やまださんの映画レビュー・感想・評価

やまだ

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

個人的にはよくわからなかった

マリオ要素をふんだんに詰め込んで終始ハイテンションで突っ走るのは爽快感があっていい。
ただこの裏切りのないご都合主義的な展開がすこしクサくてモゾモゾしてしまった。

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RE:BORN(2015年製作の映画)

2.8

アクションはすごい

アクションに関してはガチで見ていて面白いのですが、ストーリーや演出に関しては厨二感があるというか、クサいです。

最初の特殊部隊との戦闘シーンなんかは指揮官や隊員のオーバーな演技
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.1

「1件だけ、僕がやっていない事件がある」
大量殺人鬼の死刑囚からの手紙をきっかけに面会をした主人公が、その1件の事件の真相を探りながら自身の出生の秘密などを明らかにしていくストーリー

阿部サダヲのサ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

全く原作を知らない状況での鑑賞です。

家族から「朝練」で見てほしいと懇願され、ある意味仕方なく見た形でしたが、見てよかったです。

観終わった後の感想としては「あぁこれは流行るわ……」の一言で、全く
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

※演技と整合性に目を瞑ればめっちゃ面白い※
※パイナップル入りの酢豚みたいな映画※

俳優さん達が声優として参加しているわけですが、一部の演技は下手というか何というか「解釈違いです」の一言です
そんな
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呪詛(2022年製作の映画)

3.0

主人公の行動が理解できずたまにイラッとする
そして巻き込まれた周囲がかわいそうになる

所々あるB級ホラー感がいい感じに怖さを和らげてくれたので案外サクッと楽しめた

日本的な土着信仰とはまた違う雰囲
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.1

「規模がでかい後日譚」

原作が終わってないので後日譚と呼んでいいのかは分かりませんが、なんとなくそんな印象です。
高校卒業後しばらくして「皆は今こんな感じの生活を送っていますよ~」というエピソードを
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イエロー・ハンカチーフ(2008年製作の映画)

2.9

なんかしらんけど、良かったね!!

って感じの映画でした。
ギクシャクした3人のロードムービーですが、段々とその関係性が解れていくのが観ててほっこりします。

各人の独白、回想シーンの差し込み方は少し
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.7

いつものアレ

そりゃそうだろうという話ではあるのですが、ドラマあのままです。
シリアスとポップを行ったり来たりしながら、ふと考えさせるシーンなんかも織り交ぜていくような進行が2時間続きます。

劇場
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

原作未読でもよく分かる明快さ

原作未読ですがそのことを後悔せずに鑑賞できる映画でした。
もちろん原作も読んでおいた方がいいのでしょうが、映画単体で観たとしてもすっきりとわかりやすい内容でした。

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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

風邪をひいた時に見る夢

ほぼホラー映画でした。
祖母が認知症を患い、徐々にいろいろなものを忘れていっている中、例えフィクションでも祖母から見える景色がどんなものか知りたく観てみました。

割と序盤か
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーという手法をとらなかったからこそ出来た映画

ロケ地の都合上セルビア、モンテネグロで一部撮影したそうですが
そのせいかどこか日本じゃないな?と思うシーンはいくつかあります。
しかしちょ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

アンダーグラウンド落語

まず嘔吐苦手な人は見ない方が良いです。
映画「スタンドバイミー」のあのシーンが苦手な人は特に

劇中で一瞬赤痢にかかった人が登場するのですが「え、PG12の原因これか?」って
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

救いはないけど少し希望が残る

胸糞とまではいかなくとも「あ。あぁ…」と声が漏れてしまいそうな薄暗い展開でした。

演技は圧巻としか言いようがありません。
個人的な印象ですがヤクザや不良が出てくる作品
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.0

お金かかってるのは分かった

CGは綺麗だし街並みも良くて海外ロケしただけのことはあるなぁという印象です
作品のチープさはここで大分和らいでいるので、その点は良かったです。

原作知らない人からすれば
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.4

「原作はむしろ読まなくていい」
この映画はファンタジーです。そう思ってます。

時系列順に
原作、実写、アニメ
この順番に観ました。

「あ、アニメやるんだ」
なんて軽い気持ちで鑑賞しましたが、それく
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

