つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価

つるばみ色の秋津凡夫

つるばみ色の秋津凡夫

映画(1382)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

2.4

かげおくり

かつて観た灰羽連盟のような温かさ。
今日の是枝監督の失ったイノセント。

DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

2.4

ゴースト

全然面白くないが、キャラクターがフィルムの中で不気味なリアリズムを纏って生きていた。
今日の是枝監督の失った感覚だ。

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

1.5

毒親

途轍もなくダサい演出が溢れかえって、ダニエル・デイ=ルイスが消えてしまっている。

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

2.4

アマチュア

ガキのイキがりを音楽と役者が支えた凡作。

三里塚のイカロス(2017年製作の映画)

1.8

あの頃はよう

興味深い話もあるが、殆ど無意味な感想。

三里塚に生きる(2014年製作の映画)

1.8

インターネットの無い時代だから

その後の農業生活の方が興味深いが、それにしてもこの反抗は予想出来るだろうに何故だろう。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

2.4

見送り

毒だらけで、愛情も薄い家族の物語だが、まあ悪くはない。

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.3

空を見上げて

究極の重みを背負って階段を駆け上がる。
なんて気高い人だろう。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

2.8

マネジメント

許容範囲内の素敵なご都合主義の中で、人間の穏やかで温かいエネルギーを堪能できる。

パラノイド・シンドローム(2012年製作の映画)

2.6

たまゆら

統合失調症と捉えて鑑賞し始めたが、それだけではなく、トラウマや他者の心が交わり、とても悲しく恐ろしい物語に仕上がっていた。
本作を好む人は少ないだろうが、良作である。

ガールフレンド・エクスペリエンス(2009年製作の映画)

1.6

最底辺

身体を売って人生をやり過ごす馬鹿女の気持ちなんて分かりたくもないが、真面目な話ではあったから鑑賞はできた。

あのこと(2021年製作の映画)

2.0

鉄槌

素晴らしい演技が痛ましさを最大限に表現していた。

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

1.4

大人の社会見学

野趣溢れる映像を楽しめるが、映画になっていない。

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

1.0

カンヌの身内で褒め合いながら死ぬだけの人生

アホの是枝が勧めるだけあって、他者に迷惑を掛けながら罪悪感を他責思考に転換し、自己愛を増幅させ世に憚るクズ共の歪な家庭を通して、暇潰しに社会批判的な目線を
>>続きを読む

パリのレストラン(1995年製作の映画)

2.0

ラストダンス

過剰に馬鹿馬鹿しい演出の隙間にとても素敵な時間も流れている。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

2.2

こんな国の犬が日本だよ

自由だ正義だと言い聞かせて邪悪を振り撒く、臆病者の国らしい判断。

LETO -レト-(2018年製作の映画)

2.1

沼地に種を

なんかちょっと良いねという雰囲気がまったり流れているだけで退屈だった。

パトリオット(2000年製作の映画)

1.5

全米がなんとか

脳死状態でも鑑賞できる設計だから時間の長さは感じないが、演出のクドさが鼻につく。
アメリカ人好みのベタベタの物語。

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

1.7

腐臭

香りを媒介にするのだから、ちょっとは繊細な展開になるかと期待したのが間違いだった。
人も物語もわざとらしく気持ち悪い。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

2.3

くそ真面目

シリアスな物語をどう料理するかが腕の見せ所なのに、素材そのものを味わう旨さ控えめの出来栄え。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.3

産声

分たれた愛はあの世で交わることが出来るのか。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

1.3

誰が為の作品か

マレンにとっては母親探しも自由奔放に生きることも重要だが、こちらとしては自己認識も罪の意識も不十分な他責思考のままウロウロせず、食人欲求を抑え慎ましく人並みの幸せを謳歌して欲しいばか
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

1.9

カッコつけ

テンポ良し、キャラクター良し。
悪人が悪行を一度止めただけのことでしかないが。

裁き(2014年製作の映画)

1.5

踊らないだけマシか

くそ真面目に作られているが、ドラマになっていない。

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

1.8

デリカシーのなさ

別に不真面目でもなければ、安っぽくもないが、千夏を取り巻く環境の気持ち悪さ、未熟さが何とも醜い。

胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

2.6

お前に心は救えない

物語は好きではないが、画と音、そして役者の様々な表情が良作たらしめている。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

1.8

ただの自暴自棄

美しい別れを演出する醜さ。
こういう構造もご都合主義に含まれる。

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

1.6

意外

堅実な作りだが、ロウ・イエ監督らしいマジックは無かった。

津軽のカマリ(2018年製作の映画)

2.4

一線

良いインタビューとそうでないものが混ざり合っている。
思い切ってカットすれば良作になったろう。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

2.1

退屈な演出

良い顔ぶれが揃っているが、揃えただけ。

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

3.0

感覚の奥

場踊りと言うだけあって、彼の周囲の空気まで輝いて見えた。

>|