Tatsunoriさんの映画レビュー・感想・評価

Tatsunori

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.8

コレをみるために過去作をイッキ見。
どうしても過去作がある作品は、「観てなくても大丈夫」と言われてもそれを観てから観たいというこだわりがある。どうせ全部観るので笑
ただ、そのせいで劇場を逃したのを今さ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.6

シリーズの中では不人気な3作目。
これまたイメージが全然違う…ファンタジー的な世界観。

言われてるほど退屈ではなかったので
これはこれで楽しめた。

2が良かったからこそ、当時ガッカリした人が多かっ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.5

今やこっちが「ザ・マッドマックス」というようなシリーズを代表する人気作品。
1作目と全っっ然印象が違うけど、マッドマックスのイメージがまさにこれ。
キャラクターも良過ぎるから、熱狂的なファンが多いのも
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.9

現状の4作をイッキ見してからのレビュー

最初はこんな感じだったのね!!という衝撃。
レンズのゴミとかそのまま入っちゃってたり、低予算の味が出ててすごく好きな世界観。

当時としては目を疑うようなアク
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

ほのぼのコメディでしっかり笑えて見やすいなぁと油断してたらガッツリ違う方向で心持ってかれた

RED RICEへのダメ出しが個人的に最高に面白かった。

プレステージ(2006年製作の映画)

4.0

しっかり作り込まれてる。
最後の最後まで目が離せないノーランギミック炸裂。

ノーラン映画はやっぱりラストカットが痺れる。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

プロレス無知過ぎるがゆえに
なんとも刺激的な映画でした。
そんな一族がいたのか…

内容は少し重めだけど、プロレス好きじゃない方でも楽しめるし、音楽、ヴィジュアル含め美しい映画なのでおすすめ。
ラスト
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

4.7

2人のキャラクターの奥行きの深さが小説が原作であることを感じるというか
気の抜けた世界観だけでなく、実はシリアスな内容でしっかりと細部まで作り込まれた映画。この雰囲気でここまで描いてるの素晴らし過ぎる
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

公開までに色々あり過ぎたけど、シンプルにただの伝記映画をここまで面白く工夫できるノーランがやっぱりすごい。そこに尽きる。

ネタバレでも何でもない、ただのひとつの歴史的事実をここまでのスケールとギミッ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.9

DUNEの失敗作と言われておりますが
個人的に予習とドゥニ・ヴィルヌーヴ版を観てるのですんなりと理解でき普通に楽しめた。

CGクオリティは30点
ヴィジュアルデザイン100点って感じというか時代が違
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

邦画独特の怖さが際立つ。
この質感はなかなか出せない。ちゃんとめっちゃ怖かった…

考察しがいのある内容で飽きずに観れたのでおすすめ!

宇宙からのツタンカーメン(1982年製作の映画)

3.5

「こんなラストは観たことがない!衝撃のラスト!」で有名な映画と聞いて観たのに…
そう聞いて観てたのに…
…邦題のせいで台無しになる!!!
って映画です。気になる方ぜひ。

まぁオチはいいとして、終わり
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.6

浅野いにお先生初のアニメーションはこんな感じになるのか!くっそいい!

原作のちょいと複雑な展開を見事に交通整備できている印象。
あらためてこの作品は名場面が多い…。見開き1ページの数々の名シーンは1
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.1

グロテスク描写最高な映画。
この時代にしか出せない質感はやっぱり価値あるよなー。
映画の面白さを再確認できる。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ドラマの部分で色々言われているのでVFXを楽しむために観たのに、想像以上に人間ドラマパートが苦手過ぎてもはや笑ってしまった…。
日本の地上波ドラマのような不自然な会話劇とわざとらしい演技…大衆映画とは
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.4

唯一無二のコマ撮りアニメーション。
常に動き続ける世界に瞬きなんてしてられない…。技術と発想が素晴らしい。

チリ特有の世界観と背景が生んだアニメで、監督本人たちはそんなつもりは無かったけどホラーとし
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.4

生きちゃった…。
雰囲気がいいんだけど、カメラワークとか間とか色々気になる点がありあまりハマらなかった…

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

いま、この世に存在する"フルサイズ"IMAXの底力を最も体感できる最高峰の映画。間違いなく。

なので、これは是非関東の人はグランドシネマサンシャイン池袋へ…
じゃないと意味がないとも言いたいくらい。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

