たろしまるさんの映画レビュー・感想・評価

たろしまる

たろしまる

理想郷(2022年製作の映画)

3.7

自然豊かな田舎に引っ越してセカンドライフを謳歌しようとしたら風力発電誘致したい地元民とぎくしゃくしてご近所トラブルがエスカレートしてく件

日本でもひっこーし!ひっこーし!さっさとひっこーし!のリズム
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縁路はるばる(2021年製作の映画)

3.6

香港のITエンジニアの主人公がなんやかんや色々ある恋愛映画。さくさく楽しく見れた!香港の土地勘なさすぎて遠距離感がよくわからなかったり、禁区とか車ごと人ごとに通行許可証が必要なこと、「移民」のワードや>>続きを読む

遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.1

イタリアの超有名小説家の遺灰をローマからシベリアに運ぶシュールコメディ…?あとその作家の短編小説の実写化もセット。知らない作家すぎてよくわからなかった、作家由来の小ネタも拾えてないだろうし監督も有名ら>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.5

今度公開の「関心領域」の予習にWOWOWにあったので観ておきました、前日譚にあたると思います。勉強不足の私には混血があることや第一次世界大戦でユダヤ人もドイツ側で戦ったこと、市民にとってユダヤ人が隣人>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.1

アカデミー助演女優賞とのことで字幕版で見たかったけどWOWOWに吹き替えしかなかったので吹き替えで鑑賞。

新しい方の映画を先に見てたので内容は知ってる。伏線の張り方がスマートで好きだけど推理パートが
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

惑星メランコリアが地球に徐々に近づいてくる終末系映画。月とメランコリアの二つの太陽光の反射で夜にふたつの影が落ちる絵がめちゃめちゃ好き。

冒頭がラストに繋がるんやろなぁって思ってたらただのイメージ映
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

部屋から出ることができず余命幾許もない男のワンシチュエーション映画。主演男優賞ですわぁ…ブレンダンフレイザーさんちょっと太ってるけどチャーリー程じゃないから特殊メイクかな?

鑑賞後にマザーの監督って
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遠いところ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

頼むから生活保護を申請してくれってず〜〜〜っと思ってた、でも根本的な解決にはならないよね。おばあちゃんが「健吾があんたみたいになる」っていうシーンあまりにも酷い、たった17歳の子になにを言ってんの、お>>続きを読む

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

3.9

題名通り美しい物語。展開が王道に感じるけど1961年当時は斬新なのかな。ちょこちょこ読めない字幕がある、長い「く」とか七七七の轟みたいなのとか、簡体字ってやつ?

鑑賞しながら「聲の形」を思い出した、
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

2.7

アラビアンナイトとか三つの願いを叶えるジンとかの元ネタあんまり知らないから楽しめなかったような…?いい意味でも悪い意味でも神話的な物語で面白かった

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり情報を入れてなかったので中盤までドキュメンタリなのかな?と思ったカメラマンの存在がいるようないないような雰囲気。主人公の話を聞いてるとすさまじく疲れる。めちゃめちゃたのしい映画だったしかなりハッ>>続きを読む

映画めんたいぴりり パンジーの花(2023年製作の映画)

2.5

2、30年前の話だと思って見てたらスマホ出てきて現代!?夢オチだから普通に昭和?

スケトウダラさんかわいい 博多華丸のアイドル映画なのでよその人と現地の人とでは感想が異なる気がする。辛子明太子味的な
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.8

初モンゴル映画!映像が良き、ポップで明るくて面白かった〜〜〜〜!!!これは百合

聖職の碑(1978年製作の映画)

2.4

日本登山史の中でも特に有名な木曽駒ヶ岳学校登山中の大量遭難事件を題材にした小説を映画化した作品。娯楽映画の部類なので史実とは異なる部分も多少ある。

あくまでこの作品は事実を元にしたフィクションですが
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キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(2021年製作の映画)

3.7

冒頭、人種や宗教が違って(過去の戦争のいざこざも)大人だけだったら絶対仲良くならないような人達が子供達の仲がいいからと近所付き合いするようになって家族ぐるみで仲良くなるのいいなぁって思ってた。子供達は>>続きを読む

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.8

ぼろぼろ泣いてしまった。多くを語らないとの感想が多いけどジョンの感情全てが描かれてる、

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.4

気分爽快マッハゴーゴーゴーカーアクション!ハゲの見分けがつかない🥲

山女(2022年製作の映画)