モノローグの解釈次第で印象が変わりそう

原作しか読んでないです

映画の予告を見て
「あ、ジョゼってアニメ映画でやるの?」
帰宅後調べて
「あれ、それ以前に実写もあったのか?」

ということで実写を
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.5

湖へ漕ぎ出すカヌーのような映画

ほとんどが凪の世界。たまに風が吹いて波が立つくらいで、とにかく淡々と穏やかに進む映画でした。
人によっては退屈、冗長と感じるレベルだと思います。

個人的には度々現れ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

コミカルとシリアスのバランスが最高
間をたっぷり使って変化していくストーリーがじんわり沁みる

時系列に沿って進むしカメラマンを志して成功していく「成長」の物語かと思っていましたが
なんというか印象と
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.3

全体的にはかなり話は読めるし裏社会のキャラとかの作り込みがクサくて少しだけ「おや?」と思ってしまいましたが
流星さんの格闘技経験者だからこそのスパーリングやリングファイトシーンは臨場感があってよかった
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

過程を理解するのにかなり頭を使う
前半の設定解説は本気で噛み砕きましょう

非現実的な動きをする映像は「インセプション」のようで面白いです。
個人的にはこの逆行する時間を表現する作品としては円城塔の小
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

シリーズを締めくくる最高な形での集大成

何でもいいのですが、ある作品が完結したときにどうしようもない喪失感があって
心臓がなんともいえずギュッと締められツラくなる。
まれにそんな作品に出会います。
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来る(2018年製作の映画)

3.6

B級ホラー映画のアベンジャーズ

Prime Videoにいると知り観てみました。
個人的には結構好きな映画です。

前半はドロドロとした人間ドラマがメインで
ホラーと言うよりは「キモッ!」や「グロっ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.1

ハードボイルドオシャレドキュメンタリー
そんな感じの濃厚ミュージックビデオ
一部歌詞は字幕出るのがありがたい


ストーリーを詳しくは言えないですがラストでRadioheadの「True Love W
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.2

誰一人悪い人がいない優しさ

人というかキャラというか
何一つとして悪意のないストーリー
優しさで溢れている

子供向けだと「まぁ子供だしこんなもんだろう」とか「子供の理解力に合わせよう」とかそんな大
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

鮮やかで、明るくて、猟奇的な白昼夢
開始時のタペストリーはよく見ることをオススメします。

※考察足りてないのでふんわりした感想です。

最初から最後までどこか詩的な「不穏さ」に包まれて話が進みます。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

自分が主人公になったかのような感覚になる

全編ワンカットという描き方は没入感がすごいのだなと思いました。
まず序盤の任務を言い渡されるシーンまでで「うわぁ、すげぇ」と思います。
ほんとにもう
「どう
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.0

相変わらずの福田監督

原作もアニメも見ましたが全くの別物ですね

あくまでも福田監督の作品群の一つとして考えれば小ネタも多く面白く観られると思います。
コスプレの安っぽさはなんというか

こんなもの
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.7

焦げたタイヤの匂いがしそう

男の友情物というか、この頂点を目指して妥協せず突き進む物語というのはアツいものがあっていいですね。

153分という長い作品ですがそこまで長いという印象はなかったです。
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

穏やかに収束するすれ違いと小さな嘘の話

手紙を一つのツールとして展開されるストーリー
最初は些細な嘘ですれ違う様子だけれど、だんだんと「美咲」を取り巻く過去と現在の話に収束していきます。
キリリと胸
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.4

バンブルビーがかわいい爽快アクション

バンブルビーの仕草がかわいい
それだけでも観る価値がある

映像は圧巻の一言で、ストーリーは王道ドストレート
待ち受ける困難も、その乗り越え方も
何もかも予想通
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

良くも悪くも最初からクライマックス

開始10分でクライマックスばりの重厚なシーンを放り込んでくる
個人的にはここで入り込めなかった
それ以降は同じテンションでどんどん駆け抜けるために、人によってはた
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