YukariYamadaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

唐田えりかの「うん」のいろんなニュアンスを読み探るのが楽しかった。tofubeatsの作る音もどこか夢心地のような浮ついた耳ざわりでマッチしてた。いつ見ても東出昌大の眉は憧れ。

フィクションは、浮き
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

これは自分だ。お母さんの言葉の選び方がすごくリアルで胸が苦しくなった。まあでも、大学くらい好きに選ばせてよね。笑

母の日のプレゼントはレディ・バードのDVDにしよう。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

「アメリカンサイコ」からクリスチャン・ベールを通った私にとっては大いに期待に応えてくれた映画。サイコやらせたら右に出るものはない役者。バットマン役も好きですが。

主人公と同じ気持ちで鑑賞者も最後に「
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.5

アン・ハサウェイは可愛いしギレンホールはかっこいいしで終始美しい。ギレンホールの優しく彼女を見つめる目と序盤一瞬写るショートの女の子が良かった

Don't Blink ロバート・フランクの写した時代(2015年製作の映画)

4.0

たびたび見かけたファインダーを覗かないで撮る姿が印象的。フレーミングしないで撮ってるのあるのか。

映像と音楽良かった。アメリカンズ以前のこと、全然知らなかったのでなかなか興味深い内容。

TOKYO
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世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―(2010年製作の映画)

5.0

TOKYO ART BOOK FAIRにて鑑賞。

装丁・印刷・出版までを一貫するシュタイデルのドキュメンタリー。芯が通っていることが如何に強く美しく生き残るものづくりに大切か、本に魅せられた一人の男
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

名演・名編集で複雑なレイヤーのストーリーが見事に構成されている。ワンカット映画の裏側、カメラには映らない制作スタッフの動きの素晴らしさも映画を盛り上げてて素晴らしい。

最後ちょっと泣けちゃう。

百円の恋(2014年製作の映画)

5.0

安藤サクラが本当に素晴らしい。シャドーもそうだけどつま先の力の入り方まで完璧に習得していて圧巻。

髪や露出(顔含む)が自信としてとてもナチュラルに描かれていてグッとくる。最後は傷を髪で隠すけど。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

ライブのとこ爆音で観たい。
ラミ・マレックの立ち振る舞い、フレディの動く姿は一度も観たことないけど生き写しなんだろう。感動。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.0

もうちょっとストーリーにドキドキが欲しかった、時間のからくりが上映リアルタイムで理解できたらもう少しドキドキできたのかも。

シャイニング観た直後だから物足りなかったのかな、、

その日のまえに(2008年製作の映画)

3.3

「春と修羅」の初版本が出てくる、やっぱあの装丁は惹きつけるな〜。良い意味で違和感がすごい。映像の中にキーワードとしてとても光ってた。近代の本が現代にある感じの異物(遺物)感を馴染ませるためのあの映像効>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

本家やっと観た!クマの人形みたいなあれが最も怖いのでは笑。🧸

全体的に目が行くところがモリモリだったのでストーリーの最後がシュッとしてしまったのはちょっと物足りないような、でもでも構図、色、音、見ど
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

5.0

・ファッションとアートはひとつになれるか、「衣服」と「服飾」の両面を持つファッションの試みにドキドキする。

・展覧会の作り方、展覧会の役割とは。展示とは何がを提示するためにある

・アナ・ウィンター
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.5

ガス・ヴァン・サントの描くちょっとメインストリームから外れた(憂いを帯びた)、だけど眩しい青春が好き。

ベリーショートの女の子可愛い。

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

5.0

・映画は人を幸せにする
・自分たちの人生は自分たちで作る
・アイデアで乗り越えられる
・何でも言い合えて何でも付き合える友だち

込められたメッセージが多すぎて息つく暇もなく胸がググッと締め付けられる
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.5

「華麗なる」というサブタイトルからオーシャンズみたいなのを勝手にイメージしてたけど、結構登場人物の失望する気持ちが流れ込んでくる部分も。

金=価値なので、それがどう生まれるか、自分の価値を高めるには
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

5.0

赤髪かくるくるパーマかけたくなるくらいには憧れの時代。中高時代はスポ根人生だったのでこんな遊び方したかった。
私はトーキングヘッズ派

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

5.0

ヒトラーを一言で表すなら「独裁」ではなく「絶対」。完全に悪者にできない自分がいる限り、この先の未来もずっと認められていくに違いない。絶対。

他のヒトラー映画も観たくなるし、『絶対の宣伝』(草森紳一著
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

20年経っても腐れ縁というか腐りきった縁は切れなかった。
「友達は裏切らない」という命題は成立しない、裏切っても裏切られても友達にしがみついてしか生きられない。そこがおもしろかったりするんだけどベグシ
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしい創作は生活とはかけ離れた環境で生まれるものだと思っていたけど、愛する花とパートナーとの生活がもたらしたもの。
煌びやかじゃない実直な生活と仕事ぶりを見て、生活を大切にしたいと思った。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

いちいちグッとくるフレーズが散りばめられてる。親の気持ち、思春期の気持ち、成人への焦り。歳を重ねるとどんどんいろんなメッセージが込められていることに気付く。
そしてトンボはシティーボーイ。