのが考えられないようなぶっ飛んだ世界観。
コメディ作
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

4.1

完全にDVDと配信で育ってきた自分にとっては、まさに"未知の世界"だった。
超面白かったです。

VHSの誕生、レンタルの始まり、自主映画制作に情熱を傾けた人々や、VHSあるあるまで、きっと当時を知っ
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キャビン(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

正直言ってめちゃくちゃ面白い。
モンスター達が解放されてからの1連、永遠に見てられる。
もっとくれ!!って感じです。

ホラー映画あるあるてんこ盛りの前半と、沢山のバケモンが出てきて頭の悪さが致死量を
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.1

同時にフリーターとなってしまった夫婦が職を得ようと奮闘する話。

アキ・カウリスマキ監督の作品は非常に地味で映画初心者にはおすすめしにくい物も多いのですが、今作はよくまとまっていて面白かった。
どんな
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.4

金持ちが庶民を集めて殺しまくる最悪なホラー映画。

問題作、との呼び声が高い映画ですが、普通に悪趣味なアクションスリラーとして超面白かった。

まず凄まじすぎる序盤。
「あーこいつが主人公なのかな」
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.5

女達の物語。

90年代の作品ながら、同性愛やエイズなど重く社会的なテーマが色濃い映画だった。

にしてもやはり登場人物のほとんどが女性で、絶妙に感情移入できない。
全体的に一貫性も薄いし、観終わって
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.4

実は観てなかったんですよこの映画。

マジでずっと「かっこいい」に充ちた100分間だった。
男くさい映画が大好物の私として、嫌いになれる訳がなかろう。

まず、互いの事を色の名前で呼び合うの、かっこよ
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.3

失明寸前の家出少女と大道芸人のホームレスの恋愛映画。

いやとにかく辛い。
フランスの可愛い雰囲気を期待して観ると、あまりに共依存的で、破滅的な内容で見てられないと思います。

自分はそもそも恋愛映画
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.6

ポン・ジュノ監督の長編デビュー作。

演出やカメラワークの楽しさはこの頃から既に確立されていて、やはり天才なんだろうなあと思う。

子犬を捕まえて殺していたら、それがバレそうになって……という独特なア
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.1

娯楽映画しか撮らないスタンスのタランティーノ監督作品の中でも、なかなかのエンタメ色。
よく練られたプロットと、激シブなブラックミュージックの数々が、超痛快な1作だった。

描かれるのは武器商人と運び屋
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ロドリゲス監督によるIQ激低最強悪趣味スプラッターコメディ


B級映画の金字塔。
自分も大好きな映画です。

ロバート・ロドリゲス
×
クエンティン・タランティー
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

「ノマドランド」「ファーゴ」でお馴染みのおばちゃん、フランシス・マクドーマンドが暴走しまくる映画!!

どんでん返しが無くとも、脚本の素晴らしさが伝わってくる、アイディアからオチまでとても秀逸なストー
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

早稲田松竹にて観賞。

普遍的ながら良かった。
1生に1度でいいからこんな素敵で美しい映画館に行ってみたいですね。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

早稲田松竹にて観賞

超シニカルコメディ。
コーエン兄弟が好きな自分としてはとても好みな映画でした。

ポスターや予告をみる限りとても地味そうな印象を受けましたが、いざ蓋を開けてみれば衝撃的な展開とイ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.2

頭ドチューン!!!

目玉パァーン!!!!!

血管ブクブクブクブク!!!!!!

って感じの超能力バトル映画。

久々に観たけど案外、娯楽度も高く、クローネンバーグ監督の変態性も若干抑えられていて観
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アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

4.4

巨匠ヘルツォーク監督作品。
狂気に満ちた激ヤバムービーでした。

アマゾンで黄金郷を目指す探検隊のお話。
まさかの実話ベースです。
怖すぎるでしょ!!
観てると当時の倫理観吹っ飛び具合がひしひしと伝わ
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ストーカー(1979年製作の映画)

-

眠過ぎて全然集中してみれなかったです……
ただ話はすごく面白い。
なのにとても眠くなる。
やはりタルコフスキー監督作品はエナジードリンクとか飲んだあと観た方がいいかもです。

また今度みなおそう

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.2

死刑囚との対話を描いた作品。
監督は俳優としても有名なティム・ロビンスです。

「死刑」そのものを直接見つめるような作風。
主人公は死刑を否定しますが、被害者の家族の訴えなども含まれており、あくまで中
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

4.1

ウェス・アンダーソン監督による可愛らしいアクアティック・エンタメ!!(笑)

海洋ドキュメンタリーの監督と、その仲間たちの冒険の物語。
海賊やら銃撃戦やら思ってた以上にエンタメ度が高く、非常に楽しかっ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

サクッと楽しめるゾンビエンタメと言えばこれ
全然時間を感じないです。

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.8

早稲田松竹にて観賞。

血湧き肉躍るとはこのこと
暑苦しさ満載の復讐エンタメ!!!

激しいアクションシーンもあり、エンタメ映画として成立していながら、壮大な北欧神話的な雰囲気も漂っていて、そこの塩梅
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.2

早稲田松竹にて観賞。

🦊が可愛い映画。
圧倒的な映像の数々!!
いや〜A24力入れてますね。
巨人と会話を交わすシーンなど、壮大かつ不条理な古典的ファンタジーの世界観をよく表現出来ていると思う。
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シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

4.4

人間が戦争を通していかに変わってしまうのかを、圧倒的な映像の数々で描いた傑作戦争映画!!

映像がすごくて全然飽きないです。
戦争映画というジャンルは一度に大量の人間が動くカットが多く、素人ながら撮る
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