muscleさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

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この映画の矢島健一が和山やま作画ですごい。エロい下着着けてるのもドキッとする。高橋和也は染谷将太そっくりで、なんならこの映画自体がそういう勢い。真夜中のグラウンドで語り合うシーンが良かっただけに役所広>>続きを読む

デス・ルーム(2006年製作の映画)

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ジョーダンテはほぼ関係なくて残念。モンテヘルマンはカテゴリーエラー感がすごい。武の映画見るだけの短編思い出した。時間の跳躍、それ自体が目的の作品。

トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

1.0

マーク・ウォールバーグが致命的に合ってない。合ってないっていうのはトランスフォーマーたちと友情を築くでもなくオタク的な愛情を示すでもなく、研究してる割には研究者オーラでもないし、エピソード付けがされる>>続きを読む

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

1.0

冒頭の1600年前と、なんとなく始まりそうな少女の掛け合いは期待させられたけど、中盤あたりはかなり酷い。結局ごちゃごちゃして、人間関係も盛り上がらない割にごちゃごちゃして、終わっていく。ロストエイジに>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

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リマスター3D版。
室内撮影がメインなのでけばけばのリマスターでずっと違和感ある。家が最高家が最高唱えて終わるのにずっと家の中でみる夢見たいな。最初から俺なんかやっちゃいました?で魔女殺してるし最後も
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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撮影がべらぼうに好きで、物語はクソで、(見る前からそんなことはわかっていたのだけれど……)
武ならいれないだろうなっていうアップが映画のリズムを大衆性の方に持っていっている。例えば白竜の足を見た後の役
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犬、走る DOG RACE(1998年製作の映画)

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なんとなくエンジェルと似た映画だった。でも思ったより遅い。97〜8年の新宿はラブ&ポップよりも牧歌的。渋谷よりもインターネットしてないからか?崔洋一のしょーもない下ネタとかエロとか暴力で笑かそうとする>>続きを読む

エンジェル(1983年製作の映画)

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すごいマンガ的な世界観だし、中盤一体何を見せられてるんだってぐらい脱線するのだけれどキッドに銃をもらってからずっと面白い。階段を下から足と細長い拳銃を舐めるように撮ってるカットが良い。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

5.0

えかった……。クソ売りのおっさんがマルクスに似てくるのがツボ。ユリシーズ読んでるから主人公がラストにユリシーズであることに気づく。豪華客船映画なのに全然屋外の感じを出していなくて、撮影メイキング見たく>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本が西村義行。かぐや姫のドキュメンタリーで高畑勲にもっと興行のために顔のアップを増やせって言ってた人。そんな人が音頭を取ってるだけあってディテールをとにかく削って、作家的な演出がゼロに近い作品。興行>>続きを読む

ブロークン・ジェネレーション/撲殺!射殺!極限の暴力少年たち(1985年製作の映画)

5.0

今年一番面白かったかもしれん。プールのとこで椅子に座りながらカップルを見つめるところからずっと面白い。犬を可愛がるのは主人公側が殺人を犯しまくるから。2人で旅して誰かに出会って殺すのを繰り返すのも3人>>続きを読む

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

5.0

これは本当に素晴らしい。6K3Dで体感してみたかった。現状家庭版だと4KULTRA HDの60Fか3DBlu-rayの二択になってしまう。ものすごく深刻で重く語られそうな話のはずなのに飄々として青春映>>続きを読む

ジョーズ3(1983年製作の映画)

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散々な言われ方だし、3Dの評判もあんまり聞かないんだけど、景気良くてのほほんとしてよかった。ソフトコア映画でも見てるかのような牧歌的なノリ。なんでもないところで視差が強いのもいいけれど、全然コンバージ>>続きを読む

サンフランシスコ連続殺人鬼(1969年製作の映画)

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素人っぽい人が映画を撮ると場面転換のショットとか凝った繋ぎをしようとするのではなく、マジで坂の向こうから、車の影から、「人が現れる」ショットを撮る。

Midsummer Madness(英題)(2020年製作の映画)

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韓国の若者もみんなホン・サンスになりたいということがわかった(当たり前か)
おしゃれエリアが密集してて淡い色味といい、街並みが福岡っぽい。

石川君、行け!!(2022年製作の映画)

5.0

宮田宮太郎?のセスローゲン感が板に付いてきた。なんか一番堂々とした切り返しがあって感動する。駅のホームからの横顔も神々しくてフォードっぽい。

霞姫霊異記(2020年製作の映画)

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夜行船?の雰囲気良すぎる。長回し主体でそれっぽい「映画」を目指すんじゃなくて、これぐらい安心してみれるのがすごい。役者の顔がだんだんわかってきた。エリックいるし。

