たさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

誰も悪気なんてない
理想の親子像なんてものもない
ただ、親や大人、社会は子供の命を守る義務がある

サントラすごく好きです

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

この映画に考察という言葉が一番似合わない気がする

ずっと夢の中でいい
むしろ夢の中にいさせて

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

孤独、寂しさ≠悪、除外すべきもの

どうそれらを癒すか、寄り添うか
同情ではなく素直な優しさを持てる人でありたい

人が抱いてるモヤモヤを勝手に踏み躙ってはいけない
逆に自分の中のモヤモヤを、武器とし
>>続きを読む

(2021年製作の映画)

3.7

ストップモーションとダークな世界観てなんでこんなに相性がいいんだろう

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

悪夢の中に心地よさを感じ始めて、でもまた目の前の悪夢の恐怖に落とされて

悪夢からは悪夢しか生まれない永遠のループが迷路のようだった

はじまりのうた(2013年製作の映画)

5.0

好きすぎて何回見たことか…
人生で好きな映画ベスト5に入る
サントラも大好き
イヤホン共有しながら夜のニューヨークを歩くシーンは最高
スティーブ役のジェームズコーデンもハマり役すぎる

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.8

本当の怪物は人間かもしれない

是枝監督の『怪物』がきっかけで見た一本

散り行く花(1919年製作の映画)

4.5

絶望の中に輝く微かな光の儚さ…

限られた表現の中で一際強調された顔の演技が圧巻

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

映画が公開されて以来何回見たことか

人って全部分かり合えないことが当たり前だし、頭ではわかっているけど、その事実にふと絶望したり
でもだからこそ誰かと生きることに意味があるのかもしれないと思ったり
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

個人的にはめちゃくちゃ好き

スピルバーグが新たに解釈したことで、キャラクターの感情やストーリーが場面の映像とよりドラマチックにマッチしてたことが良かった

ダンスシーンで2人が出会う時、周りが踊り狂
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

感想が書けない
言葉が、見終わった後の感情に全く追いつかない

そんな中唯一言える感想としては、
「さけどころウエダの自販機でコーラ買ったことある?
何回かに一回、あったかいコーラ出るよね」
のセリフ
>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

3.8

偉そうなこと言えないけど、「物語が先行して役者が演技する」よりも「役者の演技に物語がついてくる」感じがした

全編即興演技のリアリティ感と人の表情の移り変わりに迫力があって完全に振り回された

パッシ
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

人生で3回目の鑑賞

序盤ウエストサイドストーリーを彷彿とさせるような屋上のシーンが好き

目先の利益とか周りの目とか気にする暇なんて人生にない
自分の心に従って生きたい、そして目の前の小さな幸せに気
>>続きを読む

イカボード先生のこわい森の夜/イカボードとトード氏(1949年製作の映画)

3.8

後半イカボード氏編の、ラスト5分くらいのクライマックスが急展開すぎて好き

アリス(1988年製作の映画)

4.0

小学生くらいの頃、家から一番近い◯ィレヴァンのブラウン管でずーっと流れてて、DVD欲しかったけど買えなかったことを思い出した

一面の砂場をひたすら走るウサギのシーンがやたらと頭に残ってて、今見てもそ
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

登場人物たちが1人ずつ尋問を受ける時に座る椅子の後ろにあるナイフのオブジェの歯が、そこに座った人に向いている描写がまさにknives out

と同時に、そこに座っていない唯一の人物=knivesのオ
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.0

全てが凄すぎる

マンションの一室と、隣の家の窓の中という場面の少なさでこれだけのストーリーができるなんて凄すぎる

隣人の部屋を覗くシーンでフレーム内フレームが生かされつつ、主人公がカメラマンという
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.9

悲しみも悩みも孤独も誰かと分け合えば半分こ
自分を見失いそうになった時また見たい

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

ポップでコメディ、ほんの少し哀愁のある世界感がザ・ウェスって感じで大好き

人生遅咲きでもいい
思ってもみなかったことが起きた時、それを楽しめる人でありたい

相変わらずサントラ最高

RRR(2022年製作の映画)

4.5

エンドロールでこんなに感情昂ったの初めて!!!

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.0

物語の層が分厚すぎて完全に振り回された!

冒頭、主人公が秘書と話してる場面で、ビルの中の描写とビルから出た後の描写で、彼らを取り囲む人混みの人たちが全く入れ替わってるトリックを大学の授業で教わった
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

きっと自分の中にもいるミー坊を大切にしたい
映画のあったかさに癒される

セブン(1995年製作の映画)

3.8

90年代に撮ったとは思えないほど映像が綺麗
映像のトーンが暗いから気味悪く赤が映えてて臨場感ある

YouTuberのすぐわかるおさんの解説動画を見て、自分なりの正義を全うするミルズ刑事と犯人のジョン
>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

登場人物全員が誰かに縛られ、求め、求められ、離れ去っていく
その循環が加速しても、時間の流れは変わらないし人生は続いていく

挿入歌と湿度感じる映像がめちゃくちゃ合ってて好き

ピクニック(1936年製作の映画)

3.8

この時代、ブランコ漕いでる人の顔どうやって撮影してるの!?
iPhoneで撮ったんか!?

恋する惑星(1994年製作の映画)

5.0

夏に見たい一本

ノスタルジックで疾走感のある作品

「特別な人」と出会うことを、「街ですれ違う見知らぬ人」の時から遡ることで、過去と未来の繋がりにノスタルジーを感じるのかもしれない

劇伴とオープニ
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

なんとなく感じた違和感の真実に気づいた時が一番恐怖を感じる

バッと切り替わる一瞬のシーンがそのまま脳に焼き付く感じが印象的

みのミュージックの考察動画みてやっと怖くなった

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

一番ゾクっとしたシーンはやっぱり牢屋の一番端っこの部屋でただ突っ立ってこっちを見てるレクター博士でした

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

主人公ゴーディと仲間たち、エース率いる不良グループの対比が良かった

ゴーディたちは皆性格も一癖あってバラバラだけど、お互いに弱さを見せ合うことで深い友情が生まれている

エースたちは割とみんな似たよ
>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.8

芸能の世界、光と闇

生まれながらに運命が決まっているのだとしたら、それは逃れられない宿命なのか、もしくは自分が望んだ選択なのか

夢のような悪夢のような3時間

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.5

物事は全てケ・セラ・セラ

オープニングのオーケストラのシーンがあることで、"観客"という認識になり映画の一連を俯瞰して楽しめた

音楽が映える演出によって、ミュージカルのような盛り上がりを感じた

サイコ(1960年製作の映画)

4.2

グロいシーンは一切ないのに恐怖を煽られる感覚がたまらない!

役者の静かで緩急ある演技と、モノクロで映える光の陰影

世界観でホラーを作り出している至高の作品だと思います

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

ダークなミッドナイト・イン・パリ(?)
ホラーかサスペンスか、個人的にはどっちかに振り切ってほしかったな