田島屋君さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

ほかのMCU作品ともまた雰囲気が違ってスタイリッシュで個人的には好き!
韓国戦かっこいい。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

ツッコミどころがゼロというわけじゃないけれど、そんなこと考えるのは野暮な気がする。
ルッソ兄弟の優秀さを決定づけたMCU最後の傑作なのでは!(と思ったらNWHとか「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

ヒーロー映画ではあってはいけないことが起こる。大人向けのヒーロー映画だなあ。
インフィニティ・ウォーとエンドゲームのことを考えると、やはりそれまでのシリーズは追う価値がある。
しれっとピーター・ディン
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

キャプアメシリーズ最高!
バッキー、衣装が微妙な気がしなくもないけど、やはりカッコいい。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.9

あまりにも溜めすぎたのでまたボチボチ。
"親"と"子"の関係の変化、あるいは"子"の目覚め。
ホークアイが割と重要な立ち位置?
あんまり覚えてないけど、おもしろかった記憶はある。
最近MCU観てないな
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

お話としての完成度がシンプルに高い。
ただ人の罪深さ、弱さ、業を嘆くだけではなく、最後には希望も描かれているため後味も良い。
構成含め特にケチのつけようがない。
黒澤明すごい。。。
チャンバラがスター
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.8

『戦場のピアニスト』ぶりのポランスキー作品。
後に『反撥』を観て分かったが、白黒時代のポランスキーはかなり芸術的・技巧的な作風と言えそうである。
水面を歩くシーンや頭上からの撮影など、魅力的なカットが
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.8

ベルナルド・ベルトルッチ監督初鑑賞。
開幕からイタリア・ドイツ映画にみられるような独特の癖のある空気感で満たされている。
しかし、空間の捉え方や演出には細部まで拘りが感じられ、そんなこんなで気付いたら
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.9

終盤に半ば無理矢理オチまで漕ぎつけた感は否めない。
しかし、タイトルの回収や家族がまとまっていく流れの描写は見事という他ない。
作中にも表現としてあるが、映像はまさに現代の"エデンの園"的であり見惚れ
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.9

レオス・カラックスの長編処女作。
アレックスとミレーユの邂逅のシーンで奏でられるピアノの曲がお気に入り。
"恋に落ちている状態"を表す演出も見どころ。
そして、捻りの加えられたラストによってただのロマ
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野いちご(1957年製作の映画)

4.1

『仮面/ペルソナ』ぶりのイングマール・ベルイマン。
効果音、カメラワーク、カット割による空気感の作り方がうますぎる。妙な引力をもっている。
様々な出来事を通して導かれる最終的な落とし所は普遍的なテーマ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

トトロに続いてはこちら。
恐らく初鑑賞です。
すっきりまとまっていて観やすかった印象。
音楽も街の雰囲気も良い。
ジジが可愛いな。
次はナウシカを観るぞ。

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

4.0

ジャケがカッコよくてずっと気になっていた作品。
ショッキングな映像が含まれてはいるが、かなり好みな作品だった。
画面が横長であるせいか、終末の世界を遠くに感じる。世界観に入り込むというよりは、冷静な視
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ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.6

好みだけで言えば、『アンダーグラウンド』を超えた。
とにかく世界観の構築が圧倒的。カメラの存在を感じさせず、生き生きとした物語が画面いっぱいに広がっている。
観る中で多くの感情を味わうが、小さなラスト
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M(1931年製作の映画)

3.9

場面を交差させるような凝った演出がみられたり、ピーター・ローレによる怪演がみられたりと見所が多かった作品。
ちょっとトンチが利いたようなラストも魅力的で、同監督の『メトロポリス』よりも作風は好みだった
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.9

シドニー・ルメットらしさ溢れる骨太刑事ドラマ。
どちらかと言うと単調な演出ではあるが、それでも演出含め脚本・演技も無駄がなく且つ洗練されているため最後まで釘付けで観ていられる。『十二人の怒れる男』や『
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

本作の主人公から読み取れるのは、死にたくても自らの手では命を絶つことができないという人間の精神的な脆弱性である。
また、「思い詰めた人間ほど"生"が目に留まる」ことが演出からは伺える。
キアロスタミ監
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.8

ジョージ・ルーカス監督がスターウォーズシリーズを手掛ける前に制作した作品。
恐らく、この作品において話の中身は重要じゃない。現に、本作では音楽が多用されており、会話や物語が重視されているようには思えな
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