えもさんの映画レビュー・感想・評価

えも

えも

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分の人生は自分で決める。
何かに向かって必死になる。他人を当てにした愛ではなく、ただ愛すること、自分に素直でいることの素晴らしさを問いかけられたような気がする。

自分にはこんな人生歩めない。だから
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

人は頭の中で色々考えられすぎるから、孤独と熱量が掛け合わさると他人から見ると理解されないような行動を起こしてしまう。

誰かを守るため、大義のために起こす行動も全ては自分の満足のためにある。

よくわ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

自分の幸せは自分で決める。自分の価値観は自分で作る。
そう思っていても立ちはだかってくる壁がある。誰かに依存して生きている。どこか家族と似てしまう。

1人でなんて生きていけないけれど、1人で考えて動
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.6

結末意外映画だった。
ボクシングに関する部分については王道感もありつつ、独自性もあってとても楽しめた。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ジョークに限らず、すべての物事は主観である。当たり前だと思っていることも所詮は主観の寄せ集めで、そこから外れる人は山ほどいる。法律だって元を正せば「みんな」が「いやだ」と思うことの寄せ集めにすぎない。>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

色々なシーンで泣かされてしまったのでちょっと高めのスコア。

この物語には客観視して批判できる人があまりいない。誰もが正しく思えるような背景があって、少なくとも責めることなんてできない。
ひとつひとつ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

なかなか面白い設定だった。
後半のテンポもよく楽しめた。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「心に決める フリじゃない」

このセリフは人生において最も重要なことの一つだと思う。
誰かと関わる上で、自分を優先する場面と妥協して他人を優先する場面がある。後者の時、大切なのは心から相手を思えてい
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

その人がどんな人であるか、人伝いの情報は当てにならないことが多いし、関わりのある人でも見誤ることがたくさんある。
行動一つ一つを解釈することも大切。しかしその上で、その人自身の良い面悪い面を踏まえて丸
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

怖すぎ

間の使い方が良い意味で意地悪すぎる
不気味さを嫌なほど感じさせられる表現は他に見ないほど素晴らしいと思う

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

見る前はオシャレさと健気さで主人公に共感する物語と思っていたが、実際は皮肉やブラックユーモアにあふれた作品だった。

人は強くなるべきといつも思っているがそれは優しさが根底にあるべきで、ベラのもつ興味
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物語として綺麗にまとまっていてとても面白かった

内容的には、自らの死を持って復讐するエンディングはあまり好きではないが、その割には珍しく後味が悪くなかった。
私は、昔の失敗を今のその人と結びつけるの
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

差別の話になると正義の軸がたくさんありすぎて、結局正しい答えがわからなくなる
自分が楽しい人生を送りたい。。。その上でちょっとずつ全員が誰かに寄り添えたら幸せになれたりはしないもんだろうか。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.4

アンソニーホプキンスの演技がすごい
これが1991にできていたと思うとかなりすごいと思う

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.2

そこそこ楽しめた
流し見くらいがちょうど良い気が

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.3

自分が未熟なままだと誰かと付き合うのは難しい、という話がしっくりきた。
映画だから良いが、現実ではやり直しができない。良かった経験として過去にするのはある種の甘えだと思う。

X エックス(2022年製作の映画)

3.3

測らずも連続老人映画鑑賞に、、、

老いに耐える・順応するには財力も必要(アミューズメント・パーク)だが、それだけでなく心の充足が必要なのか。

若いうちに満足する、というのも一つの大きな老後への資産
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.0

老いたくない
けど老いていくしかないから準備しましょう。
でもどうすればいいんだろう。

ってみんな思ってるのかな。

バービー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自分を俯瞰したつもりでも、その姿すら他人に俯瞰される中で、はたして自分は自分の思想を決めることができるだろうかと思った。
「あなたがケンだと思うものは本物のケンじゃない」というセリフが印象的だった。
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.4

景色が綺麗だった。
天沢聖司がすかしていた。そこも愛すべきところだった。

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

一つのテーマに対して見聞きしたことのある展開がいくつか合わさったような感覚。意外性があまり感じられなかった。
映像は綺麗で、絶望すぎない展開は良かった

ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.5

古めの映画なだけあってか、大味な表現や間が多い(それも良い)
全体的な世界観や景色の作り方がとても面白く、その上で出て来るエセ日本が浮いて見えて面白かった
後半のロイが追いかけて来るシーンから一気に違
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

当たり前ではあるが、人間が成長していくうちに学習するしてはいけないことを子供は理解していない。無邪気な遊びとして虫を殺すし、好奇心に倫理観が含まれない子供多い。
子供は力や発言力が弱いから顕在化されな
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

ロボットたちの動きが可愛い
中盤までのアクションシーンも迫力があり、テンションがあがる
結末が少し粗い?
主人公の気持ちが深掘りされたらより面白くなりそう

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