3.2

山が好きなので山要素を期待していたが山というより村から追放された者の行き着く先、かつての日本にあった因習と人間の物語だった。森山未來に気づかなくて最後らへんであれ森山未來!?ってびっくりした

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.3

細田佳央太くんの柔い演技がとても好き。

私は喋りはしないけどいつも登山にぬいぐるみを連れてってる。たくさんの危険や景色を共有した子はこの世の誰よりも私の分身のような存在になってくれてる、そんな気がし
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BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

3.0

とんでも展開もクレしんならまあとなる。演出がちゃっちく感じたけど原作のクレしんはどうなんだろう、見てみたい。車のシーン野原家ファイヤーーーーー!!!!!!!春日部防衛隊ファイヤーーーーーー!!!!!!>>続きを読む

放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

2.3

露骨な百合感と主人公が喘いでてうけた。私は釣りバカ日誌大好きなんだなぁって再確認できる

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.7

とんでもね〜〜〜アクションで見ててとても楽しい、映画館で見たいタイプのやつ。けどほぼ前後編の前編みたいな感じってことは教えてほしかった。おもしれ〜〜〜ってなったとこでお預けくらった。これは賞とれんて

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

1.6

なんか宇宙をSLが飛んでることと嘘っぽい最終回をネットで見たぐらいの前知識。銀河鉄道の夜との違いもよくわからん

有名だし履修しとくか〜ぐらいの気持ちで見たらガンダムみてえに世界観続くみたいでびびった
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きみのおうちへ(2008年製作の映画)

3.5

とにかく可愛い。最後のすれ違うシーンがあまりに悲しくて辛かった

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

はちゃめちゃにアクションがいい!ジョンウィックくらい良い ゆるい話とゆるい百合で好き!次回作もあるし楽しみ〜〜

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

なにもしなくても明智さんの格が上がってくの面白かった。多分あんまり推理できてなかったよ

ゾンビなら特に説明しなくてもいい舞台装置になるのか〜って感心してしまった。普通に本格ミステリーで面白かった

島守の塔(2022年製作の映画)

2.0

演出がかなり演劇チック。現実はもっと酷いとかあれこれ言われてるけどたぶん沖縄修学旅行前の中高生が見るやつなのでこのくらいでいい。修学旅行でガマに行ったが灯りを消すと一切何も見えなくなる洞窟なんて私なら>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.4

Winnyの存在自体を知ったのが邦キチからで、もしこの逮捕がなければ日本のソフトが世界を席巻してたかもしれないなんて想像もできない、そんな未来があったらな。東出さんの天然演技がほんわかしてとても良かっ>>続きを読む

遥かな時代の階段を(1995年製作の映画)

3.2

前作に引き続き良かった。まさか大岡川に利権があったなんて、今度水上バス運行するみたいだけど白い男が運営してるのかな。ひと笛吹けばマリンバイクの集団が追いかけてくる大岡川楽しすぎるだろ。ロケ地の8割即答>>続きを読む

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

アーサー王伝説を知らないのでただただひたすらに荘厳な伝説を見せられた。映画館の大画面で意味わからん荘厳ファンタジーを一方的に見せられたら気持ちよかっただろうな〜、逆に全く知らないから良かったかもしれな>>続きを読む

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大きく考えるんだ!って自分に言い聞かせてるパオロ好き。面白かったけど、40年の月日が爆速で過ぎゆくので不倫!不倫!不倫!不倫!って感じでこいつら嫌いだ!!!って思いながらリッカルドとパオロを応援してた>>続きを読む

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.7

主人公しか参列していない葬式はとても寂しくて、身寄りのない主人公だから孤独死に人より他人事でいられないのかな。故人の友人親族の話を聞いていくうちに話したこともない彼を友人のように想うのはとても素敵で温>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.9

説明は最小限にひと夏のバカンスをカメラと主人公の記憶、20年後の憶測を交えた映画。冒頭の巻き戻す描写から察するになんどもなんども繰り返し見てるみたい、楽しげな映像とは違う現在に想いを馳せる読後感が好き>>続きを読む

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.7

淡々とした小説を朗読してるような静かな映像に語り口なのに見入っちゃった

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

実際に起きた事件を元にしてるけど監督の政治主張が全面で出ててラストはちょっと気になってしまった。なにか些細なことで生活が崩壊してホームレスになってしまう可能性があること、世界は弱者救済でなくちゃいけな>>続きを読む

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