独特なリズムと世界観の映画。
お互いの名前も分からないまま進む、シュールなすれ違い恋愛物語。

感情を表す表情とセリフは淡々としていて地味だけど世界観の作り込みが見事で見入ってしまう。
色彩も豊かで8
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

ノルウェー連続テロ事件をワンカットで描いた作品。

まさに、その事件を疑似体験できるような作りには感動。
ただ、どうしても実際に銃撃が続いた72分をそのまま描いているので…間が持ってない箇所ある

パレード(2024年製作の映画)

3.4

登場人物が多いせいか消化不良的要素が多くてなんとも感情移入できなかった

映像美は素晴らしい。普通に技術すごすぎる…

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.6

窓から差し込む光、逆光が印象的に(個人的にかなり過度に描かれてる印象…)描かれていて、それが終盤の歌詞にリンクしているように思えた。

「今の自分が1番が好き」っていうのは
わたし個人のここ数年のテー
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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

2.6

そもそも映画化自体に色々言われてた映画なので、全体的にしょうがないって感じ…。

ただ声優勢がすばらしい。

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

2.0

うおおおお…!
映画の定義ってなんだっけ?
映画って自由でいいよな!笑
監督は各シーンで何を思ってOKを出したんだろう。それを考えるのが楽しい!

Z級映画を観るといつもこうなるけど、これは中でもぶっ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

不安症の男にまとわり付く、過剰な不安要素と孤独の嵐。

悪意だらけの演出、さすが素晴らしい。
アリ・アスターが描く悪夢のコメディ。

過去2作と比べてだいぶマイルドだけど
ちゃんとアリ・アスター映画。
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彼方に(2023年製作の映画)

4.0

短編でこんなに胸を締め付けられたのは初かもしれない。
無駄なく素晴らしい。

アカデミー賞ノミネート作品。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.7

すごく浄化される。

監督が意図した構成を存分に味わいたい人はあらすじや前情報なしで観るのをおすすめ。

16mmフィルムの質感を体感するために
こういう映画こそ劇場の大画面で観るべき。
無条件で涙腺
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーかと思ったら
いつもの阪元監督の映画だった。

って映画。


監督の作品を知らない人はかなり戸惑うのでは…。
相変わらず伊能昌幸を筆頭に最高。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

独身者が悪な世界で
期間内にパートナーを見つけないと動物にさせられちゃうヘンテコ設定な映画。
SF、ロマンス、コメディといろんな要素のクセ強作品。

この彩度の低い色味がランティモスっぽい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

映画「フランケンシュタイン」とその作者のメアリーの自伝的な話を合わせたような映画。

ランティモスらしさありながら、彼の作品の中でも、かなり爽快感あって新しさを感じた。アングラな監督がこっちに寄せてき
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.9

ケリー・ライカートの映画の雰囲気やっぱり好み。

この人の映画の時間の進み方は独特で変なマジックにかかってしまう。
総合してアートな本作。たまに見たくなりそう。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.7

泣ける、けど結構苦手な演出をするタイプの映画だった。
過度な演出…過度過ぎる演出がまぁダサい…
韓国のオリジナル版はどんな感じなんだろう

ただエモいのは間違いない。全てを忘れるほどのあの頃の音楽の破
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

映画としての満足度はさておきカメラワーク中心に非常に楽しめた。
たった一瞬の1シーンごとに命をかけているのが画面から伝わる。

ちゃんと考えさせる内容でやはりアナログに勝るものはないのかと感じた

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

思ってたよりドキュメンタリー的だった。
見せるものと見せないもののバランス素晴らしい。色づかいもさすが。

ラストの唐突な「マジカルエンド」は確かに賛否あるだろう…自分はハッピーエンドには見えなかった

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.8

磯辺役の青木柚くんがひたすらに良かった…
なんであんな目できるんだ…。

原作読んだことないけど浅野いにお感が確かにプンプンだった

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.3

音と色味、質感…雰囲気がずっと心地いい映画だけど、マジックミラー越しの会話辺りからさらに引き込まれた…
この、じっとりと演出できるヴェンダース技術すごい。

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