つるばみ色の秋津凡夫さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

つるばみ色の秋津凡夫

つるばみ色の秋津凡夫

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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

2.2

懐に

ユーモアとペーソスが交錯する社会を優しくダンスで包みこむ。

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

1.7

我執

直情型の馬鹿が猿のように喚いてヒロイズムに酔うだけの駄作。

千利休 本覺坊遺文(1989年製作の映画)

3.1

宇宙の

初めてへうげものを読んだ感覚を少し思い出した。

金環蝕(1975年製作の映画)

1.5

真面目なようでぬるま湯

内容は面白い。
演出が全く駄目。

CURE キュア(1997年製作の映画)

2.2

0年代に向けて

ゾッとする画面と役所広司が特異な作品としての魅力を放っている。

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

2.2

演出は兎も角

単純明快な作りだが、ペーソスもカタルシスもある。

野獣死すべし(1980年製作の映画)

1.9

時代の玩具

お久しぶりの優作。
相変わらずつまらない製作陣に捕まっているようで。

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

2.2

蚤の市

オタクと趣味の悪いB級作品の羅列の間にユーモアとペーソスがあるとは、意外と凄いことかも知れない。

Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)

2.1

底上げて凡作

主演はパチーノ、音楽はレノンなので、娯楽映画として少しは楽しめるが、ペラペラの人物描写である。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

2.4

片側の証言

二つの時系列を行き来しながら人生を描くだけで、大した演出は無いが、終わってみると良く出来た凡作に収まっていた。
やはり映画と音楽は相性が良い。

祇園囃子(1953年製作の映画)

2.8

純潔

行き過ぎた拝金主義が招く、芸能文化と基本的人権の衝突に揺れる花街の祇園を舞台に、胸を張って逆風を歩む舞妓のど根性物語と、独りで生きてきた女が守るものを得ることで、己の弱さと強さに直面する成長物
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赤線地帯(1956年製作の映画)

2.3

花の地獄道

素晴らしい役者が揃い踏みで、描き方も絶妙なバランスであるため、とても観易い。
画面と音楽の演出が物足りないが、邦画にもこんな時代があったのだと羨ましく思う。

ハズバンズ(1970年製作の映画)

2.3

受けた傷を他者に擦りつける

偶に面白いショットが見られるが、どうしようもないオッサンらのハラスメント珍道中でしかない。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

1.2

目障り

人間見てない、芸術も見てない、自然も見てない。
こんな奴らが邦画にはうじゃうじゃひしめき合っている。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.5

ゴジラの歩みをマイナスに

聞いてもいない心情や情報までべらべらと下品に現代語を交えて喋りまくるキャラクター。
万人受けを狙っただけで何の作家性も感じられない徹頭徹尾ご都合主義の物語。
ビジネスとして
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上海から来た女(1947年製作の映画)

1.6

昔の娯楽

序盤の緊張感も、事が起こればあっという間に瓦解し、つまらないジョークとお粗末な人間描写ばかり。
クライマックスの画面演出だけは見事だった。

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

2.4

フラットを求めて

つまらないし醜い物語ではあるが、同時に魅力的でそこそこ面白い感触は流石といったところ。

あの子を探して(1999年製作の映画)

1.5

支配

また文革かよと時代を誤認する程、えげつない貧困とモラルの無さ。
全てのキャラクターの知能指数が低いため、会話が無駄に長引き、支那の下品な発声も相まって疲れる。
とはいえ、邦画のようにどこにも存
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名もなき歌(2019年製作の映画)

2.5

リバイバル

経済混乱が渦巻き、政情不安に揺れる80年代のペルーを舞台に、乳児売買組織によって生まれたばかりの我が子を奪われる母親の物語は、当時のブラウン管テレビを想起させるエッジがぼやけた4:3アス
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夏の娘たち~ひめごと~(2017年製作の映画)

1.5

いつでも被害者面

下品で無責任な女たちが非モテコミット男を泣かせて能天気に生きてるだけ。

あん(2015年製作の映画)

1.7

人権ポスター

人間もドラマも薄っぺらく、演出は古臭く、無神経な台詞をわざとらしく並べるだけ。
たとえ悪意は無くとも、自分の言動に何も感じていないワカナに失望した。

アムール、愛の法廷(2015年製作の映画)

2.2

エスケープ

魅力的な視線だが、法廷ドラマの外にある。

プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

1.5

さらっと

美しく撮影することには成功しているが、作品としての美点は無い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.2

間違い探しの心

世の垢を落とし、己の心を磨く。
完璧な日常など、木漏れ日の如く瞬くだけ。
それを見落とさない、溢さない。
中盤で精神が熱を帯び、終盤には手先の冷たさを感じていた。

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

1.9

挫折の度に大人の顔になる

少年期の最後を祝う別れ。

奇蹟の人/ホセ・アリゴー(2022年製作の映画)

1.2

石を投げられる運命

人智を超えた数奇な運命を反発する心を殺して受け入れる。
痛ましい。

ドキュメンタリー 最強のふたり(2011年製作の映画)

2.5

生命速度

原題になった障害者と介助者、その彼らを演じた2名の俳優、そして元の映画の3つを交えた補足資料的なドキュメンタリーです。
よくあるつまらないインタビュー形式で進行しますが、達観した台詞や馴染
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ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(2021年製作の映画)

1.6

地獄の一丁目

「妊娠が分かった時、どんな気持ちがしましたか?」
耳を疑った。
人の心の傷を抉る無配慮で冷徹な視線と、暗部に光を当てるジャーナリズム精神の歪な同居だった。

ブレグジット EU離脱(2019年製作の映画)

1.3

投げかけるだけ

コミカルで観やすい政治劇だが、映画として成立していない。

27

ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

2.2

君は

調子外れのキャラクターの脱線を楽しめるかどうか。

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

1.5

鬱病

日々の幸せを見つめることもなく、吊り橋効果に流されて彷徨う魅力の無いキャラクター。
彼女は最初から死んでいた。