あらののはて(2020年製作の映画)

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これもそう。ものすごく辛気臭くなりそうなのに学校のディテールが高いのに、ユーモアがずっとあって素晴らしい。テレビを見るとこでの取っ組み合い、廊下の奥での取っ組み合い、ジャングルジムのネタバラシ…。これ>>続きを読む

Good bye, Eric!(2018年製作の映画)

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矢口史靖とか山下敦弘的な?正しい邦画のユーモアすぎてありがとうってなる。丹念に作ってる感が出過ぎないように?ラフな演技が嬉しい。

愛しのダディー殺害計画(2019年製作の映画)

1.0

無すぎてびっくりする。なんか叫んだり脱いだりするのかなって思ったら叫んだり脱いだり音楽に合わせて踊ったりしてた。この手の映画あるあるとして、地味な色味を嫌がって、インディー映画で彩度上げてバキバキにし>>続きを読む

ママボーイ(2022年製作の映画)

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シナリオも弱いし、予想外の展開なんて何一つないのだけれど、予想外のカットで見せてくれる。アーヴィンチェンって本当にいいロマコメのいい監督。幸せな気分になる。ホテルを追い出されて帰って行く母をドアから覗>>続きを読む

Cosmetic DNA(2020年製作の映画)

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鏡を使ったカットとか、死体を埋めるカットでのふとしたワンカットとか、MV編集にまぎれそうになるけれど確かに編集でワンカットハットするカットを入れるのが上手い。こういう監督がお金かけて撮ったらどうなるん>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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チャゼルのチープさと露悪さが全然許せるというか、ノーランみたいなオタクっぽさがいい意味で全然ないところが好きだ。こういうとき相対評価になってしまう。例えるならちょっと言葉が荒くてあんまり一緒のシフトで>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

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なんでこんなに評価低いのか本当にわからない。
完全にナメきってしまった中田秀夫と違って、清水崇の諦めてなさ、その商業上の要請と本人のめげてなさそのものが映画に表れている気がする。
清水崇はあり得たかも
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透明人間(2019年製作の映画)

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ラストの簡潔さが素晴らしい。、なんか陰謀論者そのものに片足突っ込むような話だし、いくらでもスピンオフが作りたくなるという意味でいい映画。カメラをぐるぐる回すのではなく既にひっくりがえっている視点だった>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

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重い話にこれでもかとユーモアを入れて軽くさせようとする努力がすごい。悪趣味にならないように笑うことの難しさとエンタメに徹しているセンスが絶妙。モノクロ画面とスローモーションでチープになってやや萎えてし>>続きを読む

無力の王(1981年製作の映画)

5.0

珍品。そんな言葉がぴったりの作品なんだけど真っ向から青春映画をやってたら『エドワード・ヤンの恋愛時代』にたどり着いちゃったみたいな映画。写真家が撮ったスローシネマってことで今見た方が理解できるんだけど>>続きを読む

ゴダール・ソシアリスム(2010年製作の映画)

5.0

第一部でなんかスパイアクションを豪華客船の中でやろうとしている断片が見えるというだけで嬉しい。当然ながらコロナのダイアモンドプリンセス号思い出す。
貧相な、しかし灯に灯されたベットに座った女をゆっくり
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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すいません。まったく合わなくて20分でやめました。ゴジラ除くとこれもぶっちぎり今年ワーストだったかもしれない。要再見。

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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すいません。まったく合わなくて30分でやめました。要再見。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

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似たような仕事映画はたくさんあるしこの映画も語られ尽くされているはずなのにスムーズな語りと動き回る主人公たちがおもろい。店内に限らず、電話しながら、裁判ちらつかせる会議の場でも動き回る。ラストも簡潔で>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

1.0

この悪夢っぽさに既視感しかない。VJ映像みたいなの延々見せられる90年代っぽい感じ。延々死に続ける自動機械たちに乾いた笑いが出てしまう。ぜんぜん惹かれないけどそれはそうとして嫌いではない。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の10分は5.0なんだけど、犬が喋り始めたところでガン萎えした。ものすごく期待した映画だったのだけれど、ご都合主義しか目に入らないし顔映画すぎ。ピートドクターってこれ以外すべて好きなんだけど。>>続きを読む

カーズ2(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1のロケーションの魅力は失せているが、ミスリードからのどんでん返しに次ぐどんでん返しが、全然予定調和じゃなくてブラボー。レースと同時に複数プロットが同時解決していくっていう。コナンとかクレしん劇場版の>>続きを読む